コーヒー&シガレッツ
Contributed by LUKE magazine
Pick-up a day / 2018.03.30
観るたびに病みつきになっていく映画がある。
オレの場合は、ジム・ジャームッシュの『コーヒー&シガレッツ』
コーヒーを飲みながら、
タバコを吸いながら、
さまざまな登場人物たちが、
ひとクセもふたクセもある会話を繰り広げていく。
コーヒーとタバコにまつわる11のエピソードが
淡々と流れていく構成は、観ていて飽きない。
それどころか、何気ない日常を切り取った風景が観るたび、たまらなく愛おしく思えてくる。
特に、トム・ウェイツとイギー・ポップが出演している
3話目の「カリフォルニアのどこかで」がオレのお気に入り。
薄暗いカフェでコーヒーを飲みながら、音楽をはじめとするさまざまな話で盛り上がるんだけど、
ちょっとした言葉の綾で気まずい雰囲気になり、トムは帰っていく。
1人残されたイギーが、テーブルに置かれたコーヒーデカンタから
自分でお代わりを注ぐ姿がどこか寂しげに映る。
ここが印象的でグッとくるんだよな。
そのほかのエピソードもそれぞれ個性があって、面白いものばかりなんだ。
興味があれば観てみてほしい。
さてと、そろそろコーヒーを入れながらタバコで一服しようかな。
両者の相性は抜群だからね。
More later, my friends.
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相性が抜群と言えば、NY発の人気ブランドrag & bone とサンタクルーズ発のコーヒーブランド、ヴァーヴコーヒーロースターズ(Verve Coffee Roasters)がコラボレーション店舗を発表! この両者の相性も抜群です。
3月30日(金)、rag & bone 表参道店がリニューアルオープン。元々一軒家だった建物を改装した地下1階・地上2階の3階建ての店舗では、メンズとレディースのデニム、フットウェア、アクセサリーまでブランドのフルラインナップを取り扱っています。
今回のリニューアルで地下1階部分をカフェに改装、Verve Coffee Roasters がスペシャルティコーヒーとフードを提供するrag & bone X Verve Coffee Roastersがオープン。
カフェのディレクションはスタイリストの宇佐美陽平氏、ロゴはアーティストのVerdy氏が担当し、キャットストリートというユニークなロケーションに合わせ、Verve Coffee Roasters とrag & bone の両ブランドが調和した心地よいスペースが実現しました。
1950年代のモダニズム建築からヒントを得た空間には、ヴィンテージの北欧家具が並び、ウッドフレームのモルタル製カウンタートップが中央に広がります。その上には、Verve Coffee Roasters のプレミアムドリップコーヒーを楽しめるKees van der Westenのコーヒーマシーンを設置。さらに壁にはニューヨークで今最も注目を浴びているフィルムメーカーアクター、サフディ兄弟の弟、ベニー・サフディ(Benny Safdie)の写真が飾られて、西海岸の緩い空気感を演出しています。
カフェオープンを記念して、Verdy氏デザインのロゴがプリントされた、Tシャツ、スウェットシャツ、マグカップ、タンブラーも限定商品として販売されます。
こちらの店舗では、コーヒーとの相性抜群のアメリカンワッフルも提供。ワッフルシュガーの香ばしい香りが特徴のシュガーワッフル、パルミジャーノチーズをたっぷり生地に練りこんだチーズワッフルなどさまざまなアレンジワッフルがラインナップされています。
注目のスポットがまたひとつ増えました。表参道に行った際は、ぜひチェックを。
香り高いコーヒーと焼きたてサクサクのワッフルを楽しんでみてください!
rag & bone X Verve Coffee Roasters
住所:渋谷区神宮前 5-12-3 B1F
電話:03-6427-5403
営業時間:9:00-19:00
定休日:不定休
rag & bone 表参道店
住所:渋谷区神宮前 5-12-3 1F & 2F
電話:03-6805-1630
営業時間:11:30-19:00
定休日:不定休
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LUKE magazine
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