Shazam of the month.
6月にShazamした5曲
Contributed by LUKE magazine
People / 2018.06.27
1. Maybe / Jamie Isaac
Place: PALETOWN
聴いた瞬間に「なんて美しい音楽なんだ!」と思った。幡ヶ谷の古着屋、PALETOWNで流れていたこの曲は、イギリスのJamie Isaacという24歳の若きアーティストのセカンドアルバム『(04:30)IDLER』(2018年)に収録されている。オレの大好きなKing Kruleと同級生で親友なんだとか。そういえば、King Kruleの本名名義、Archy Marshallのアルバム『A New Place 2 Drown』(2015年)もここで初めて聴いたっけ。このお店でも良い音楽に出会えるってことだね。Jamieの歌声、感情移入してしまうメロディライン、心地よくスウィングするビート。とてつもなくモダンで、愛おしくて美しくて儚い。そんな感じ。最高!
2. Islander Intro / Wiki
Place: In the car
ロケハンへ向かう車の中でフォトグラファーさんが流していた楽曲。Ratking(※NYのヒップホップグループ)のWikiというラッパーのデビューアルバム『No Mountains in Manhattan』(2017年)のオープニング曲だった。1曲目からこんなにかっこいいってことはアルバムへの期待大!? その後、アルバムを通して聴いてダウンロードを決意。Ol' Dirty Bastardに似たカリスマ性を感じました。続く2曲目「Mayer」のミュージックビデオがユニーク!
3. Do It Right / Ben Khan
Place: Forgot
どこでShazamをしたのか忘れてしまったこの曲。平日なのでおそらく会社で流れていたと思うのだが…。改めてShazam上で聴いてさらに好きになってしまった。ファンクなんだけどエレクトロニックで、UKらしい音が聴ける。U2、New Order、PJ Harvey、Nine Inch Nailsなど大物アーティストの作品を手がけてきたMark Elis(愛称:フラッド)がプロデュースを務めているんだって。だから出音の良さも抜群! タイトで繊細な音が出ているんだけどダイナミックさがあるんだよ。ミュージックビデオも最高でしょ?
4. Swim Good / Frank Ocean
Place: My Home
SoundCloud上で、誰かのミックスを流していたときに「あれ、聴いたことあるぞ? 誰の曲だっけ?」と気になってShazamすると、やっぱり。レコードで持っているFrank Oceanの『nostalgia, ULTRA』(2011)に収録されている曲だった。ストリーミング時代と言われている現在だからこそ、限定的なリリースはもちろん、レコードにZINEをくっつけたり、DVD、CD、VHS、レコードが一緒になった作品を発表したり、ユニークな形式で音楽に新たな価値を加えるフレッシュな動き。アーティストとして自身の"見せ方"をきちんとディレクションできている人だなと感心する。
FRANK OCEAN [swim good] from nabil elderkin on Vimeo.
5. Scarlett's Joint / Crayon
Place: My Home
これもSoundCloudでミックスを流していたときに気になった楽曲。あまり情報がなかったので詳しいことは分からなかったんだけど、先日のTAICOCLUBで来日したFKJのレーベル、Roche Musiqueからリリースしているようだ。ジャジーなムードの心地よいビートでシティガールが好きそうなサウンド。品の良いメロディや曲全体のちょっとキラキラしたムードが都会的。洗練された音って感じ。
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