だから、おれは語りたいんだ!!!
Contributed by LUKE magazine
Pick-up a day / 2017.11.20
急に友だちが❗「部屋に敷くおしゃれなラグ?が欲しい!」なんて言うもんだから、彼女と一緒に街までショッピング??に出かけたんだ。インテリアショップやアパレルショップに入っては「もっと色がきれいな方がいい?」とか、「もっとアンティークなデザインの方がいい?」とか、二人でブツブツ相談しながら、いろいろなショップを回ってたんだ。
そして、あれはランチ?の後に行ったショップだから、5件目に訪れたショップかな。少し街外れにある、小さなアンティークショップに入った時のこと。髪の毛をきれいに整えて、ビンテージのショップコート?をさらっと羽織った60歳くらいのオーナーが一人でやりくりしていたんだけど、このオヤジが最高にカッコよかった!? そのルックスもそうなんだけど、ショップにラインナップされているラグの年代、製造工程、エピソードなど、いろいろなうんちくを語れる姿に惚れ惚れしてしまったよ?。もし懐に余裕があったなら、その友だちじゃなくておれの方が散財?してしまうんじゃないかってくらい、その言葉には妙な説得力があったんだ。気づけば、横にいる友だちも目がハート?になっていたよ。
モノについてアツく語れる奴って、男から見ても女から見ても、やっぱりかっこいいんだよな。アイテムのファブリックやエピソードについてを、今後はおれも語っていこうと思ったよ、煙たがられるくらいにさ。そのためにも、まずは身近なアイテムから、もっと強いこだわりを持って揃えていくつもりだぜ??
More later, my friends?
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「A.P.C.」創始者ジャン・トゥイトゥが語る、キルトストーリー。
私にとってキルトとは、本質的に過去とリンクするものです。それは私たちが使い込んだファブリック、余ってしまったファブリック、つまり過去のファブリックからできています。ある意味、陶器が古い歴史とリンクするのに対し、キルトは同時代の歴史とリンクするといえます。キルトにはマルセル・プルーストの“失われた時を求めて”の登場人物に因んだ名を付けることにしました。なぜなら、キルトが経てきた時の流れにふさわしいから、また、母がプルーストの大ファンで、熱心な読者であったから。実のところ、キルトへの愛を私に教えてくれたのが母だったのです。——Jean Touitou
A.P.C. QUILTS
http://www.apcjp.com/jpn/shop/apc/item/list/category_id/486
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