小さな会社のメディアの作り方
Produce Media
Contributed by anna magazine
By / 2017.10.31
それを伝えるための本『小さな会社のメディアの作り方』、制作中!
創刊から4年、私たちはこれまで10冊の『anna magazine』を世に送り出してきました。今では「annaのファンです!」と言ってくれる人たちも増えてきて、世間にもそれなりに認知してもらえるようになったかなと感じています。思えば創刊前……、annaのような雑誌は果たしてニーズがあるのか?とか、金銭的にうまくやり繰りできるのか? とか、いろいろな不安要素がありました。そういった難題を一つずつクリアしていって、ようやくアメリカ取材へGO! と浮かれ気分で現地入りしたら、それはそれでまた大変なことがいっぱい。宿泊場所がなかなか決まらない夜は心細くなり、延々と変わらない景色を見ながらの長距離移動には飽き飽き、そして連日味の濃いジャンク食事には胃が根をあげる。誰にも負けないくらいアメリカが好き! 取材が好き! と自負していても、辛いことが続くとさすがに「も〜」ってなることもあります、もちろん。でも、ですよ! その先には絶対HAPPYな出来事が起こるんです、不思議と。現地の人々との刺激的な出会いもそうですし、何気ないアメリカの日常風景を見て妙に興奮したり……。とにかく取材を終えれば、いい取材だったって、いっつも思えるんです。そのHAPPYな発見を多くの人たちと共感したい、ただそれだけの思いで、私たちはこれまでメディアを作り続けてきました。そして、4年間の制作を通してみて、メディア作りってそんなに難しいことじゃないのかもしれない。って最近は思えるようになったんです。『小さな会社のメディアの作り方』。今、制作しているこの書籍に、私たちがこれまで発行してきた『anna magazine』のバックグラウンドを全て詰め込んで、メディア作りのイロハや楽しさを伝えていきたいと考えています。「メディアづくりって、やっぱり楽しい!」。きっと誰もがそう思えるに違いないから。
VOICE:anna magazine編集部からのメッセージ
■VOICE1 anna magazine編集長 須藤亮
4年前に、小さなクリエイティブカンパニー“mo green”が立ち上げたカルチャー雑誌『anna magazine』。アメリカの何気ない風景や、あたりまえの日常をたくさん切り取ったこの本には、流行やイメージだけにとどまらない、西海岸を中心にしたアメリカのリアルなカルチャーが描かれています。発行から4年、熱狂的なファンを中心に、『anna magazine』の読者は着実に増えてきました。本当に小さな会社の、ほんの数人のメンバーがつくったメディアが少しずつ世の中に評価されてきたのです。大きな資本がある会社だったり、大手出版社じゃなくたって、アイデアと情熱さえあれば、影響力のあるメディアを立ち上げることができる。そんなことを実感した4年間でした。その立ち上げと制作の過程では、たくさんの大切な人々の出会いがありました。そうした一つ一つの小さな出会いを、少しずつていねいに繋げていくことで、anna magazineは少しずつ、誰かの心を動かすメディアへと育ってきました。人と人の気持ちがつながるよろこび。そうしたつながりが、新たな価値を生み出すよろこび。そしてなにより、誰かの心を揺さぶるメディアをつくるというよろこび。そんな特別で、情熱的で、大変だけど感動的なメディアづくりのプロセスを知っていただきたくて、今、メディア作りのノウハウを伝えるための本、「小さな会社のメディアの作り方」を制作しています。このメディアに関わっていただいたあらゆる大切な人々のリアルな声を詰め込んで、苦しくも楽しい、メディアづくりのリアルなだいごみを伝えていきたいと思います。小さな会社だって、仲間だって、自分一人だって、メディアを立ち上げることができるんだ!!そうして、ちょっとだけ世界を変えることだってできます。(あくまでも少しだけ、ですが)そんな風に思っていただけたら幸いです。近々、発売します! 多分……。
■VOICE2 エディター溝口加奈
anna magazineは共感してくれる仲間と読者によって作られ、価値が生まれる。適材適所の役割、anna magazineフィルターを通した取材や情報の編集によってできる媒体の魅力。その過程全てがメディアづくりのだいごみ。
■VOICE3 エディター木村慶
annaは僕と世界を繋げてくれた雑誌。取材では毎回、刺激的な場面、素晴らしい人たちとの出逢いがありました。号を追うごとに雑誌作りの仲間が増え、annaのカラーが出てきたのは面白い経験でした。
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anna magazine
「anna magazine」は、ファッションからライフスタイルまで、ビーチを愛する女の子のためのカルチャーマガジン。そして、「anna magazine」はいつでも旅をしています。見知らぬ場所へ行く本当の面白さを、驚きや感動を求めるたくさんの女の子たちに伝えるために。