Travel is ENCOUNTERS
“Florida, また逢う日まで”
フロリダ II 篇 #71
Photos, essay by T. T. Tanaka
Local / 2024.02.22
“水辺のみんな”
今回のフロリダの旅もそろそろ終わり・・ フロリダの平らな半島の真ん中あたりはあちこちに湖があってそういう水辺に身をのんびり置いて溶かしてから帰りたくなる。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
フロリダ大学キャンパスから8km東にあるNewnans (ニューナンズ)Lakeに行ってみる。ちょい曇り。
カーブしている州道26号の脇をそれてまっすぐそのまんま突き進むと湖に向かう。それるとすぐ鹿の標識に遭遇してウキウキしてくる。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
視界に飛び込んできた真っ赤な宝石みたいな鳥(Cardinal—ショウジョウコウカンチョウ)。大きな糸杉の枝を行ったり来たり。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
特に観光地というわけじゃない湖畔なんだけどのんびり周遊できて大好きなんだ。目の前に気持ちよく広がる湖は幅2kmくらい、一番深くって3.6m, 平均水深1.5m。大昔、水位は一年を通して激しく変動していたんだけど人々の手が入って落ち着いた。周りの川から集まった水は主にPaynes Prairie(ペインズプレイリー)というちょっと南の湿原に流れ出てゆく。岸辺は浅瀬まで糸杉がこんな感じで大きくずらーっと育っている。垂れ下がるスペイン苔が見事よね。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
じっと動かないから気づかなかったシロサギ君。お魚目当てにやってきたのね。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
ローカルの釣り客のおじさん。ここはLarge Mouth Bass(大口バス), Black Crappie, Channel Catfish(ナマズ), Blue Gill(ブルーギル), Redear Sunfish(サンフィッシュ)などいろいろ育っている。Large Mouth Bassは大きいのでは5.3kg! のものも最近キャッチされているんだ。ブルーギルやサンフィッシュ、クラッピーなど小さめのお魚はフライして結構美味しいのでねらい目よね。おじさんもバケツの釣ったサンフィッシュ指さしてニッコリ。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
あら、公園の入口のファミリー。
「こんにちは~。いいお天気ですね~ ピクニック?」
「おー。ありがとう。この子はここの水辺大好きなんだ。今日はいい天気だからみんなでのんびりランチだよー。」
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
水の中の立ち木。そっと近くに黒いサギ。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
羽をのばしたり動かしたり、乾かしたり元気一杯の水鳥たち。いろんなシルエットが見えて楽しい。この子は今にも飛び立ちそうなんだけど、じっと・・・
湖を渡ってくる風が気持ちいい。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
いました、いました!
結構大きなアリゲーター(ワニ)!
背中を少し見せながら長ーい。3mくらいはあるかしらね。
何年前だろう。初めてこの姿を水面に見たときは本当にびっくりした。
まさかこんな当たり前に湖にいるのにも、泳ぐ姿にも・・。
泳ぐのとめると頭だけ浮くんだ。
フロリダにきたらこの姿に会わないとね。
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
Newnans Lake, Florida, USA by T. T. Tanaka
そのワニちゃんの後ろからバシャバシャーーーと水音がすると思ったら、えーーーー。大きな姿が何かわからなかった。
羽を広げて休んでいた鵜が水に浮かんだと思ったら離陸してゆく~。
すご。こんなダイナミックな離陸・・。
“Cross Creek”
Cross Creek, Florida, USA by T. T. Tanaka
そしてCross Creek(クロスクリーク)へやってきた。二つの湖、Lake Orange と Lochloosa lakeをつないでいるクリーク。ゆったりゆったり水が流れる。鏡のように静かで木々の茂みと空を映し出す。橋の上から深呼吸。
Cross Creek, Florida, USA by T. T. Tanaka
この橋のすぐ近くに1952年からある老舗レストラン、“Yearling” (イヤリング=動物の一歳児の意) 。フロリダ ローカルの美味しいお野菜やフルーツ、お肉やシーフード、それに蛙の足やワニの尻尾など(意外に美味しい)もメニューにあるんだ。ライブミュージックのブルースも合わせて楽しむことができる。今回はスケジュール合わず・・・(涙)
Cross Creek, Florida, USA by T. T. Tanaka
さびた鉄板のコカ・コーラのロゴも風格よね。
Cross Creek, Florida, USA by T. T. Tanaka
橋から降りると目の前をクリークが流れてゆく。水辺のおうちたちが可愛い。庭先につないである船で二つの湖をいったりきたりできる。木々の葉っぱの音も、鳥の声もいろいろまざって素敵な空気が流れている。
Cross Creek, Florida, USA by T. T. Tanaka
糸杉(Cypress trees)は水辺でとっても大きく育つんだけど、幹はこんな感じでカーブしている。スペイン苔も元気いっぱいさがっている。
Hawthorne, Florida, USA by T. T. Tanaka
このクリーク沿いにはFISH CAMP場がいくつかあるんだ。ここはTWIN LAKES FISH CAMP。釣りしてバーベキューして泊ることができるんだね。ちょっと下見にお邪魔してみよーっと。前から気になっていたし・・
Hawthorne, Florida, USA by T. T. Tanaka
あらー。看板の上に飛び跳ねてきたような魚。これ、Large Mouth Bassね。
Hawthorne, Florida, USA by T. T. Tanaka
かっこいい~!
