ショップとローカリズム。/THE NORTH FACE#2

Contributed by anna magazine

Local / mar.02.2018



「NEVER STOP EXPLORING」。
”飽くなき探求心”がブランドの理念であり、「都市と自然をつなぐ」を共通コンセプトに個性的なショップを全国各地に展開している『THE NORTH FACE』。同ブランドは、出店するエリアに合わせて“店づくり”のアプローチを変えています。メインカラー、インテリア、BGMなど、“店づくり”に必要不可欠なこれらの要素をどのように組み合わせて、地域の特徴を活かした楽しいショップを演出しているのか? これまでさまざまなショップのVMDを担当してきた駒場靖之さんに聞いてきました! “店づくり”を通じた『THE NORTH FACE』ならではのローカリズムを探る短期連載企画です。
第2回目は、長野県白馬村にある路面店「THE NORTH FACE GRAVITY白馬店」をクローズアップ。国内外問わず多くの観光客が訪れる世界有数のリゾート地、白馬村。「THE NORTH FACE GRAVITY白馬店」では、この地域ならではのアウトドア活動やイベントを開催し、白馬の魅力を発信していました。


春は色とりどりの花に囲まれてハイキング、夏は心地よい風を感じながらキャンプ、秋は赤く染まった紅葉を鑑賞、そして冬になればスキーやスノーボードを思う存分満喫! 四季折々のアクティビティを楽しめる長野県白馬村は、1年を通してアウトドア好き、自然が好きな人々が大勢に訪れる観光名所です。
そんな白馬八方尾根の麓に「THE NORTH FACE GRAVITY白馬店」がオープンしたのは3年前。カリフォルニアの国立公園に必ずある“ビジターセンター”をイメージしたという同店は、白馬の玄関口であるJR白馬駅の前に位置しています。





店内には『THE NORTH FACE』のハイエンドなアウトドアウェアやギア、ライフスタイルにも使えるアイテムなどを豊富に展開。吹き抜けの店内は広々としているため、ローカルの人や遠方から遊びに来た人などが、ゆっくりとショッピングを楽しむことができる空間になっています。
「『THE NORTH FACE GRAVITY白馬店』では、トレッキングをベースに、、ラン、ファストパッキングなど、白馬で楽しめるアクティビティに関連するさまざまなアイテムを取り扱っています。お客さまのなかには、トレッキング前にこのお店に立ち寄って、必要なアイテムをほとんどここで揃えてから山へ出発される方もいらっしゃいます。春夏秋冬、それぞれ全く違ったアクティビティを楽しめる白馬だからこそ、季節に合わせた豊富なラインナップを用意するようにしています」と駒場さんは言います。


白馬の絶景を店内からも眺められるよう、側面に大きなガラスを配置した同店。ショッピングをしながら、白馬の美しい景観を楽しめる嬉しい造りとなっています。晴れた日には、きれいな連邦山の峰々を一望できるんだとか。
「『THE NORTH FACE GRAVITY白馬店』は、お客さまに心からくつろいでもらえるような場所にしたいと考えています。そのため、外観、内観、ディスプレイをきれいに保つことはもちろん、より居心地のよいショップにするため、2階にはゆったりと過ごせるカフェスペースを設けています。コーヒーを飲みながら、白馬の自然を店内から眺めてもらう。そんな楽しくてくつろいだ時間をお客さまに過ごしてもらいたいと思っています」。


さらに同店では、さまざまなイベントも開催しています。例えば、冬のイベントなら、整備されていないエリアを滑ってパウダースノーを楽しめるバックカントリー、雪原を滑走するクロスカントリースキーツアーなど。夏のイベントなら、木々に囲まれた山道や見晴らしのよい山の峰を歩くトレッキングツアーなど、参加者たちが白馬の自然を肌で体感できるイベントが充実しています。そして、それぞれのイベントをアテンドするのは、アクティビティに精通したスタッフの方々。
「スタッフ全員、山が好きなんですよね。だから、販売員として店頭に立つだけではなくて、ツアーガイドとしても活躍してもらっています。みんなアウトドアスポーツの魅力を広めたい! とか、好きな遊びを存分に満喫してもらいたい! とか、白馬の良さをより身近に感じてもらいたい! とか……。それぞれに強い想いを持っているから、お店の雰囲気もいいんです。陳列している商品の魅力も語れるけど、『THE NORTH FACE GRAVITY白馬店』のスタッフはそれだけじゃない。山の話や趣味の話などの会話で、お客さまとよく盛り上がっていますよ」。


白馬の玄関口にあり、豊かな自然に囲まれた『THE NORTH FACE GRAVITY白馬店』。気持ちのいい景色と居心地のいいショップ、そうしたいくつもの要素がより快適で楽しい白馬での時間を、来店した人たちに提供しています。なにより、ここで働くスタッフたちが一丸となって、ローカルの人や観光で来る人たちとつながることで、この地域をより元気で魅力的な街にしているのかもしれません。
ここの自然が大好きなスタッフたちが、さまざまなアクティビティを通じて、地域の魅力を伝える。その彼らの強い想いが、この店を訪れるたくさんの人たちの思い出づくりにも一役買っているようです。

【profile】
お店づくりについて教えてくれた人・駒場靖之さん
『THE NORTH FACE』のVMD担当者。お店づくりの上で大切にしていることは、ストーリーがあるちゃんと中身を伴ったお店にすること。「白馬店には、定年を迎えて白馬に引っ越してきた70歳のスタッフもいます。百名山を全て登った経験もあって、山のアクティビティに精通するコンシェルジェとして活躍してもらっています」。

【shop info】
GRAVITY 白馬店
〒399-9301
長野県北安曇郡白馬村大字北城5930-1
TEL:026-185-2855
OPEN:12:00〜20:00

URL:https://goldwin-blog.jp/entry/?id=the_north_face&kind=brand&sp=39
Instagram:https://www.instagram.com/tnf_gravity_hakuba/

『ショップとローカリズム』の連載記事はコチラから↓
#4 THE NORTH FACE PLAY
http://container-web.jp/local/4419.html

#3THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川店
http://container-web.jp/local/4005.html

#1 THE NORTH FACE/HELLY HANSEN 石垣店
http://container-web.jp/local/3471.html

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