奥渋マップ Vol.16
Contributed by Takashi Suzuki
Local / 2018.03.26
僕たちの大切な地元、奥渋の魅力をどんどん紹介していきたいと思います。
今週も張り切ってまいります‼
今回訪れたお店は、ジャズ喫茶「SWING」
東急本店通りを渋谷方面から代々木八幡方面に5分ほど歩くと、左手の歩道上に置看板が見えてきます。
この看板が目印です☝
看板の上には、写真付きで紹介されたメニューボードが置かれています。
一目瞭然で、わかりやすいですね◎
お店が入っているビルエントランスの様子。
早速、4階を目指します‼
エレベーターを降りて右手にお店はあります☝
レコードとコーヒーのイラストが描かれた看板が目印。
いよいよ入店です。
初めての訪問、心が躍ります。
思い切って扉を開けてみると、まず目に飛び込んできたのは
モスグリーンの壁に飾られたアート作品。
トロンボーンを持つ男が夕日に照らされている様子が描かれています。
哀愁漂う雰囲気が渋くてかっこいい。
「SWING」の名の通り、軽快なスイングジャズが流れる店内。
ビンテージスピーカーは、その大きさだけでなく、音もクリアで迫力があります。
ギターやトロンボーン、クラリネットなど楽器もディスプレイされています。
看板犬もお出迎え‼
店内は、カウンター席とテーブル席が合わせて20席ほど用意されています。
カウンタースペースの奥には、ずらりとレコードが。壮観です。
びっしりと並んだヴィンテージレコードの数々。
レコード棚の上には真空管のアンプとレコードジャケットがディスプレイされています。
書棚スペースもあります。
ジャズを聴きながら読書に耽るのもありですね。
メニューを拝見。
ホットコーヒーからビール、カクテル、ワインまで幅広くラインナップされています。
東京で北海道名物のコアップガラナがメニューに乗っているお店は珍しいですね?
マスターの鈴木興さんによると、オススメドリンクはハイボールとのこと。
アメリカのウイスキーで濃いめに作るこだわりの一杯です☝
裏面には、フードメニューが記載されています。
お酒に合うおつまみからスイーツ、ランチタイムのカレーなど
マスター、自慢の逸品が勢ぞろいしています。
フードのオススメは、ランチタイムのカレー2種。
スパイスを炒って香ばしく仕上げた黒いカレー、
昔ながらの家庭的な黄色いカレー、
対照的な2種類のカレーはどちらもおいしそう‼
次回はランチタイムに伺って、是非食べてみたいと思います。
今日は、ホットコーヒー☕をオーダー。
ソファ席でゆったりとくつろぎながら、コーヒーを飲んでホッと一息。
ジャズに耳を傾けながら、とても心地よい時間を過ごすことができました。
マスターの鈴木興さんは、現役のトロンボーン奏者。
ミュージシャン活動の傍ら、3年半ほど前に「SWING」をオープン。
「僕が若い頃、渋谷には何軒もジャズ喫茶があり、とても賑わっていました。その中に『スイング』というお店があり、大好きで足繁く通っていたのですが、時代の流れもあり、残念ながら閉店を余儀無くされてしまったんです。その後も『スイング』のことがずっと心に残っていて、将来お店を構えるなら渋谷で『スイング』の名前を受け継ぎたいと考えるようになりました」
そして、今はなき「スイング」の関係者にお話を通し、名前を正式に受け継ぐ形でお店をスタートさせたと言います。
開業に至るまでの思い出深いエピソードに感動してしまいました‼
渋谷に絶対的なこだわりを持つ「SWING」。
ここで奥渋の印象を聞いてみました。
「このエリアは、チェーン店が少なく、個人商店が多く集まっているところがいいですね。ひとつひとつのお店に個性があって、面白いです」
やはり奥渋の魅力は個性的なお店の数々にありますよね。
マスターとのお話も楽しく、ついつい長居してしまいました。
極上のジャズとおいしいコーヒー、お酒を堪能できる、渋谷では貴重なスポット。
お店では、月に1度ジャズライブも行われています。
ジャズに酔いしれるも良し。
ランチでカレーを楽しむも良し。
喫茶店としてコーヒーとスイーツを楽しむも良し。
バーとしてお酒とおつまみを楽しむも良し。
月に1度のライブを楽しむも良し。
お昼12時から23時までの通し営業なので
自分にぴったりな過ごし方が必ず見つかます。
あなたなりの楽しみ方で「SWING」の魅力を味わってみてください‼
16 ジャズ喫茶「SWING」
住所:渋谷区神山町16-4 ヴィラ メトロポリス 4B
営業時間:12:00〜23:00 (日曜・祝日は20:00まで)
定休日:木曜、第2・第4日曜
電話番号:03-5790-9544
HP:https://www.shibuya-swing.com
―――――――――――――――――――――――――
アーカイブはこちら
Tag
Writer
-
Takashi Suzuki