たった一言、されど一言!

Contributed by anna magazine

Pick-up a day / 2018.04.15

受験生だったころ、
試験の日に近づくと胸の中が不安でいっぱいになった。

あまり人に弱音を吐いたり、相談したりするタチでもないから、
さりげなさを装って、そっと姉に聞いたんだ。
「ねえ、受験のとき不安だった?」って。

アクティブ⛹で自信家で即決派のわたしと違って、
姉はインドアで消極的で優柔不断。
悩むことも多いから、きっと不安だったんじゃないかなと思ったし、
多分そういう返事をもらって「不安に思うのが当たり前なんだ」って
安心したかったんだ。

そしたらなんと、返事はこうだった。
「うーん……でもなんとなく、どうにかなると思ってた」

……あれ❓もしかしてこの人も自信家❓
でも、その返事でどうにかなるような気がしてきたんだ❣

受験✍もぜんぶ終わったあとに(もちろん志望校には合格した✌)
「あのときはありがとう」って伝えたら、姉自身覚えてなかった。
それぐらいさりげない一言だったんだけど、
それがなかったら、きっと違っていたんだ。

anna
have a good day

→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→

まもなく公開される映画『パティ・ケイク$』。ポスターには「あんたがスターだって知ってたよ」の文字。周りから嘲笑の対象として認められてた主人公にとって、この一言はきっと何よりも背中を押したんじゃないかな? なんてポスターだけで色々考えちゃった! 観に行くのがいまからたのしみ。



圧巻のラップシーンと胸を打つサクセスストーリーでサンダンス映画祭を熱狂させた映画『パティ・ケイク$』が2018年4月27日(金)より公開される。

23歳のパティは掃き溜めのような地元ニュージャージーで、呑んだくれの元ロック歌手だった母と、車椅子の祖母との3人暮らし。憧れのラップの神様O-Zのように音楽界で名声を手に入れ、地元を出ることを夢みていた。金ナシ、職ナシ、その見た目からダンボ!と嘲笑されるパティにとって、ヒップホップ音楽は魂の叫びであり、観るものすべての感情を揺さぶる奇跡の秘密兵器だった。ある日、駐車場で繰り広げられていたフリースタイルラップ・バトルに参加。バトル相手を渾身のライムで打ち負かし、諦めかけていた、スターになる夢に再び挑戦する勇気を手に入れる。そんなパティのもとに、正式なオーディションに出場するチャンスが舞い込んでくる。

監督と脚本は、本作が長編デビューのジェレミー・ジャスパー。劇中音楽もすべて彼のオリジナル作成だ。予告編では、女優 ダニエル・マクドナルドが、本作に向けて猛特訓を重ねたラップを披露。さらに今回、祖母ナナを演じるキャシー・モリアーティの声をサンプリングした劇中曲「PBNJ」のミュージックビデオも公開された。



#詳細
映画『パティ・ケイク$』
公開:2018年4月27日(金) HTC渋谷他 全国ロードショー
監督・脚本・オリジナル音楽:ジェレミー・ジャスパー
出演:ダニエル・マクドナルド、ブリジット・エヴァレット、シッダルタ・ダナンジェイ、ママドゥ・アティエ、サー・ンガウジャ、MCライト、キャシー・モリアーティ
提供:フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
原題:PATTICAKE$
© 2017 Twentieth Century Fox

Tag

Writer