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LUKE magazine SECOND ISSUE
取材者紹介 #3
Contributed by LUKE magazine
By / 2021.07.28
さまざまな業種で活躍するサーティーエイジャーズたちに、何を考えて仕事に向き合っているのか? 何を目的に仕事をしているのか? 将来の夢などについてインタビューをしました。また「the moment. 働く現場。」と題し、新進気鋭の写真家6名による写真も掲載。
今回は全3回に渡って、LUKE MAGAZINE最新号でインタビューに協力して下さった、21名のサーティーエイジャーズをご紹介します。
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#15
30歳で初めての就職。家族を守るために働く。
介護士
袴田哲文
20代はさまざまなアルバイトを渡り歩き、30歳でパートナーとの結婚を機に初めての就職をした袴田さん。初めは介護士として施設に勤務していましたが、現在は訪問介護士として利用者の方の自宅を回って介護をしているそうです。前の職場は残業なども多かったそうですが、自分のペースで働けるなどの観点から訪問介護を選択。もともとライブハウスでのアルバイト経験などがあり、音楽好きな利用者の方とのコミュニケーションなどが仕事の楽しみのひとつだそうです。
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#16
やりたいことが仕事につながって、これからは社会に貢献する作品を。
映像ディレクター
Foolish
Chilly Sourchに所属し、ミュージックビデオ、ブランドムービー、WEB広告の映像ディレクター、カメラマンなどを務めています。依頼内容に目を通し、自分のできることであれば基本的にすべて引き受けるというスタンスで仕事に臨んでいるそうです。専門学校を卒業後、実家で鍼灸師として働き始め「独立してお金持ちになりたい」という野望が沸き上がり、音楽イベントを企画や、自身のブログで好きな音楽についての記事などを書き始める。そして3年間勤めた鍼灸師を辞め、状況しウェブメディアのライターとして活動を開始されました。そこで働きながら、映像ディエクターの知人の手伝いをしながらスキルを身につけたそうです。
https://vimeo.com/foolish5884
https://www.instagram.com/foolish5884/
https://twitter.com/Foolish5884New
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#17
水産業は、こんなに面白い。「かっこよくて、稼げて、革新的な水産業」に向かって。
一般社団法人フィッシャーマンジャパン 事務局長代理
松本裕也
「漁業をカッコよく」をコンセプトに日本の水産業を盛り上げるべく、地域や業種の枠を超えてさまざまな領域で活動する団体、フィッシャーマンジャパンに所属。宮城県石巻市に住み、リモートワークをしながら、並行してフィッシャーマンジャパンの活動にも力を入れています。松本さんがフィッシャーマンジャパンの活動に関わるようになったきっかけは、勤務している企業が東日本大震災をはじめとする復興支援に取り組んでいたから。水産業には「3K=きつい、きたない、危険」と言われており、働き手が増えない現状に悩まされているそうです。その中で松本さんが所属する、フィッシャーマンジャパンは、若い世代で水産業に対するイメージを変えていこうと「新3K=かっこいい、稼げる、革新的」をビジョンに活動に取り組んでいます。
https://fishermanjapan.com
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#18
湯を沸かし、人をつなぐ。走る銭湯は世界へ。
移動式銭湯
三宅天真
2018年から改造したトラックの荷台部分で湯を沸かし、街中でゲリラ的に足湯を提供している「移動式銭湯」と名付けたアート活動をしています。当時は埼玉に住んでいた三宅さんは、都内でライターとして働きながら毎週末に渋谷センター街までトラックを走らせていました。この活動を世界中で行おうと、2000年4月には渡英の下準備までしていたもののコロナによって中止になってしまいます。この頃には当時勤めていた会社も退職したため、この機会に日本を旅することを決意。学生の頃から旅好きだった三宅さんは、海外に足を運ぶうちに日本の文化が秘めた可能性に気付くことができ、日本のお風呂文化で人と人をつなぐ、現在のアート活動を始めたそうです。
https://www.instagram.com/mobilesento/
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#19
世界に挑戦!可能性はそこにある。
スペイン語通訳・動画編集
山中敦史
幼少期よりサッカー漬けの日々を送り、2012年から2018年にかけて中南米のチームでサッカー選手として活躍をしていた山中さん。中南米でプレーすることになったきっかけは、2011年に開催されたコバ・アメリカのアルゼンチン大会。南米の代表チーム同士での試合でパラグアイの力強いプレースタイルに魅了され、大学を中退しアルバイトで渡航資金を貯めて南米に飛び立つことを決意しました。しかし、パラグアイのチームに所属し3年目で試合に出場するチャンスになかなか恵まれず、チームのメンバーの助言を受けて、北中米・カリブ海のリーグを目指すことに。再び単身でドミニカ共和国に渡り、中南米を渡り歩きながらサッカーをプレーされました。今は海外での経験を活かし、通訳と英語講座の動画をYouTubeで配信中。
https://www.youtube.com/playlist?list=UUNj09DYvRfuRJ0TlfczFO6g
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#20
異国の地で発展するラーメンの未来。
ラーメン屋「ramen RAIJIN」オーナー
吉田洋史
カナダのトロントにあるラーメン店「ramen RAIJIN」オーナー。グループ会社やセントラルキッチンなど4事業所を統括されています。トロントでラーメン店経営を始めたのは、2010年3月にワーキングホリデーを経験したことがきっかけです。しばらくアメリカで過ごし、住みやすいと感じワークビザを取得し、長期間生活することを決意されました。学生時代のラーメン店でのアルバイト経験を活かし、バンクーバーのラーメン店に勤務。そして勤務していたラーメン店がトロントに進出するタイミングで、立ち上げを任され共同経営という形で現在の活動に至ります。
http://zakkushi.com/raijin/
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#21
ローカルのコーヒーショップから町を盛り上げる。
Push & Pour Coffeeオーナー
ルーカス・エルレバッハ
アメリカのアイダホ州ボイジーという街で、Push & Pour Coffeeというコーヒーショップを経営しており、現在は3店舗目をオープンするために試行錯誤している最中だそう。ポートランドに住んでいるとき、近隣にコーヒーショップが多く、コーヒーの魅力に取り憑かてしまったそうです。例えばローカルのアーティストの作品が飾ってあったり、近所の住民の憩いの場としても機能するようなお店をボイジーにもつくりたいという思いでお店を立ち上げました。もともとスケーターとして朝から晩までスケボーに明け暮れる生活を続けており、コーヒーショップを経営するノウハウはありませんでした。しかし、スケーターや地元の仲間に協力してもらいお店をオープン。そこにはスケーターとして培ったDIY精神が活かされているそうです。
https://www.pushandpour.com
概要はこちら
取材者紹介 #1
取材者紹介 #2
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Writer
-
LUKE magazine
「anna magazine」から飛び出した、男の子のためのミックスマガジン、それが「LUKE magazine」。「世界は、アメリカは、僕たちが考えているより、ずっと広い!」を合言葉に、アメリカを中心に世界のあらゆるカルチャーを発信。誰もがワクワクできるコンテンツを提供します。
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