これ、ピックアップ(トラック)のリアウィンドウにペイントしてある。アメリカ国旗とアメリカ国鳥の白頭鷲ね。ドライバーさんにウィンク、彼は親指で返礼。緑の林の中にゆったりパーキングできるのよね。
Hawthorne, Florida, USA by T. T. Tanaka
奥にいくとボートランプがあって、引っぱってきたボートをそのまま斜めに水に進水させられる。鳥のさえずりの中、ボートにのって釣りに出陣。キャンピングカーでそのまま泊まるもよし、キャビンで泊るもよし。何泊かしてのんびりアドベンチャーもいいなあー。
Hawthorne, Florida, USA by T. T. Tanaka
おー、やっぱり、ワニに注意よねー。
浮草が水面いっぱいに育っているけど、この中を浮かべたボートが進んでゆくんだね。
Hawthorne, Florida, USA by T. T. Tanaka
ワンちゃん連れも多いからね。ちゃんと後始末しなきゃね。かわいいサイン。
Hawthorne, Florida, USA by T. T. Tanaka
と、突然かわいいワンちゃんが僕のところまでラッシュしてきてこんにちは。
人懐っこくってこんな感じ。なでなでしてあげたんだけど、もっとしてくれー。
「いいねー。ボートに一緒に乗るんだね。はしゃいで水に飛び込んだりしないんだよ。いってらっしゃいー。」
“Craft Beer and a Dream”
お日様の下、水辺を思いっきりのんびり歩いてダウンタウンに戻ってきたら芳しい香りが・・
まだ明るくてレストランに行くにはちょい早い・・ ので、その前に立ち寄りちょい飲みもいいよね・・
Gainesville, Florida, USA by T. T. Tanaka
つい入ってしまったお店、“Harry’s Seafood Bar and Grille” 天井にシーリングファン、ほんのりついた灯り。カフェみたいな雰囲気で人々の話し声の中にグラスやお皿の音が気持ちよくまざる。
Gainesville, Florida, USA by T. T. Tanaka
フロリダの太陽の余韻にひたりたいと思っていたところに、目に飛び込んできたイエローラベルのクラフトビール小瓶。これだと思って注文。SAMUEL ADAMS(サミュエル・アダムス)というのはアメリカで一番飲まれているクラフトビールのブランドとのこと。ボストンラガーを標榜していてそのサマーエールという限定版。オレンジとレモンとライムの皮をブレンドして西アフリカのペッパーをスパイスとして加えてあるみたい。おっ! すっきり、きりっと飲みやすい!
ベンチシートに身を沈めて目をつぶると、お日様の香りとともにフロリダの旅の日々が頭を駆け巡ってきた。
※日本でも最近増えて700ぐらいクラフトビールの醸造所があるようなんだけど、なんとアメリカは1970年代後半の解禁以降一気に醸造所がふえ、今、9000以上!! が競いあっている。フロリダ州だけで400ぐらいあるらしい。知らなかった!
Gainesville, Florida, USA by T. T. Tanaka
そしておつまみ(を超えてるじゃん、これ!) ShrimpとScallop (エビとホタテ)のニューオリンズ(ルイジアナ州)スタイルのこがし焼き。それに流行りのお野菜ケールをベーコンと一緒にいためたCollard Greens(カラードグリーン)をつけてもらう。フロリダシーフードがニューオリンズスタイルで決まっていて嬉しい。
Gainesville, Florida, USA by T. T. Tanaka
っと、もう一種類、クラフトビール小瓶を・・・ 目を引いて選んじゃったのが力強い鱒のイラストの “Two Hearted IPA”
いやーこれ、苦みしっかり(7%)、ドライでシトラスの香りもあって素晴らしい。ピリッとして旨味が効いたシーフードともぴったり。これ、北の五大湖ミシガン湖の近くのビールなんだけど、フロリダと縁のある釣り好きアーネスト・ヘミングウェイ、彼の小説「Big Two-Hearted River」の鱒釣りにちなんでいるみたいなんだ。飲みごたえのある力強いビール。なんと、2018年にクラフトビールファンが選ぶ飲みたいベストワンに選ばれているんだ。クラフトビールにはいろんなストーリーがあって面白い。さ、じゃ、そろそろレストランに向かおーっと。
Gainesville, Florida, USA by T. T. Tanaka
最後の夜は帰り支度もあるし、朝早いし、カジュアルに・・ 悩んで選んだのが学生たちに人気のメニューもあるにぎやかなお肉のレストラン、Texas Roadhouse.
