セッション!

Contributed by LUKE magazine

Pick-up a day / 2018.07.09

気づけば、勝手に体がリズムを刻んでいた!
っていうときあるよね。

休憩時間にふと立ち寄ったカフェのBGMに合わせて
つま先が軽やかなリズムを刻んでいたり、
ドライブ中にラジオから流れてきた新曲に合わせて
指先が小刻みにハンドルを叩いていたりする。

体が勝手にリズムを刻むときのあの感じはきっと、
オレなりの音楽とのセッションなんだと思う。

どこが気に入ったのか、何に共鳴しているのか、
自分でもわかってないことがよくあるんだけど
ひとつの音楽とセッションしているとき、
自然と気分も上がってくるんだ。

ちなみに今日は
ラジオから流れてきた
映画「ロッキー」のテーマソングに合わせて
ひざが勝手にリズムを刻んでいたよ。
鼻歌まで歌いながらさ。

More later, my friends.

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音楽の趣向は人それぞれ違う。ロックが好きな人もいれば、R&Bが好きな人もいれば、クラブミュージックが好きな人もいる。けど、そんなジャンルの趣向を飛び越えて、大ヒットを記録するバンドが稀に登場する。今回紹介する映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」に登場する「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」もそのひとつ。キューバのベテラン歌手や音楽家たちを集めたこのビッグバンドの“アディオス”(さよなら)世界ツアーが今作には収録されている。

伝説の音楽ドキュメンタリー映画の第2作
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」



1999年に全米公開、日本では2000年に公開し大ヒットを記録した、社会現象にもなった伝説の音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』。あれから18年、グループによるステージでの活動に終止符を打つと決めた現メンバーによる“アディオス”(さよなら)世界ツアーを収めた、ヴィム・ヴェンダース製作総指揮の音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』が、7月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開する。



ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブとは
アメリカの偉大なるギタリスト:ライ・クーダーが、キューバを旅した際にセッションした、地元の老ミュージシャンに声をかけ、当時なんと92歳のギタリストを筆頭に、かつて第一線で活躍していたキューバのベテラン歌手や音楽家たちを集めたビッグバンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。1997年に、彼がプロデュースし、発売した同名のアルバムは、ワールド・ミュージックのジャンルとしては異例となる400万枚を売り上げ、世界の音楽シーンに、驚きと至福のセンセーションを巻き起こした。やがてそのアルバム:「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は、グラミー賞を受賞。さらに、名匠ヴィム・ヴェンダースが彼らの音楽と人柄に惚れ込んで監督したドキュメンタリー映画が、全世界で破格のヒットを飛ばし、アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。日本でもミニシアターの枠を超える大ヒットを成し遂げ、その熱狂は、音楽・映画にとどまらず、サルサダンスのブームやキューバレストランの流行、キューバへの直行便の就航が始まるまでの社会現象へと広がることになる。



『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』
公開:7月20日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開http://gaga.ne.jp/buenavista-adios/
製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース 他
監督:ルーシー・ウォーカー
出演:オマーラ・ポルトゥオンド(ヴォーカル)、マヌエル・“エル・グアヒーロ”・ミラバール(トランペット)、バルバリート・トーレス(ラウー)、エリアデス・オチョア(ギター、ヴォーカル)、イブライム・フェレール(ヴォーカル)
原題:Buena Vista Social Club: Adios/2017年/イギリス/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/110分/字幕翻訳:石田泰子
後援:駐日キューバ共和国大使館 インスティトゥト・セルバンテス東京 日本人キューバ移住120周年
配給:ギャガ
© 2017 Broad Green Pictures LLC  gaga.ne.jp/buenavista-adios

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