Contributed by Kaoru
People / 2019.03.28
詳しく聞いてみたら、
ちょうど私たちが2019年から始動する、“自分たちらしく生きる女の子たち”を応援する「Girls Go West Project」と相通じるものがあった。「それならぜひ一緒にイベントをしようよ!」ということになったのが昨年10月のこと。
さっそくイベントに向けて精力的に動き始めた2人のアーティスト。この連載では2人のやりとりを追体験していく。
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2019/2/11
Pojoと電話をして昨日の打ち合わせ内容を共有。
前にanna magazineで作ったFRUIT OF THE LOOMのパーカーの写真を見て興奮してた。
モデルのみんなにNYでも着て写真をインスタで拡散できたりしたらいいよねと話した。
40分くらい話した中で、過去の“Models that eat”の写真にも面白いものがあるので
アーカイブの写真も作品の元ネタとして選択肢に入れてもいいんじゃないか
ということになった。向こうで最悪撮れ高が低くてもバックアップできる
素材があるのは心強い。
2019/2/12
Pojoが送ってくれた過去のアーカイブから選択した写真をモノクロに編集し、
プリントしてみた。今回の展示のイメージに合うポップさを出すにはどうしたらいいか
初めてコラージュもやってみた。
なかなか面白いけど、food onした部分が際立たなくて
もう少し考える必要がありそう。
2019/2/19
10:34
約1時間半くらいの電話で、私がNY入りしてからのことや日本のイベントでどんなことをするかを詳しく話した。
なかなかモデルの子たちのスケジュールを抑えられず、必要数のモデル撮影ができるのか、少し雲行きが怪しくなってきた。
2019/2/20
いよいよ出発前日。
Pojoと最後のやりとり。週末にモデルの子達を3〜4人は確保できたようで、
一安心。細かい場所や時間は現地に着いてからきめることになった。
2019/2/21
起きたら、航空会社からフライト時間が変更になったという知らせが入っていた。
このままだと10時間くらい遅れて深夜に到着になってしまうので
急遽便を変更することにした。
結果予定時間よりも早くNYに到着できることになり、
到着早々にPojoと打ち合わせができそう。
連絡を入れてみよう。
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続きは明日、3月29日(金)公開予定。
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【POJO】
フィービー ジョセフ(通称POJO) はModels That Eatのクリエイター。
11歳の時にNYでモデルとしてスカウトされ、13歳の時にNYのモデルエイジェントと契約した。
学業とモデル業を両立し多忙に過ごした5年後、業界を離れ、ボディーイメージやモデル業界での食べ物への考え方などを話し合う、マルチプラットフォームのModels That Eatを始めた。
現在、19歳のPOJOはNYのクリエイティブエイジェンシーで働きながら、モデルたちと日常的に食事している。
Models that eat
フィービー(POJO)によるマスチメディアプラットフォーム。フードのビデオブログやモッパン風のインタビュー、そしてモデルやロールモデル(お手本になるような人)とのリラックスしたコンテンツで、馴染みのあるSNSに新たな一面を加えるような内容になっている。
HP: https://www.modelsthateat.com/
Instagram:@models.that.eat
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCNx3ENkOieKfOebVAMkK5KA/about
Food On A Photograph
フードスタイリスト薫によるパーソナルプロジェクト。写真の上に食べ物や料理などを乗せ、その写真を再度撮影する、というアナログかつシンプルな手法で3年半ほど制作し続けている。
2017年に東京渋谷のAbout life coffee で初個展「Food On A Photograph」、2018年にはニューヨークSOHOのCafe Integralで個展を開催。
Food On A Photographとして初めて作成したzine 「Audrey」はNYのMcNally Jacksonはじめ、LA、東京、京都など多くの有名書店で取り扱いされています。
Instagram: @foodonaphotograph
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Kaoru
フードスタイリスト。CM、広告、雑誌など多方面でフードスタイリストとして活躍する他、企業レシピ考案、レストラン、カフェコンサルティングなども手がけている。