扉をあけるとあちこちで響く歓声。このお店オリジナルの “CACTUS BLOSSOM” (サボテンのつぼみ) が運ばれてゆくたび、大受け。まるまるのオニオンがお花のように満開状態。こんがりフライされてソースをつけて食べる。掌より大きく広がっていて度肝ぬかれるものね。
Gainesville, Florida, USA by T. T. Tanaka
そしてミートコンボ。ホコホコ、アチチのクリスピーなチキンと、直火で焼いて網目焦げ目付きのジューシーなビーフ。
Gainesville, Florida, USA by T. T. Tanaka
御利口さんに選んだドリンクはアメリカ定番のレモネード。氷いっぱい。レッドラズベリーがブレンドされていている。シュワ―がいいのよね。プチプチ、弾ける泡に思い出す波、大西洋、メキシコ湾・・・ もう帰らねば・・
Florida, USA by T. T. Tanaka
荷造り終えてやっと眠りに・・。
最後の晩にほんのり浮かぶランプの光・・
Florida, USA by T. T. Tanaka
眠りについてホヨホヨ・・・むにゃむにゃ・・
夢に出てきたフロリダで合った可愛いお魚さん、かわいい・・
チックタック、時計になってるじゃん
Florida, USA by T. T. Tanaka
っと思ったら、えーーー
メキシコ湾にいるサメになっちゃったよー
歯がこわいー
Florida, USA by T. T. Tanaka
な、なにーーー
いきなり、ワニ(alligator)になっちゃったよーー。
湖に泳いでいたし、フロリダ大学のアメフットはGatorsだったしー
わー、ワニのまわりでお魚さんが遊んでいるよ~
不思議の国のアリス湖 Lake Alice in Wonderland、よかったってばー
ありがとーっていってるってばー 助けてーっ
気が付いたら最後の朝が近づいてきているのであった・・・
“Paynes Prairie” (ペインズプレイリー湿原)
最後の日、頑張ってまだ暗いうちに車を出した。Paynes Prairieを見てから帰りたい。
Paynes Prairie, Florida, USA by T. T. Tanaka
夜明け前のロードサイド。パームツリーがほんのり姿を現してきた。
まだ少ない車の流れ。そのたびに、ヘッドライトが、テールランプが走ってゆく。
Paynes Prairie, Florida, USA by T. T. Tanaka
湿原の低いところから東の空をみていると空がオレンジ色にそまってきた。
あ、あがってきたね。お日様。
Paynes Prairie, Florida, USA by T. T. Tanaka
日がどんどん上る。目覚めた鳥たちが空高く飛び出した。ここは州立保護区にもなっていて、野生のバイソンや馬も戻ってきている。1700年代半ばまで先住民達が往き来していたが、その後牧場になり、1970年にフロリダ州のものとなった。徐々に、湖からの元の流れを再現したり生き物たちを再導入してヨーロッパ系植民開始前の状態にまで近づけてきている。300種近い鳥たちも元気いっぱい。カエル、亀、蛇、ワニたちもね。15mの高さの展望塔も行くことができる。
Paynes Prairie, Florida, USA by T. T. Tanaka
湿原の緑も空の色もどんどん明るく元気になってきた。
Paynes Prairie, Florida, USA by T. T. Tanaka
湿原のトレイルを歩いていたら親子づれの鹿さんたちが・・・
つつつっと姿を現したまだ若い鹿が僕としばし目があった。耳を立ててじっと。
そしてピョンピョンと跳ねてスペイン苔の育つ林の中に消えていった。
君に会えてよかった。
人の棲む畑にはこないでそのままたくましく元気で育ってね。
フロリダ、また逢う日まで。
※来月からは、えっ! 意外なところ****に訪問します。お楽しみに~
“Florida, また逢う日まで”
フロリダのふつうの湖たちがとっても好きです。
