作品展「Food On A Model」at CGG
をレポート!
Contributed by anna magazine
People / 2019.05.22
今回の展示のメイン作品となった「Food On A Model」は、POJOさんのモデル友達を彼女自身が撮影したポートレートの上に、薫さんが食材を乗せて再度撮影したアートワーク。
彼女たちの好物や、食事にまつわるストーリーからインスピレーションを受けて選んだカラフルな食材の乗った作品が、ギャラリーを彩りました。
「Food On A Model」の作品以外にも、オードリー・ヘップバーンの写真に食材を乗せてアートワークした薫さんの個人制作「Food On A Photograph」も展示されました。
来場者の中には、
じっくりと作品を見つめている人や、
友達と「かわいい!」と興奮した様子で話している人、
はたまた、
薫さんからひとつひとつ説明を聞いている人もいて、
思い思いに展示を楽しんでいました。
展示されている作品が収録されたZINEとステッカー、期間限定のパーカーなども販売し、大好評!
26日には、薫さんとPOJOさんによるトークセッションを開催。
開演の19時間際には会場は満員に。
オリオンビールにオーガニックワイン、薫さん手作りのキャロットケーキ(すっごくおいしい!)やスパイスナッツを食べながら、わいわい賑やかな雰囲気で2人の登場を心待ちにしていました。
トークセッションでは2人の出会いの話から、コラボレーションする中で大変だったことなどさまざまなことをお互い語りました。
出会いの話の中では、最初にNYの本屋さんで薫さんのZINEを見たというPOJOさんが「言葉にできない!スゴイ!やばい!」と、その時の興奮を再現。すぐにZINEと一緒に置いてあった名刺の連絡先にコンタクトを取ったそうで、メールをもらった薫さんも「POJOの情熱がすごかった」と振り返りました。
また薫さんからは貴重な制作過程や、展示した作品とは別の食材を乗せたバージョンの写真をプロジェクターで写しながら解説が行われ「食材を乗せる場所ひとつでイメージがこんなに変わるのか!」といった驚きの反応が会場からわきあがりました。
少しおどけた表情のPOJOさんの写真が映し出された時は、恥ずかしそうにフードで顔を隠すチャーミングな彼女の姿に会場にいる全員がにっこりしたかと思えば、
気持ちが高まったPOJOさんがもの凄い勢いで話す場面もあり(もちろん英語!)、
通訳のナタリーさんを困らせてしまうほどヒートアップ!
(左:POJO、右:薫)
終了予定時刻がオーバーしてしまうくらい盛り上がったところで、トークセッションは終了。最後に作品をもう一度見たり、薫さんやPOJOさんと記念撮影をしたりして、みなさん名残惜しみつつギャラリーを後にしました。
最終日まで連日たくさんの方が足を運んでくださり、無事5日間の展示が幕を閉じました。
次はNYで展示会の開催を考えているらしく、2人とも笑顔で、また新たな出発に向かって歩き出したのでした。
5月31日発売の「anna magazine vol.13」では今回展示されたメインの8作品と、薫さんとPOJOさん、それぞれの活動や始めたきっかけについて聞いたインタビューが掲載されているので、残念ながら見逃してしまったという方はぜひチェックしてみてください!
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Kaoru
フードスタイリスト。写真の上に直接食べ物や料理などを乗せ、その写真を再度撮影するFood On A Photographの制作を3年半続けている。
Instagram: @foodonaphotograph
HP:https://www.dressthefood.com/
POJO
クリエイター。ボディーイメージやモデル業界での食べ物への考え方などを話し合う、マルチプラットフォームのModels that eatの活動をしている。
Instagram:@models.that.eat
HP: https://www.modelsthateat.com/
Food On A Photograph × Models taht eatに関する記事はこちら
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「anna magazine」は、ファッションからライフスタイルまで、ビーチを愛する女の子のためのカルチャーマガジン。そして、「anna magazine」はいつでも旅をしています。見知らぬ場所へ行く本当の面白さを、驚きや感動を求めるたくさんの女の子たちに伝えるために。