歩いて帰ろう。
Contributed by LUKE magazine
Pick-up a day / 2017.12.31
年末、年始をみんなはどのように過ごすのかな❓
帰省? それとも旅行?
家族と過ごす? それとも、友達と過ごす?
人それぞれ、新しい年のスタート?の仕方があると思うけど
オレは実家で家族と一緒に暮らすことにしたんだ。
今回の帰省では、寄り道をしながら
わざとゆっくり時間をかけて帰ったんだ?
その途中で、何度も2017年の記憶を思い出したよ。
友達と過ごした何気ない時間、
旅先での貴重な時間、家族との時間とか
もちろん大なり小なりはあるけれど、
ゆっくり歩きながら1年を振り返ってみて、
本当にいろいろなことがあったんだと、実感できた‼
ゆっくり時間があるときには、
できる限り時間をかけて過去を振り返ってみる。
そんな風に年を締めくくるのも悪くないよね。
More later, my friends?
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正月になれば、多くの人が実家のある故郷で過ごす。地元に一時的に帰って、旧友と呑みに行ったり、両親と近況を話し合いながら晩酌をしたりと、普段の生活とはまた違った時間を思い思いに過ごすのではないだろうか。そうやって、新年へ向けての英気を養っていく。
なかには、一時的な帰省でなく、新年早々に帰郷を始める人たちもいる。銀座にある老舗キャバレー「白いばら」。多くの人に愛され続けてきたこの店が、2018年1月10日に86年という長い歴史に幕を閉じることになった。同店には地方出身のホステスたちが多く働いている。彼女たちは、ゆっくり時間をかけてフロアレディとして活躍した日々を振り返りつつ、実家へ帰郷するのだろうか……。
地方出身のフロアレディが活躍する「白いばら」
惜しまれつつも、1月10日に閉店。
2018年1月10日、銀座の老舗キャバレー「白いばら」が閉店する。昭和6年に創業し、さまざまな人に愛され続けてきた同店。入り口には大きな日本地図が飾られ、そこにはホステスの名前が張り出されている。その地図を見れば、彼女たちそれぞれの出身地がわかり、来店者は同郷のホステスを指名できるシステムとなっている。「あなたの郷里の娘(こ)を呼んでやって下さい」。日本地図の下には、このメッセージが大きく記載されている。ホステスと同じ方言で話し、懐かしい記憶を共有することで会話も一層弾むというわけだ。
昭和の雰囲気を色濃く残す「白いばら」の閉店。
このニュースに、多くのファンから惜しむ声が上がっている。銀座のど真ん中にあり、約100名のフロアレディが活躍していた名店だけに、さまざまな人が足を運んでいた。そして、日本各地から上京し、そこでフロアレディとして働いていた女性たちがいる。1月10日から、彼女たちは一斉に帰省を開始するのだろうか? もしくは、新しいステージに向かうのだろうか? どちらにせよ、長い歴史を誇り、伝統のある老舗が閉店するニュースはどこか寂しいものだ。
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