奥渋マップ Vol.08
Contributed by anna magazine
Local / 2018.01.25
今回は、コーヒー器具やハンドクラフトのアイテムを中心にセレクトする雑貨店「MARUTA JOY & Friends」に行ってきました‼
奥渋マップ第1回で、紹介した「Coffee Supreme」のお向かいにあるお店です。
ガラス張りの外観が洒落ていますね。
どんなお店なんだろう。
通りがかりにガラス張りの店内に並べられた商品が気になって、とりあえず入ってみることに。
店内に入ると、「コーヒー飲みます?」とスタッフの松沢さんが温かく迎えてくださいました。
「MARUTA JOY & Friends」では、来店したお客様にコーヒーの試飲サービスを行っているのだとか。
ショットサイズのグラスでコーヒーをテイスティングできます。
美味しいコーヒーを頂きながら、こだわりの詰まったセレクトアイテムの数々を紹介して頂きました。
店内に入り、左手の商品スペース。
壁にかけられているポスターは、「STUMPTOWN PRINTERS」にて活版印刷で制作されたもの。
「STUMPTOWN PRINTERS」は、1991年にポートランドを拠点に創業した印刷工房。
活版印刷を駆使し、ユニークな本やzine、CD、LPジャケットなどを制作しています。
その作品たちは”Look and feel of Portland” と称えられるほど、ポートランドでは代表的な存在とのこと。
クラフト感あふれる個性的なポスターを通して、長い歴史を誇る活版印刷の現在地を感じることが出来るかもしれません◎
日本では、活版印刷で刷られた作品を普段なかなか見る機会があまりないけれど
奥渋で気軽に活版印刷に触れられる場があることは、新たな発見でした‼
さらに、同じ商品スペースの右手には、個性的なサングラスがディスプレイされていました。
「clots」というブランドのサングラスで、
スケートボードの板や合板などを使用して、1点1点ハンドメイドで制作されています。
続いて、店内に入って右手にはコーヒー用品のコーナーがあります。
上段には、CHEMEX® コーヒーメーカー や米国ポートランド生まれのコーヒー器具ブランド「able」社製のステンレスコーヒーフィルター。「Mj&Friends」スタッフの一人である佐藤さんが手がけるブランド「Sugerfive」のCHEMEX®用レザーグリップ。
この棚には、フレンチプレスや藤沢市辻堂にある「27 COFFEE ROASTERS」のコーヒー豆、「able」社製のコーヒーポットなどがバリエーション豊かなラインナップです。
コーヒーを淹れる習慣がない僕にとっては、なじみの薄いアイテムばかりですが、
いつかコーヒー用品を買いそろえて、おいしいコーヒーを毎朝飲む生活を送ってみたいものです‼
店内の奥に徐々に足を運んでいきます。
コーヒー用品の隣には革製品がディスプレイされていました。
スタッフの佐藤さんが手がけるブランド「Sugerfive」のアイテム。
写真右のモノはiPhoneケース。iPhoneは、楽にケースから外して裸で使いたい。
でもヒップなケースが欲しい!というお店の思いから完成したそうです。
さらに店内の奥に進むと
雑誌「TERASU」のコーナーがあります。
アメリカ⻄海岸発のサーフィン、サイクリング、スノーボードなどのアウトドアカルチャーや食文化をテーマとしたライフスタイル誌『TERASU』(http://www.terasu.co/)のオリジナルバッグなどが販売されています。このトートバックはバックパックにもなり、デニム生地のものはこの店でしかでしか手に入らない限定品とのこと。
その他にも店内は、こだわり抜かれた商品の数々がところせましと並んでいて、そのすべてがとても魅力的でした◎
ふと
最後に1つやり残したことを思い出しました‼
お店の軒先に置かれていたこのボード。
コーヒーの淹れ方をスタッフの方に教えていただきながら自分でコーヒーを淹れることができるのとのこと。
早速、チャレンジしてみました‼
まずは、豆選びから☝
「27 COFFEE ROASTERS」の数種類のコーヒー豆から自分好みのものを選ぶことができます。
コーヒー豆の色味を見たり、香りをかいでみたり、豆それぞれに個性があり、それだけでもとても面白かったです。
今日は、松沢さんおススメの「Honduras」を選んでみました。
その場で挽いて頂いた豆をフィルターに注ぎ入れ、いよいよドリップ開始です。
中心を意識しながらやさしくお湯を回し入れます。
お湯を既定の数量まで入れ終え、待つこと数分。
初めて自分で淹れたコーヒーができました☕
早速、飲んでみると
苦みが少なくすっきりとしていて、とても飲みやすい豆でした◎
色んな豆を試して、自分好みの豆を見つけてみるのも楽しいですね。
お店に訪れるお客さんは、外国人や地元の人など様々。
人種も性別も国籍もバラバラなお客様たちが、スタッフとの会話をごく自然に楽しんでいる、
ジャンルレスな雰囲気がとても印象的なお店でした。
このお店が人々のコミュニティーの場として奥渋に根付いているんだなと実感しました。
コーヒー好きはもちろん、いいもの、面白いもの、つくり手が見えるものを知りたい、見つけたいという方におススメします✌
⑧ MARUTA JOY & Friends
住所:東京都渋谷区神山町3-6
電話番号:03-6407-8301
営業時間:11:00~19:00 無休
HP: https://www.marutajoy.co.jp/shopping/
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anna magazine
「anna magazine」は、ファッションからライフスタイルまで、ビーチを愛する女の子のためのカルチャーマガジン。そして、「anna magazine」はいつでも旅をしています。見知らぬ場所へ行く本当の面白さを、驚きや感動を求めるたくさんの女の子たちに伝えるために。