フロリダノート

フロリダノート

Photos, essay by T. T. Tanaka

Local / mar.05.2018

フロリダ。名前は聞くけどどこ? どうやっていくの? 遠そう。。

アメリカ合衆国の南東の角にある半島なんだけど、日本からはざっくりいうと直行便がないから、ヨーロッパの色々な国にパリやフランクフルトで乗り継いで行く感じに近い。同じ国内だから移動は感覚的には簡単だし言語はずっと英語で変わることはない。アメリカ大陸は巨大だから日本からは、なるべく国内の乗り継ぎの距離が少なくてすむ目的地に近い大きめの都市まで飛ぶと時間も節約できるし便利だね。フロリダへはテキサス州ダラス とか、ジョージア州アトランタとか。もうちょい長くなるけどシカゴとかニューヨークからも選択肢ね。



フロリダはアメリカの50ある州のひとつ。巨大な半島で北のジャクソンビル(Jacksonville)から南のマイアミ(Miami)までは500㎞以上あるからちょうど東京~青森間くらいの距離だよね。

半島の真ん中には人口200万人超える大都市オーランド(Orlando)がある。ディズニーワールドやユニバーサルスタジオがある。緯度的には日本の奄美大島あたり。だから基本あたたかいというかホットだね。 フロリダ州は太陽いっぱい。ニックネームでサンシャインステート。

半島なんだけど日本の半島のイメージとは全然違って面白い。東海岸はずーっと大西洋 (Atlantic ocean)に面しているし西はずーっとメキシコ湾に面しているんだけど、山は皆無でほとんど平ら。一番高いところで50mちょいしかない。日本の多くの半島が高低差があって急な坂が多いのとは対照的だ。

土は内陸でも真っ白。かつて海底の珊瑚だった名残り。だから天気がいいときらきら光っている。

そしてこれも日本にはあまり数はないんだけどここには1000以上の泉(スプリング)がある。こんこんと白い砂の中からすき通る水がわいていて川に流れ込んでいる。地中にはあちこちに地下水が流れている洞窟があって大きいのは戦艦大和がすっぽり入る!ものもあっていまだにその複雑な流れは解明されていない。

大きなリゾート地や都市もあるけど、川沿い、海沿い、沢山の湖に面したところに可愛い町が点在していて楽しい。結構歴史もあるんだよ。かつてはスペインが支配していたし、そのはるか前はアメリカインディアンが住んでいて何カ所もその跡を知ることができる。古い町も多いしアンティーク屋さんもたくさんあるね。

大都市Miamiは南東の隅にあって600万人も住んでいる。大リゾート市でカリブ海クルーズも出ている。 国道1号というのは一番古い国道だけど、アメリカの北のカナダ国境からずーっと走ってニューヨークを通過してずんずん南下、Miamiを通って、サンゴ礁の島々 (Florida Keys)をつなぎ、海上をKey Westまで走っている。
キューバまで140kmというKey Westには「老人と海」小説を書いたヘミングウェイの住居が残っていて彼の愛した六本指猫ちゃんの子孫が沢山生活していて会うことができます。何とKey Westまでかつて海上を蒸気機関車が走っていた時期がある。古い鉄橋は今でもKeysに残されていて州立公園でたっぷり泳げるよ。エイ(マンタ)やカジキも棲んでいるよ。
そしてフロリダには様々な自然の広大な州立公園が170以上もあって気軽に自然を大満喫できる。更にマイアミのすぐ西には何と東京都の3倍弱!のとんでもない大きさの国立公園(エバーグレイズ)がある。大湿地帯 で大サバンナ自然が広がっている。まさか先進国アメリカにこんな自然があるなんてと腰を抜かしちゃう。。 アメリカは大陸なんだということを痛感する。 出会うことは奇跡に近い数十頭しかいないパンサーも住んでいるし、ワニやカメやペリカンをはじめ様々のいきものや植物たちにはフツーの空間で出会えるよ。 ジュゴンの親戚でかわいい目でのんびり泳ぐマナティーも半島の沿岸から淡水の泉まで往復している。こんな自然の中でフツーの生活をしている人々に、街に、いきものに、自然に触れるのは楽しい。

日本人などアジア系とDNAが通じているアメリカインディアンたちも数部族住んでいるし、明治以降に日本人が移住して開拓して貢献したところも残っている。
東海岸には宇宙への発射基地、アメリカ最古の都市St. Augustine(セントオーガスティン)、車のレースで有名なDaytonaビーチ、ゴルフ場テニスコートも沢山あります。
西海岸は綺麗なビーチが広がってサンセットが素敵。ペリカンもイルカも多く見られ、 カキやカニも色々ね。そう、だからフロリダは映画でも昔から沢山登場してきたんだよ。
ちょっとした「!」を楽しめるContainer読者にはお薦めね。 私自身が住んだこともあり、何回も訪問しているので、 これから色々紹介していきます~!! 楽しみに


フォト、エッセイ by T. T. Tanaka



イラスト、ロゴデザイン by 瀧口希望

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