都会で感じるchillax。GREENROOM FESTIVAL’19イベントレポート

Contributed by anna magazine

Local / 2019.06.14

2019年5月25日(土)・26日(日)、横浜の赤レンガ地区野外特設会場にて「GREENROOM FESTIVAL’19」が開かれました!
GREENROOM FESTIVALは“Save The Beach, Save The Ocean”をテーマに掲げた今年で15回目を迎える日本最大級のサーフカルチャーフェス。





当日は、15周年という節目を祝うような快晴、最高気温30度を記録する夏日のなか、たまに吹き抜けるそよ風が気持ちいい絶好のフェス日和となりました。

会場は超満員! 特に盛り上がりを見せていたのが、チケットがなくても入ることのできる“SURF MARKET”エリア。約86店舗にも及ぶブランドが出店し、人気アパレルブランドのブースでは、ビーチや自然をモチーフとしたフォトスポットや、サスティナブルやエコロジカルといったムードが漂い、環境を守るための活動にも積極的なGREENROOMらしい風通しのいいコンテンツが印象的でした。







また、注目すべきは赤レンガ倉庫2Fのギャラリースペースで展開されたアートセクション。広い海や眩しい太陽、ビーチカルチャー、サーフカルチャーをルーツにもつアーティストたちのユニークな作品の数々を前にすると、まるで都会にいることを忘れてどこか遠くのビーチにいるような、爽やかなトリップ感がありました。在廊しているアーティストも多数いたので、作品に対する熱い思いを聞くことができたり、作品のファン同士新たなコミュニティが生まれたりと、人のあたたかさに触れることができる大満足の展示スペースでした。







最後に、毎年多くのファンが心待ちにしているミュージックステージでは、国内外のトップアーティストが圧巻のステージを披露。特筆すべきは、各日のメインアクトを務めたグラミー賞受賞の米・テキサス出身の新世代ソウル・シンガーLeon Bridgesと、メロウでカラフルなソングライティングと甘いヴォーカル、またトラックメイカーとしても注目の新鋭Tom Misch。天気に恵まれた両日とも、陽が沈んでいくの横目に、全身で浴びたメロウでソウルフルなステージは、どこまでも広がっていく海を前にしているような、そんな開放感に満ち溢れていました。


Tom Misch
© GREENROOM FESTIVAL’19

都内から30分、どんなフェスよりも抜群にアクセスがいいにもかかわらず、忙しない都会の空気や時間の流れを一切感じさせない夢のようなGREENROOM FESTIVAL。太陽と夕日をいっぱいに浴びながら、肩肘を張らずにアートからファッション、音楽まで存分に楽しむことができるこの空間は、まるでchill out(落ち着く)とrelax(リラックスする)を合わせた言葉「chillax」を立体化させたような特別な体験でした。

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