Go for it! キムケイのスケートボード
初心者日記。#5

Contributed by kimura kei

People / 2018.10.18

今回は東北地方最大のスケートパークを
訪ねた時のことをお届けします!

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やっぱり「縁」があるスケートボード

少し前のことになりますが、お盆に親の実家に帰った時のスケートボード体験を書こうと思います。僕の父の実家は山形の寒河江という、さくらんぼで有名な町にあります。お盆の時期になると2年に一回くらい帰省するのですが、山に囲まれた盆地に田んぼが広がるのどかな場所です。そんなところなので、スケートボードとは縁遠い場所とばかり思っていました。
ところが、数年前に新しいサービスエリアが作られ、そこに併設された「最上川ふるさと総合公園」という公園内に巨大な寒河江スケートパークが誕生したのです。東北地方では最大規模、全国的に見てもかなり大きなスケートパークとなっています。

田舎の観光スポットを探していたらたまたま見つけたこのスケートパーク。見つけたからには行かないわけにはいきません。家族が観光をしている間にスケートボードを片手にいざスケートパークへと向かったのでした。

恐るべし山形スケボーキッズ!






とにかく、暑い山形の夏。スケートパークのある公園もかなり広く、お目当てのスケートパークに着く頃には汗でTシャツがぐっしょり。パークの中からはシャーッ、シャーッ、とスケートボードが走る音。見てみると小学生くらいの子供たちが5〜6人滑っていました。親が日影で見守っている光景に、なんだかスケートボードのイメージも変わってきたのかなと思いつつ、小学生たちが軽々と滑っているのにけっこうビビってしまいました。またいつものように輪の中に入っていくのをためらってしまい、パークの隅っこでひとり自主練することに。





パークのコンクリートでできたコースを滑るのは初めてだったので、どんな感じなのかドキドキだったのですが、ボードがいつもの荒れた路面よりスイスイ滑って楽しい! 調子に乗って坂になっている場所を攻めたら転倒。どうやら、僕のボードに乗ってる姿勢はかなりへっぴり腰になっているよう。小学生たちを見てるとみんな前傾姿勢で滑っている。基本のスタンスがなっていないことがここにきてようやく発覚。また、一からボードの乗り方を学ばないといけないいなと思い、決意を新たにしていると、小学生の一人が僕の滑っている方に向かってきて、軽やかに技を決めて去っていきました。完全になめられている。
「いつか見てろよ!」と心の中で叫び、東北最大のスケートパークを後にしたのでした。



本当にそろそろ客観的に見てくれるスケートボード仲間を作らないとと思っているので、次のレポートには僕以外の登場人物も出てくるかもしれません。それでは、また近況をご報告します。


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