社会人になる前の最後の旅

BEAUTIFUL STORIES #13 / LOVABLE USELESS #77

社会人になる前の最後の旅

Contributed by ROSE BUD

By / 2020.12.23


旅先で美しい景色に出会うと、思わず心がゆさぶられる。感動したり、興奮したり、思わず涙したり。世界中にはまだまだ知らない美しい景色が溢れている。「Beautiful Stories」では、ROSE BUDの旅好きスタッフたちが出会った特別な景色とその時に感じたリアルな気分をお届けします! 今回は、ROSE BUD アシスタントバイヤーのAyaka Suginoさんの旅。



息をのむほどの感動と神聖な空気




私が21歳の時、10日間程LAへ旅に出た。1年間のアメリカ留学から帰国して短大を卒業した年で、「社会に出てちゃんと働き始める前に最後に思いっきり西海岸を満喫したい」という思いで出かけたのだ。当時は就職活動に対して嫌悪感を抱いていた私は、飲食店のアルバイトで働いていた(今思えばすごくかぶれていたし、マインドが自由すぎた 笑)。でも、この頃には「そろそろ本当に自分が好きで、長く働ける場所で働きたい」と思い、ROSE BUDで面接を受けることだけは決めていた。



私は海が大好きなので、ベニスビーチ、マンハッタンビーチ(個人的にはマンハッタンビーチの方がゆったりしていて好きだった)、おしゃれなストリート"Abbot Kinney St."(レストランや家具屋、雑貨屋がため息が出るほど可愛い)、小旅行でベガス(すべてが映画の世界でそこに居るだけで自分はリッチかと勘違いする)、グラフィティを探しに色々な所へドライブもした。



その中で特に心に残った景色は、2つある。

1、LAに着陸するときにふと外をのぞいた時に、飛行機の窓から見えた、宝箱かのようなアメリカの大きな夜景。


息をのむほど素晴らしい夜景に、心から感動した。日本のどんな高いビルからみる夜景より100倍輝きが増している。こんなに一面ゴールドに光り輝く宝石みたいな景色が飛行機の中から見られるのかと、この先またLAに来ることがあれば絶対に夜着の便にすると誓ったほどだ(笑)。 

2、ダウンタウンから5時間かけて車で行った、サルベーションマウンテン。


周りにはなに一つ建物がない砂漠地帯に、キリストの教えや神への称賛、愛を表現するために、一人のアメリカ人男性によって作られた場所。色使いなども可愛らしいが、同時に神聖な「気」に溢れていた。でも、私はなによりこれを作った彼の神への溢れる愛を感じた。ふと周りを見渡せば砂漠しかなく、不思議な世界に迷い込んだ様な気持ちになった。



旅に出る度に思うのは、小さな島で暮らしている日本から飛び出して非日常な空間で過ごし、その国の日常に浸るだけで、いつもと180度違う考えや視点が持てるということ。だから、旅には可能な限りこれからもたくさん出かけたいといつも思うのだ。日本の良い所にも気づくことができるし、一人旅の時は家族や友達の存在のありがたさにも気付く。私は、奥ゆかしさや、謙虚で居ることが美徳とされる日本の文化もすごく素敵だと思うけど、シャイになる事なく、生き生きと自分らしく、オープンマインドに過ごしている海外の人たちを見ていると、「すごく良いなぁ」とも思う。「常に自分の好きなことを追い続けて、ハッピーで居たい」と海外に行く度に、改めて考えさせられるのだ。



旅での一番の魅力は、現地で出会う人々の優しさやチャーミングさ。すべて、人とのコミュニケーションを通じて感じることが多い。カフェの店員さんから“I love your outfit! Where did you get that?”「その服めっちゃいい!どこで買ったの?」って聞かれたり “Have a wonderful day”「素敵な一日を過ごして」 会話の最後は必ずこのフレーズだったり…。日本ではなかなか生まれない、フレンドリーな一言で、ふと気分が明るくなる会話が好きなのだ。それに加えて、現地の素晴らしい建築物や美しい自然、素敵な絵画や家具など、日本では見られない、そして感じられない胸がきゅんとするような瞬間をたくさん味わいたいのだ。



Profile



Ayaka Sugino(ROSE BUD Assistant Buyer)


福岡県出身。福岡パルコ店で勤務後、大型店での勤務経験を積むことを志望し名古屋タカシマヤゲートタワーモール店のオープニングスタッフとして異動。店長任務後、アシスタントバイヤーとしてこの春上京。どんどん北上してます。海で大好きな90’s R&Bを聴きながら思う存分くつろぐことが、最近の休みの過ごし方。


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