Shazam of the month
5月にShazamした5曲
Contributed by LUKE magazine
People / 2018.06.21
1. Wasn't Looking / ELIZA
Place: Mo-Green
社内で流れていたときに慌ててShazam! まだフィジカルでのリリースがないELIZAという女性アーティストによるこの楽曲は、2018年の上半期で聴いた楽曲の中でもとくに印象に残っている。それだけ心にグッとくる歌声だった。調べてみるとEliza Doolittleという名義でポップソングを歌っていたようだから、もしかしたら改名して路線を変更? とにかく聴き入ってしまう抜群の歌唱力で、今後の活躍を期待させる新たなディーバ誕生の予感!
2. Wish That You Were Mine / The Manhattans
Place: My Home
NYで活躍する日本人ビートメイカー、Gradis Niceが4月に限定リリースしたミックスCD『Sweet Mix』に収録されていた楽曲。このミックスがあまりにも素晴らしくて、片っ端からShazamしました。その中でもとくに大好きだったのがこれ。70年代に活躍したThe Manhattansはソウルシーンでとても人気のあるニュージャージー出身のヴォーカルグループ。ヒップホップのサンプリングネタとしても数多くの楽曲が使用されてるんだって。とにかくメロウで都会的なサウンド。大好きな女の子を助手席に乗せた夜の東京ドライブにぴったりだぜ、男子諸君。
3. You're Something Special / Five Special
Place: My Home
これも上記に挙げたミックスCD『Sweet Mix』に収録されていた。あまりにも良すぎて、このミックス収録曲のレコードを3枚も買ってしまったほど(笑)。Five Specialのこの楽曲が収録されたLPはその中の1枚。70〜80年代に活躍したデトロイトのヴォーカルグループで、この楽曲はヒップホップグループ、Gang Starrの「Mske 'em Pay」でサンプリングされている。これが流れ始めたら、心地の良いスウィートな時間を過ごせることは間違いなし。それがクラブでも自宅でも。LPに収録されていた他の楽曲はディスコサウンドを聴かせてくれるから、休日の昼間からビールを飲みながら気分を上げたいときに聴くのも良いかもね。
4. Black Noise / Adrian Younge
Place: Mo-Green
これも社内にて(笑)。女性スタッフがいつも流しているミックスがツボで、よく仕事中に気分が上がります。Adrian Youngeのことはある程度知っていたつもりだったけど、実はこの作品を聴いたのは初めて。80年代のエレクトロミュージックからもろに影響を受けたようなサウンドが特徴で、生々しいソウルフルな彼の他の作品とはまた違ったエレクトロニックなムード。混沌とした夜中のクラブのフロアの感じ。彼が架空の映画のサントラをコンセプトにして制作した『Something about April』も素晴らしいのでぜひチェックしてみて!
5. Painless Steel Version / APC (prod. Bill Laswell)
Place: agitation free
中目黒にある古着屋「agitation free」にて。このショップはいつも良い音楽が流れてる。先日買い物に行ったときは、ギタリストのArto Lindsayのアルバムが流れていたっけ。この楽曲はフランスのファッションブランド「A.P.C.」が95年にリリースしたコンピ『APC TRACKS VOL 1』に収録。レゲエ?というかダブ。ブランドのイメージとは違ったサウンドだったので、Shazamをして画面が出てきたときにはびっくり。こういう音楽まで取り込んでしまうA.P.C.の懐の深さに改めて感動しました。やっぱりA.P.C.はカッコいい。
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