Stay in the Moment
豊かなひとときで心身ともに
満たされるホテルステイ
Photo & Text:在本彌生
Local / 2023.12.04
JW マリオット・済州リゾート&スパから望む東シナ海
今取り組んでいる仕事がひと段落したら短い休暇がとれそう…そんなとき、貴方ならどう過ごすだろう。心と身体の緊張を解放して、自らを中から外から良質なもので満たすメンテナンスの時間にできたら、それは理想的な休暇の過ごし方ではないだろうか。
JWマリオットホテル ソウルのスタイリッシュなペントハウス
ホテルでバカンスを過ごす「ホカンス」という言葉も巷で定着しつつあるが、ビジネストリップの宿泊先としてではなく、休養、充電のために、真の意味で快適なサービスを提供してくれるホテルに滞在しながら、満たされた時間を過ごす、それこそが有効な自分へのご褒美といえよう。気分一新で仕事に復帰すれば、よきパフォーマンスを発揮できるというもの。一流のホテルで働くスタッフの洗練された心遣いや気遣いにふれるにつけ、大切な気づきを得ることも多く、さりげなく展示されたアート作品を身近に過ごせるのも豊かな体験となるだろう。
JW マリオット・済州リゾート&スパのカフェラウンジ、さりげなくダミアン・ハーストの作品が配置されている。
マリオット・インターナショナルのハイクラスホテルブランド、JW マリオットは、「Stay in the Moment(ステイ・イン・ザ・モーメト)」アジア太平洋地域キャンペーンを開始した(キャンペーン期間は2023年12月31日まで)。各地のJWマリオットが、ゲストの滞在が満たされた時間となるよう、ゲストに様々な体験プランを提案している。例えば、JWガーデンでオーガニック野菜やハーブをホテルのスタッフ一同で栽培し、つみたてのものをレストランやバーで提供していたり、各ホテルのSpa by JWマリオットでは、リラックスを約束する空間と確かな技術を提供している。パッケージの内容はそれぞれのホテルの個性を活かす形で展開されているので注目したい。「Stay in the Moment」プログラムのパッケージを展開しているのは、JW マリオットホテル ソウル、JW マリオット済州・リゾート&スパ、JW マリオット・ゴア、JW マリオット・ホテル西安などだ。
この「Stay in the Moment(ステイ・イン・ザ・モーメト)」アジア太平洋地域キャンペーン、開催を告知する記者発表会にて、韓国俳優のイ・ミンホ氏を起用したキャンペーン映像が公開された。豪華な韓国ドラマ仕立ての映像は、韓国のセレブリティファミリーの人間模様や苦悩、家族の絆、心を解放し身近な人と過ごす大切な時間の尊さを描きだしている。海を望む大自然や豪邸のロケーションは韓国内のマリオットグループのホテルで撮影された。
記者発表会の会場に登場したイ・ミンホ氏
発表会のトークセッションにイ・ミンホ氏が登壇すると会場は大歓声に包まれた。イ・ミンホ氏はインタビューで「忙しく不規則になりがちな日常をホテル滞在で快適な眠りについてリフレッシュできたら理想的、JWマリオットの提案する「Stay in the Moment」の精神に共感します。一番行ってみたいJWマリオットはJWマリオット・ジェジュです。」と答えていた。
トークセッションで質問に答えるイ・ミンホ氏
白木のあつらえが爽やかなJW マリオット・済州リゾート&スパのレセプション
ホテルで心身のリフレッシュを
<JWマリオット・済州リゾート&スパ>
イ・ミンホ氏も滞在を熱望するJW マリオット・済州リゾート&スパ(https://www.marriott.com/en-us/hotels/cjuju-jw-marriott-jeju-resort-and-spa/)は、特別な時間を約束してくれる素晴らしいホテルだ。
ダイナミックな大海を望む風景に調和するJW マリオット・済州リゾート&スパ
韓国きってのマリンリゾートのデスティネーションとして知られる済州の中でも、静かでダイナミックな自然を満喫できる立地の素晴らしさ。ハイクラスホテルの建築家として知られるビル・ベンスレーが手がけた全施設は、シャープながら自然と融和し広々と伸びやかで、インテリアの色使いの爽やかさに心身を解きほぐされることだろう。
韓国のラッキーカラーであり、済州島名産の柑橘のイメージにも繋がる黄色をあしらった、爽やかなインテリアの客室
スタッフから温かく気配りの行き届いた歓迎をうけ部屋へエスコートされながら足を踏み入れると、そこには心身を解放するための理想的な空間が広がっている。自分のために手にいれるリアルな夢としては最高のシチュエーションではあるまいか…ここまででもすでに満足に値するのだが、ここからはホテルでの心身ともに豊かに満たされる体験、済州ならではの楽しみをご紹介していこう。
ホテルのいたるとろにさりげなくアート作品が配置されている。誰もが作品を間近に楽しめるのが嬉しい。
館内を歩いていると、平面、立体、そのサイズや作家の有名無名を問わず、独自の眼でセレクトされたアート作品がさりげなく展示されている。どの作品もこのホテルの空間の中でいきていて、気構えずに作品を鑑賞できるのがとても良い。ギャラリーやミュージアムに静的に展示されているのとは違った印象を受ける。
JW Gardenでオーガニックに育てている葉物野菜、摘みたてのものをレストランで提供している。
JW マリオット・済州リゾート&スパの「JW Garden」は、ホテルの敷地内にあり、レストラン「ザ・フライング・ホッグ」のシェフが中心となり、スタッフ皆で葉物野菜やハーブを丹精込めて育てている。ここで収穫された鮮度抜群の有機野菜たちがレストランでの食事や朝食メニューで提供されているというから、これこそまさに地産地消だ。
