Go for it! キムケイのスケートボード初心者日記 #1
Contributed by kimura kei
People / 2018.04.16
ずっと憧れていたスケートボードに挑戦することにしました。
これから毎月、僕のスケートボードチャレンジをレポートします!
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やるなら今しかない!
スケートボードが気になりだしたのは大学生になったばかりの頃。
それまではスケートボードと言うと小さな子供が近所の友達と滑り始めるイメージだったから、興味はありつつも、今からじゃ遅いよなという気持ちがどこかにあった。小中高とサッカーひと筋だった自分の周りにはスケートボードに乗っている友達がほぼいなかった。
大学生になって色々なことに興味を持ち始めた僕は、好きな雑誌や写真集、映画の中に登場するスケーターのように思い通りに乗ることができたら楽しいだろうなと感じていた。
働き始めてからはanna magazineの海外取材でスケーターと会う機会も多く話してみるとみんな気持ちのいい人たちだったし、自分も一緒に滑れたらもっと仲良くなれそうなのにと、とてももどかしかった。
なのにとにかく腰の重い僕は、スケートボードに乗るタイミングを逃し続けていた。そこで「コンテナー新企画募集!」というタイミングに乗っかって、今回の企画をスタートしたというわけです!
30歳かなり遅いデビューになってしまったけれど、いつかはアメリカ取材でスケーターと滑ることを夢見て連載スタートします!!
期待と不安を胸に、ショップへ!
何はともあれまずはスケートボードがないと始まらないので、
スケートボードを買うことからスタート。
ほとんど知識のない僕。
初心者にも優しくて、なんでも相談できるお店がいいなとあれこれリサーチしてみると、文具店なのにスケートボードも扱っているというユニークなお店「辰巳屋文具店」を発見。初心者にも親切との声も多数。先延ばしにするとまたタイミングを逃してしまいそうな気がして、すぐにお店へ向かう。
編集部のある渋谷から東急東横線に乗って、都立大学駅へ。ちょうど下校時間で制服を着た子たちが横を通り過ぎていくのを横目に駅前商店街から離れた場所へとどんどん歩く。本当にこんなところにスケートショップがあるんだろうかと不安になってきた頃、ようやくお店を発見!
スケートショップというと壁にステッカーがたくさん貼られていたり、お店の前のベンチでスケーターがふざけ合ってるようなイメージ。でも、このお店は「Tatsumi-Ya」と小さく書かれた緑色のひさしが唯一の目印、とてもスケートボードが売っているようには思えない。
中を覗いてみると、文具店にはミスマッチなスケーターファッションに身を包んだ若者が数名。
新参者が入っても大丈夫かなと緊張しながら店内へ。
お店の中は、左半分が文房具、残りの右半分にスケートボード用品が並ぶ、
なんとも不思議な空間。10代くらいのスケーターたちが思い思いにアイテムを選んでいる。
たくさんのスケートボードが並んでいる光景になんだかドキドキ。
奥にいたオーナーらしき人の見るからに優しそうな風貌にほっとひと安心していると、「なにか気になるものあれば声かけてくださいね」と声をかけてくれた。
スケーターたちの前でビギナー感を出すのは少し恥ずかしかったけど、ちゃんと伝えないと始まらない。
「スケートボードを一から始めようと思って、全く知識がないのでどんなものを買ったらいいのか教えてもらえますか」と正直に話してみる。
「友達からおすすめされたブランドとか、雑誌でこの板見たとか、希望はありますか」とオーナー。
「ほとんど下調べせずに勢いで来てしまったので。一から相談したいんです」
「なるほど。なら、時間をかけて説明させていただいた方がいいですね。他のお客さんを対応してから少しお時間いただいてもいいですか?」
すごく親切な対応に感動。
本当に自分のスケボーを手に入れるワクワク感でドキドキが止まらない。
新しいことを始める期待と不安がスケートビデオの中で回転するスケートボードのように、胸の内でくるくる回っていた。
次回は辰巳屋のオーナーにいろいろと相談をしながら、はじめてMYスケートボードを組んだお話しです!
ちなみに木村にスケボーの乗り方を教えてくれる方がいましたら、ぜひCONTAINER編集部(container@mo-green.net)までご連絡ください。それでは、また!
<SHOP INFO>
辰巳屋文具店
(住)〒152-0023 東京都目黒区八雲1-11-18
(営)月—土:14時〜19時
(休)日曜
(HP)http://r-fskate.com
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kimura kei
LUKE magazine編集長。 制作会社Mo-Greenで広告制作などの仕事に精を出す傍ら、“anna magazine”編集としてアメリカ国内を取材。いまは男性向け情報誌“LUKE magazine”創刊へ向けて、企画作業の日々。