奥渋マップ Vol.22

Contributed by anna magazine

Local / 2018.05.10

東急本店から本店通りを代々木八幡方面に歩いて行くと、「奥渋」と書かれたたくさんの黄色い旗?があちこちにかかげられています?? 奥渋のメインストリートである「神山商店街」には、これまで奥渋マップで紹介してきた「魚力」や「堀内ベーカリー」、「Coffee Supreme Tokyo」☕など、新旧問わずたくさんの魅力的なお店が立ち並びます✨



今回は、奥渋を語る上で絶対に外すことのできないスポット「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(シブヤ パブリッシング アンド ブックセラーズ/以下SPBS)」にお邪魔してきました❗ SPBSは、代表・福井盛太さんの「そこで作られたものが、その場所で手に入るような本屋があったら面白いんじゃないか」という想いからスタートしました☝『出版する本屋』をコンセプトに、それを体現するため、表通りから店舗と出版社のオフィスの両方が見え、店舗からオフィスが、オフィスからも店舗が見えるような建物のつくりをしています。大型書店とは一線を画した、作り手と買い手が身近に感じられる本屋を目指したといいます。



カテゴリーごとに編集されている棚の本は、店舗のスタッフが自らセレクトしています☺ 書籍のPOPづくりや陳列もすべて店舗スタッフが行うのは、何度足を運んでも楽しくて新たな発見ができる出会いの場にしたいという熱い想いから書棚を見渡すと、他ではあまり見かけない本や、デザインの美しい本、気になるタイトルの書籍などが、工夫を凝らして並べられています。眺めるだけでも飽きがこなくて、時間がいくらあっても足りないほど。



「いわゆる“ベストセラー”を平積みするのではなく、奥渋に訪れるみなさまに興味や発見の入り口となるような出会いを提供したいという想いで本をセレクトしています」と広報担当の方は言います。



絵本のコーナーには子供だけではなく、大人も楽しめる絵本がセレクトされています。 懐かしの『はらぺこあおむし』や、世界中で人気の『スヌーピー』などが並び、子供の頃を思い出して懐かしくなったり、今も読んでみたいと思う絵本があったりと大人の私でも楽しめます。



特に気になったのは、外国人の方も楽しめるような「日本の文化が感じられる書籍」がセレクトされた棚。妖怪ものなど、目をひくビジュアルの本が多く並べられているのが印象的です」

SPBSが奥渋に店舗を構えてから10年。創業当初は、近くに事務所をもつ制作会社や大手テレビ局の方が、資料となる写真集や芸術本を求めて来店することが多く、洋書や専門書を多く取り揃えていたそうですが、2011年3月に起きた東日本大震災をきっかけに、消費者のライフスタイルが一変し、本のセレクトも変わってきたといいます。

「震災後に高まった“丁寧な暮らし”を求める風潮が、奥渋の雰囲気とも合致したため、ライフスタイルに寄り添ったセレクトが中心になっていきました。近隣に続々とカフェがオープンしたことも、良い相乗効果を生み出したのではと思っています」と話していました❗





そんなSPBSでは書籍だけではなく、雑貨も取り扱っています オンとオフを意識したという棚には、文房具✏仕事のシーンで活躍しそうなものと、部屋の中でリラックスできるようなアイテムが並びます。私は仕事用の文房具を買いによく行きます。



さらにシーズンごとのフェアも数多く行っていて、お邪魔した際には「靴下フェア」が開催中でした。 春夏の足元を見せるコーディネートにぴったりのユニークな靴下が並び、さらにそのそばには配色にまつわる書籍が…。靴下と一緒に本も手に取りたくなる演出です✨



入り口付近でもPOP-UPが開催されています。 今回のPOP-UPでは「野外アクティビティのすすめ」と題し、初夏を楽しむためのアウトドア用品や、思わず外にでかけたくなるような本を紹介しています。



さらにSPBS?のお客様をイメージしてセレクトされたという古着も並び、「本屋」の枠を超えて日常生活をトータルで提案してくれます。



入り口付近に、SPBSの出版物である『ATLANTIS zine』を見つけました。これは元『TRANZIT』の編集長が、新雑誌『ATLANTIS』を創刊するまでを追ったzineで、「雑誌が売れない」と言われているこの時代になぜ雑誌づくりに取り組むのか❓雑誌づくりのプロセスや、雑誌編集にかける想いを事細かに紹介する全6巻の新ドキュメンタリーです? 1巻ごとに版型も、だんだんと雑誌に近づいていき、雑誌づくりの真髄を知ることができます。

新たな出会いと発見に満ちあふれたSPBS。心くすぐられるような出会いを求め、引き続き、プライベートでもたくさん利用させていただきます。

22.SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
住所:東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F
電話:03-5465-0588
営業時間: 月~土 11:00‐23:00 / 日 11:00‐22:00
(イベント等により変更あり)不定休
HP: https://www.shibuyabooks.co.jp/
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