奥渋マップ Vol.14
Contributed by anna magazine
Local / 2018.03.10
僕たちの大切な地元、奥渋の魅力をどんどん紹介していきたいと思います。
今週も張り切ってまいります✌
今回訪れたお店は、「ラーメン 已己巳己」
この4字熟語、なんて読むか分かりますか?
正解は「いこみき」です。なかなか珍しい店名ですよね。
ラーメンのナルトマークを連想させます。
最初この漢字を見たとき、僕はまったく読むことができませんでした(笑)
お店は、井の頭通りを挟んでNHKの真向かいに位置しています。
ラーメンと書かれたちょうちんが目印です☝
お店は地下にあります。
いざ入店‼
奥のテーブル席に着地。明るく清潔感のある店内は、女性も気軽に入ることができそうです。席数は、カウンターとテーブルあわせて20席ほどが用意されています。
壁にはカッコいいジャズのイラストが飾られています。いわゆる一般的なラーメン屋のイメージとは、ひと味違ったお洒落な雰囲気です。
店内をじっくり拝見したのち、メニューを確認。
煮干し醤油ラーメンに味噌、タンメンもあります。
トッピングは12種類。豊富なラインナップが魅力的です。店長の菅野慎也さんにオススメを聞くと「煮干し醤油ラーメン 餃子セット」とのこと。僕は無類の煮干しラーメン好きなので、迷うことなくオススメのセットを注文しました。
注文を終えてメニューをあらためてみてみると
「昼時ライス一杯無料」の文字を見逃していました‼
あわててライスも注文。ホッとひと安心。
ガッツリとおなかいっぱい食べたい方には嬉しいサービスですね。ラーメンとライスの炭水化物ダブルヘッダーは僕の大好物の組み合わせです◎
待つこと数分。まずは餃子が到着!
パクリと一口頬張りました。
外は羽根つきでパリッとしていて、中はギュッと餡が詰まっています。野菜と豚肉のバランスがちょうど良いです。
餃子に舌鼓を打っていたところで待望の煮干し醤油ラーメンが運ばれてきました!
茶色く透き通ったスープに中太麺。
トッピングは、メンマ、チャーシュー、ナルト、ほうれん草、海苔、ネギとオーソドックスなラインナップで、いわゆる昔ながらの中華そばを連想させます。
まずはスープを一口。
「うまい!」
煮干しの旨味がしっかりと出ています。
これは麺にも期待が膨らみます。
麺をズズッとひとすすり。
ツルッとコシのある麺がスープとよく合います。
チャーシューの部位は豚の肩ロース。
脂身が少なく、しっかりと食べ応えのあるのに
ホロホロと柔らかく、とろけてしまいます。
スープ、麺、チャーシュー
どれもおいしくて箸とレンゲが止まりません。
額に汗を浮かべながら黙々と食べ続けました。
「ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ!」
「プハー!ごちそうさまでした」
おいしくってスープまで飲み干してしまいました。
そうしたら、器の底からは鳳凰が登場。
なんだか縁起のいい気分になりました。
ラーメンライスの炭水化物ダブルヘッダーを無事に完食し、
お腹も満たされたところで店長の菅野さんに少々お話をお聞きしました。
-お店はいつオープンされたんですか?
「お店は昨年の4月にオープンしたので、もうすぐ1年になります」
-珍しい店名ですが名前の理由はなんですか?
「四字熟語から取りました。已己巳己とは、1字づつ似てはいるが他とは異なるものという意味なので、他のらーめん店とは似て非なるものを提供したいという思いから命名しました」
-奥渋にお店を構えた理由を教えてください。
「もともとこのお店の近くにある『寅や』という串焼きと蕎麦のお店をやっており、近隣にラーメン屋が無かった事と、ラーメン好きのスタッフが多かった事もあり、何かあった時に連携が取れるよう近場にお店を構えました」
-煮干し醤油、味噌、タンメンの3種類がありますが1番人気はどれですか?
「煮干し醤油が一番人気ですね。次にタンメン。味噌は好き嫌いがはっきりしていますね」
-煮干し醤油をつくる上でのこだわりはありますか?
「試作段階で色々ならーめん店を食べ歩いて研究を重ねました。スープは、鶏と豚・野菜の三種類と魚介を合わせた清湯スープ。ラーメンに使用するかえしは自家製。煮干しはうまみを引き出すために弱火でじっくりと油で煮出した香味油を使用。これが美味しさのポイントですね」
ラーメンといえば煮干し系が1番だと僕は思っているのですがなかなか本当に美味しいお店に出会うことができませんでした。久々においしい煮干しラーメンを食べることができて、大満足。夜は大葉餃子とエビ餃子、それにお酒とおつまみなども提供されているそうなのでチョイ飲みもありですね‼
奥渋にラーメン屋があったことにまずは驚きましたが、そこでおいしいラーメンに出会えたことがさらに驚きでした。みなさんも是非味わってみてください。
14 ラーメン 已己巳己
住所:東京都渋谷区神山町6番4号 TANABE BLD BF
営業時間:11:30〜15:00 17:00〜22:00
定休日:日曜、祝
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anna magazine
「anna magazine」は、ファッションからライフスタイルまで、ビーチを愛する女の子のためのカルチャーマガジン。そして、「anna magazine」はいつでも旅をしています。見知らぬ場所へ行く本当の面白さを、驚きや感動を求めるたくさんの女の子たちに伝えるために。