at North Shore
Hotel #13「Backpackers Hawaii」
もっと冒険したい人にはこの宿がおすすめ。
photograph: Mina Soma
text: Akemi Kan
Local / 2018.08.03
ワイキキからノースショアまでは意外と近い。だから日帰りでハレイワ周辺の町を観光するのが一般的だけど、こんなに楽しそうな町をただ通り過ぎるのはもったいない。ワイキキとはひと味違う、レイドバックしたこの町で暮らす日々はどんな感じなんだろう。そんな期待と不安を胸に秘め、数日滞在するのも楽しい。もちろん、選ぶのはリゾートホテルなどではなく、あえてドミトリースタイル。その方が間違いなくディープなノースショアを感じることができる。ビーチの近くにこんな場所あったの? と思わず驚いてしまった「バックパッカーズハワイ」は、 ガイドブックなどでもよく見かけるワイメアビーチのすぐ側。カメハメハハイウェイに面しているので、いつも通っているはずなんだけど、全然知らなかった。敷地内の駐車場に車を停めると、目の前にはハワイの植物たちがお出迎え。本館はここにあり、受付を済ますと、さらに数ブロック先にある宿泊先へと案内してくれる。世界中から訪れた人々と部屋をともにするプランテーションビレッジのほか、仲間だけで過ごせるビーチハウスもあり、希望によって好きなスタイルを選べる。1日30ドルで泊まれる部屋もあるから、長期滞在者や学生にも人気が高い。もちろん、常夏ハワイの雰囲気が大好きな人ばかりだから、泊まっている人もハッピー(というかヒッピー)。いろんな国の人とコミュニケーションが取れるのも、他ではなかなかできない体験だ。土地柄サーファーも多く、サーフボードのレンタルもあり。ボディボードとシュノーケルグッズはデポジットさえ払えば、滞在中は無料で使えるので活用しよう。食事に困っても、近くにスーパーがあるので安心!
Backpackers Hawaii
きっとハイシーズンには多くの若者たちが集まって、夜な夜なパーティが繰り広げられているのかもしれない。
そんな空想を抱いてしまうほど、世界中のバックパッカーが訪れるこの場所は、旅慣れした人ならきっと楽しめる。
ドミトリーの部屋は女性にはなかなかワイルドです。
http://backpackershawaii.com/
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anna magazine
「anna magazine」は、ファッションからライフスタイルまで、ビーチを愛する女の子のためのカルチャーマガジン。そして、「anna magazine」はいつでも旅をしています。見知らぬ場所へ行く本当の面白さを、驚きや感動を求めるたくさんの女の子たちに伝えるために。