映画を楽しもう、ドライブインシアターで!

Contributed by LUKE magazine

Local / 2020.12.05

こんにちは、編集部の石塚です。

11月21〜22日、長井海の手公園特設会場で開催されたドライブインシアター「B-THEATER
の初日にContainer編集部も遊びに行ってきました!

このプロジェクトは「もっと、ずっと、映画を。」というコンセプトのもと、株式会社ビームス、株式会社コスモ・コミュニケーションズ、株式会社つみき(Filmarks)、株式会社トランジットジェネラルオフィスの4社共同により始動した映画産業の支援プロジェクトです。
このプロジェクトを通して得た収益の一部は、ミニシアター・エイド基金へ寄付され、苦境に立つ映画産業に大いに貢献しています。



2部制で行われましたが、僕たちは2部の『シング・ストリート 未来へのうた』を鑑賞することに。
19時過ぎに開場となりゲートへ向かうと、まるで本場・アメリカの古いドライブインシアターに来たかのようなきらきら輝くサインボードがお出迎え!



ゲートを通過し、受付を済ませて、いよいよ会場入り!
受付ではなんとオリジナルのノベルティバッグを配られていました!
わざわざかっこいい車で訪れる人たちも多く、いい雰囲気に包まれたこの会場そのものが、まるで映画のワンシーンみたいでした。











今回のイベントは、新型コロナウイルスの感染予防対策もしっかりしていて、なんと食事はスマホのアプリで車にいながら注文することができました。
おまけに注文した食事はスタッフが車まで配達してくれるので、できる限りの接触を抑えつつ、快適に食事を楽しむことができました。
また、受付で配られたノベルティバッグにはステッカーやマスクだけでなく、映画の永遠のお供「ポップコーン」も入ってました!!
ちなみに、配達スタッフのユニフォームもめちゃくちゃかわいかったです!







上映前には、BEAMSコミュニケーションディレクター土井地博氏とキーボーディストKan Sano氏によるトークショーが行われ、その後はアコースティックライブがスタート!
トークやライブの音声はラジオと連動していて、車の中でもしっかりと聞こえるので普通のライブと同じように楽しめます!(もしかしたら音だけならフェスよりいいかも!)
すっかり日が暮れた夜のムードと、Kan Sanoの歌声とジャジーなメロディがあいまって、最高に心地いい時間でした。





ライブの余韻に浸る間もなく、本日のメインコンテンツ、ドライブインシアターがスタート!

『シング・ストリート 未来へのうた』は、アイルランド・ダブリンが舞台の青春音楽映画。
冴えない日々を過ごす少年コナーは、街で見かけた年上のラフィナという女性に恋をしたことがきっかけでバンドを組むことになる…といったあらすじ。

『シング・ストリート 未来へのうた』


音楽を通して、青春を謳歌する彼らのピュアな部分やカッコつけな部分がどことなく共感できて、家族や友情、恋愛においても決してきれいなことばかりではないといったメッセージも感じられました。
とくに、弟のコナーが成長していく様子を見守る兄ブレンダンの心境は、個人的にも心に刺さりました。

また、挿入歌にはDURAN DURANやTHE CLASH、THE CUREなどの曲がふんだんに使われていて、映像とともに80年代の空気をたっぷりと感じられます。





上映後には、拍手喝采の代わりにカーライトを点滅させるのですが、会場中でキラキラとライトが光りまくる風景がとてもきれいでした。
都会では見られないような特別な景色を見られたこともこのイベントならではの体験だったと思います。







会場を後にしてからは、カーステレオでシング・ストリートのサウンドトラックを流して余韻に浸りながら帰りました(笑)。

映画館で観るのももちろん楽しいけれど、普段は味わえない「車で観る映画」というスタイルもとても良かったし、こういう状況下でも安心してみんなで楽しめる今日のようなイベントは、これからもどんどん増えていって欲しいと思います。

最後にひと言。「やっぱり映画は最高!」。


B-THEATER公式サイト
https://b-theater.jp

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