グリル「ザ・フライング・ホッグ」のリンゴとその皮をあしらった鮮魚のカルパッチョ
グリル「ザ・フライング・ホッグ」のローストポークは皮がカリカリとして油っぽさがなく見事な仕上がり
JW マリオット・済州リゾート&スパでの食事はいずれも土地の素材を存分に活かした料理で、味わうほどに舌も体も嬉しい。アフタヌーンティーで提供されるチャーミングなお菓子やアイスクリームに使われているのは地元の牧場から直送された新鮮な牛乳だし、済州名物の柑橘を使った爽やかな味わいのムースもうっとりする味だ。
素材の味を最大限に活かした美しいアフタヌーンティーセット
海に囲まれた済州だけに魚介類のおいしさも堪能していただきたい。特に海女たちが潜って採ってきてくれた極上の鮑はお試しいただきたい。グリル、粥、蒸し物など、各レストランの工夫で、様々なメニューが楽しめる。
朝食でもいただける鮑粥は上品で旨み豊かな味わい
ダイニング「Yeoumul」のとっておきのカウンター
ダイニング「Yeoumul」の季節の蒸し物には松茸が
土鍋炊き込みご飯、この日は甘鯛で
ダイナミックな済州の自然を傍に望みながらのトレイルウォークも是非体験していただきたい。島の風土や文化を歩きながら体感できるオルレ・トレイルは26本あり、島をほぼ一周できる。
オルレ・トレイル7番で見る奇岩と真っ青な海の風景
その中のオルレ・トレイル7番がJW マリオット・済州リゾート&スパと直結しているので、部分的に歩いて気軽なウォーキングを楽しむもよし、半日かけてピクニックしながら豪快な火山岩からなる地形を楽しむのもよし。
屋内スイミングプールにもアート作品が鎮座している。
ホテル内のスイミングプールは屋内外整っていて、水温は適温に調整されているので至極快適。フィットネスルームも充実している上、小さな子供連れのゲストに向けては、充実したプレイルームも用意されている。
屋外で太陽と微風の中行われるヨガクラス
ホテルが企画する野外でのヨガやピラティスのプログラムに参加するのも身体が喜ぶ過ごし方だろう。最高に快適な空間でスパの施術を受けてボディケアを仕上げるのもよい。
極上のリラックスをシティステイで
JWマリオットホテル・ソウル
ソウルの象徴のひとつ、ハンガン(漢江)に夕闇がせまる
カルチャーの先端をいくソウルでの滞在も、JWマリオットホテル・ソウル(https://www.marriott.com/en-us/hotels/seljw-jw-marriott-hotel-seoul/)なら、都心での快適な時間を約束してくれるだろう。
JWマリオットホテル・ソウルのレセプションへのアプローチ
カンナム(江南)に位置し、隣には新世界デパートもある便利な立地、高層階にある快適な客室からは、ソウルの象徴的存在であるハンガン(漢江)が望め都会的な夜景も堪能できる。
MOBO Barのテラス席、グラスを傾けながら夜景を楽しめる
JWマリオットホテル・ソウル内のレストランでの他にはない体験といえば、「TAMAYURA」で煎茶及び抹茶と上生菓子をいただけるコースが設けられていること。
栗を使った美しい菓子、目の前で仕上げ出来立てのものを提供
日本で修行したという料理人の作りだす、季節感あふれる菓子はこの上なく美しく、素材の味を活かした上質な味わいに心が踊る。
丁寧に作られたあずき羊羹は砂糖を使わない優しい甘さ
絶品の抹茶アイスクリーム最中はサクサクした食感が楽しい
茶は八女、宇治から取り寄せられていて、趣ある器の数々も日本から取り寄せられた逸品。疲れも緊張もほぐれる豊かな一服の時間となるだろう。
抹茶を頂くゆとりある時間を持てるしあわせ
身体を動かしたいときは、ホテル内にあるMarquis Fitness Clubへ。非常に規模の大きな施設で、マシンも充実、スカッシュコート、ゴルフシュミレーションマシンに加え、広いプール、入浴施設、サウナも併設されている。
Marquis Fitness Clubのフィットネスマシンとプール
一汗流したら、夕暮れ時にテラスのあるMOBO Barで是非特製のJW Gardenで育てられたハーブを使ったカクテルを。素敵な夜のはじまりを演出してくれるだろう。
都会のオアシス、MOBO Barのバーカウンター
テラスを使ってハーブや野菜を栽培するJW Garden
ローズマリーとバジルを使った、ジンベースの爽やかなカクテル、ハーブはJW Gardenで育ったもの
韓国は日本からの距離的な近さも手伝い、気軽に足を伸ばせる刺激的なデスティネーションと言って良いだろう。快適な滞在とともに、とっておきの韓国を発見したい。
韓国内JW マリオットのStay in the Momentパッケージの詳細
JW マリオットホテル ソウル
https://www.marriott.com/offers/stay-in-the-moment-package-OFF-93569/seljw-jw-marriott-hotel-seoul
JW マリオット・済州リゾート&スパ
Tag
Writer
-
在本彌生(ありもとやよい)
東京生まれ。大学卒業後、外資系航空会社にて乗務員として勤務。機内で会話した乗客からの勧めで写真を撮りはじめる。複数のワークショップに参加後、2002年に初個展「綯交ぜ」を開催。2003年にフォトグラファーとしての活動を開 始、2006年よりフリーランス。 各地の衣食住、文化背景の中にある美と奇妙を求め国内外を奔走し、写真作品を雑誌、書籍、展覧会にて発表している。