Miyu Fukadaのわくわく脳内日記 #46
やっぱりバルセロナって最高
Contributed by Miyu Fukada
People / 2022.09.05
#46
1年ちょっとぶりにバルセロナに戻ってきて(しかもコロナのないノーマルなバルセロナ)
1年半に渡って連載していたバルセロナ奮闘記にも書いたかも知れないけど
バルセロナって最高なんです。
一人でフラッとどこでも入って朝のコーヒーを飲むのもよし
夕方友達を待ちながら一人で一杯やるのもよし。
とにかく人目を気にせず自分のやりたいようにできる場所。
この底抜けに自由な感覚が大好きなんです。
来て住んでみないとそれは感じられないかも知れないけど
一人でも友達とでも楽しめるコンパクトな街。
生活のクオリティ、物のクオリティは日本と比べたらそりゃあ劣るのかもしれないけれど
とりあえず楽しいんです。
街を作るのはやっぱりそこに住んでる人。
コロナの時よりやっぱりオープンで
気軽に話しかけられる感じ。
ヨーロッパからの観光客が増えた
特にフランスとイギリス。
300円でカフェラテを飲んで
300円でビール一を杯飲める自由さ。
どんなに嫌なことがあっても
この一杯でどうにでもなる感じ(笑)。
社会のシステムや、なんだかんだ色々あるけれど
みんな個々で頑張ってサバイブしていて
助け合える仲間がいること。
ブラジル人の友達パウロが私の大好きなフェイジョアーダを6時間もかけて作ってくれた! 最高に美味しかった。
同調圧力や社会的プレッシャーが少ない。
もしかしたら日本と変わらないのかもしれないけれど
みんなで助け合って
「みんな同じ」って感じがさらに毎日を楽しくしてくれる。
だからバルセロナ最高なんです。
こういう光が好き!
助けを求めれば周りがどう思うかとか、そういうのは全く関係なく気兼ねなく絶対誰かが助けてくれる。
バルセロナに来て
友達とか
人との接し方
助け合い
いっぱい教えてもらっている。
友達ダグの新しい家の屋上で牛タンBBQ。住んでた時は毎週のようにやっていた恒例行事。
日本では食べたことがなかったけどバルセロナに来てハマったなめろう。アジが安い!
BBQで調理したムール貝のワイン蒸しの残りのスープを翌日リゾットに。
自分がよければ
じゃなくて
店のドアを押さえておくとか
電車で席を譲るとか
重そうな荷物を持っているおばあちゃんを助けたりとか
そんな小さなことだけで良い。
見ていて心をほっこり、豊かにしてくれる
人間らしい生活がここにはある。
今回本当は友達に預けた私のサーフボードを取りに来ることが第一の目的だったんだけど、
なんと、友達の家に空き巣が入って盗まれちゃった。
これはバルセロナに来る前に分かっていて、まぁどうにもできないのでしょうがない!
板を預けておいた友達の彼が40歳になったら板を作ってくれるというので待つとしよう。5年後!
気を取り直して、anna magazineで取材させてもらった女の子たちに、今回日本から持ってきたannaを手渡しすることも目的の一つ。
フランス人ヌードフォトグラファーのエミリにアンナをお届け! 自分の顔がプリントされて雑誌に載ってるなんて不思議な感覚と話してくれた。
チュニジアに住むエミリのお母さんからのお土産、harissaみたいなペーストをオリーブオイルで伸ばしてパスタを作ってくれた。とても美味しい!
ストリートバスケでフリースタイルが得意なパウラにもアンナをお届け! ちょうどFOOTLOCKERとのイベントでみんなに見てー!ってページを見せていてとても嬉しそうだった。それを見て私まで嬉しくなった。
トマトがとっても美味しいスペイン。ミニトマトをニンニクとオリーブオイルでクタクタになるまで煮て白ワインで伸ばしてパスタを入れれば美味しいパスタの出来上がり!
さあ今日からポルトガルへ出発!
ナザレより少し北の町で行われる国際的なサーフフェスに参加してきます!
ではまた来週〜!」
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Miyu Fukada
横浜生まれ、バルセロナ在住。NYへ留学中、ガラクタ市でみつけた10$のフィルムカメラで写真を 撮り始める。写真、雑誌でのコラム執筆、モデル、コーディネーター、通訳/翻訳など多岐に渡って活動中。