必要だった時間 

Miyu Fukadaのわくわく脳内日記 #75

必要だった時間 

Contributed by Miyu Fukada

People / 2023.05.01

バルセロナから帰国し自身のアーカイブを目の当たりにして、次へのステップがフツフツと湧いてきた写真家Miyu Fukadaさん。納得の行く選択をし人生を選ぶ、彼女の脳内日記をお届け。

#75


春が始まり何かと忙しくて
ここ2週間くらい
海でぼーっとする時間がなかった

サーフィンも1カ月くらいしてなかった。


ここ数日
小さいことが気になり
文句も増え
自分でも何かがおかしいと気づき始めていた。


今朝起きて 寒空が広がっていたけど
家からすぐのポイントに少しばかり波があったので
リフレッシュするために海へむかった。


必要だった。





ただ波に乗ると言うだけのことなんだけど
私にとっては
感謝の気持ちを思い出すために必要不可欠な要素だった。

水温も上がり入っても寒いとは感じなくなった海水に
浮きながら

あ〜海って最高
サーフィン最高

と心の中でボヤく。

1カ月ぶりのサーフィンでパドルは少し大変だったけど
波はうまく乗りこなせたし
海と楽しく遊べた。


思えば映画祭の設営が始まってから1カ月ちょっと続けていた朝の瞑想(ほんの数分)を飛ばしがちになっていて
海でボーッとする時間も忙しく、天気ともタイミング合わず取れずにいた。

大好きな料理もする必要もないし
できない日々が続いてたし
何もしないただボーッとする時間もなかったこの数週間で
私の心のバランスは崩れかけていた。


これがもっと大きなズレとなると怪我とかそういう形で必然的にストップがかかる。

その前に気づいてよかった。


ありがとう。


お気に入りの場所で親友に教えてもらった新しい本を読んでた今朝。いつもは逗子にいない友達ともばったり会えていい感じ♡




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