その多くの水脈は相互につながっていたりする。今回のNewnans Lakeは幅2kmくらいもあるからもし日本にあったらその大きさからして昔からきっと名所になっていると思うんだ。でも、ここでは普通に存在していて、ワニちゃん、亀ちゃん、蛙ちゃん、鳥ちゃん、お魚さんたちの楽園になってきた。ごく最近の2000年にたまたま水位がかなり低くなった時に55艘の古いカヌーがみつかった。なんとそのうち41艘は紀元前2300~5000年!!のものであった(2001年にNational Register of Historic Places--国の歴史的登録場所に)。そして、この湖から出てゆく主な水の流れも近年になって開拓前のオリジナルの水の流れに修正されてPaynes Prairie湿原に流れ込むようになった。もとあったものがみつかるし、もとあったものに戻すし・・・
二つの湖をつなぐ水の流れに面したCross Creekというたった7世帯の村が有名になったのは1938年に発表された児童文学小説 “The Yearling”「子鹿物語」(「仔鹿物語」とか「鹿と少年」とも訳されている) がきっかけ。ピューリツァ賞を受賞された女性作家Marjorie Kinnan Rawlings(マージョリー・キナン・ローリングス)が住んでおられたからなのだ。このエリアでは今でも朝や夕方に鹿たちとよく遭遇する。「小鹿物語」の舞台は開拓時代のここなのだ。父と母と少年の一家。父が森の中で狩猟中に猛毒のガラガラヘビに噛まれてしまう。父は急ぎ近くにいた雌鹿を殺し、その鹿の肝臓で毒を吸い出して九死に一生を得る。雌鹿のそばには子鹿がいたのだ。少年はかわいそうに思ったその子鹿を飼い始める。小鹿は大切に可愛いがられて大きくなってゆく。しかし、大人になると一家の大切な畑の作物を食べてしまうようになる。飼うのをやめて森に放っても戻ってきてしまうし、柵を作っても飛び越えて食べ荒らしてしまう。ついに母親は銃を放つのだが死なせられず・・・。ついに少年が自ら撃ち殺すことに。悲しみにくれた少年は家出し、カヌーで川を下ってゆく。途中で沈没して船に助けられる。そしてある日、家に帰ってきた少年の心は大人に成長していた・・・。
人間として生きていくことの意味、生き物の命のこと、人と生き物との関係、命の軽重など・・・巡り巡って、今の時代。自分たちが生きていくためとして自分たち以外の人達を殺しあったりしている。この自然の中でさまざまな命に出会い、また、長い歴史の中のさまざまな人々の命のことにも触れると、改めて深く考えさせられたのだった。
※この児童小説は1946年に映画化もされグレゴリー・ペックが主演している。また、NHKでアニメ化され1983-84年に放映された。
さて、今回のNo. 63~No. 71までのフロリダII. アメリカ最南部に突き出たフロリダ半島の大西洋に面した東海岸からスワニー川沿い400kmを下りメキシコ湾面する西海岸まで到達。そこから半島中心部のフロリダ大学のあるGainesville付近まで反時計回りに戻ってくるルートだった。どこもみずみずしい自然にあふれ、同時にヨーロッパからの開拓民と先住民、黒人たちの足跡がヴィヴィッドに残るところだった。大西洋側にあった砦、100年前の鉄路、大水源のOkefenokee Swamp, 作曲家S. フォスターの記録, Lower Suwannee 国立野生動物保護区、3000年前の貝塚と冬至夏至を示す円形遺跡、Cedar Keyという小さな港町, キャンパスの真ん中にある湖を守ったフロリダ大学、小さなアンティークの町Micanopy, トキやペリカンの元気な姿や、自然や人々の足跡を後世に残していこうと頑張っているいろんな人たちの笑顔・・・
ありがとう。フロリダ。また逢う日まで。
Photos, essay by T. T. Tanaka
※来月からはえっ! 意外なところ****に訪問します。お楽しみに~
Photos, essay by T. T. Tanaka
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T.T.Tanaka
のっぽの体形からつけられたニックネーム、トーキョータワータナカ。出身は兵庫県。フォトグラファー/エッセイスト。今までに30ヶ国以上を旅してきている。アメリカではフロリダ州などに在住経験あり。マーケティングの世界に身を置きながら同時にフォトグラファーとして国内外で活動してきている。国内外各地の風景、街、人、いきものたちのお茶目なサプライズを自由に切り取って写真制作および展示、スライドショーを展開してきている。写真集ENCOUNTERSシリーズ(Ⅰ,II,Ⅲ,Ⅳ,V,VI,VII;日本カメラ社)は幅広いファンから愛されている。最新刊ENCOUNTERS in Pakistan (みつばち文庫)は子供たちのピュアな笑いがいっぱい。