えもーしょん 大人篇(特別篇) #72
実録!恐怖の日曜日!!夕方篇
2016~/カイト・大人
Contributed by Kaito Fukui
People / 2020.12.01
小学生篇、中学生篇、高校生篇、大人篇。1ヶ月の4週を時期ごとに区切り、ウィークデイはほぼ毎日更新!
#72
「実録!恐怖の日曜日!!夕方篇」
(2016~/カイト・大人)
※今週はボクの都合上? 勝手? に特別篇とさせて頂きます。
連載が始まって早いことでもう1年が経とうとしています。
全話読んでくれている変態は、あなただけかもしれません。
正直なところボクも今何話書いたのかもうわかりません。
いえ、本当は最初から数えていません。
ボクが中学生の頃、憧れていた変なおじさんは学生時代
400曲もの歌を作ったと言っていました。
400かぁ、まぁこのペースなら超えられるな…。
去年の12月ボクはそんなことを言っていましたが
彼の半分ほどしかたどり着く事は出来ませんでした。
芸術の世界に、勝ちも負けもないと言いますが
唯一彼に勝ったことといえば
1年間毎日原稿を書き続け、考え続けたことかもしれません。
正直に言うと、辛い。
誰が、なにを、何人見ているのか。
どの話が1番人気があるのか。
さっぱり知らないまま編集部の「まぁまぁ人気」を信じ
「1人でも読者がいるのなら」をモチベーションに走っています。
ボクが、色々知ってしまうと分析してしまって
オリジナルが消えるから…などきっと編集長は色々考えてくれているので
すべては編集長の思惑通りなのかもしれません。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、なんとここまで引っ張れました…。
タイトルにある「実録!恐怖の日曜日!」
そろそろ「なにがだよ!」と言われてしまいそう。
しかし、まだまだ引っ張ります引っ張らせてください。
それでは「実録!恐怖の日曜日!!夕方編」
戦慄の現場からリアルタイムでお届けします。
かいと(23歳・冬)
ボク「あれ、もう土曜日か…」
朝の散歩帰り、団地のゴミ置き場に捨ててあるゴミで
大体今日が何曜日かを知る。
ボクの仕事は、何日締め切りが多いけど
大体、その月の月末にしてもらっているので体感的に計算できている。
コンビニで肉まんを買って、家のデスクで食べる。
けど、なんだかいつもより早く食べ終わって
しかも、あんまり美味しくない。
肉まんが美味しくないなんて、原稿が進まない予兆だ。
そう、えもーしょんの締め切りは毎週水曜日。
寒くなったせいか、なんでかさっぱりわからないけど
最近は全然原稿が進まない。
というのも、ボクが「あー今週つまんねー」と思って読んでいると
友人から「今週めっちゃ面白かった!」と連絡がある
逆に、「今週はすごい!!!」と思うと
「え、そう?」と言われてしまう。
こんなことが続くと良くない、だから家からあまり出ないわけですが…。
無駄な葛藤を続けています。
明日から、本題へ。
続く
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Kaito Fukui
1997年 東京都出身 幼少期から波と戯れ、サーフィン、スケートボード、恋に青春。 あの時、あの頃の機微を紡ぐように幾層ものレイヤー重ね描き、未来を視る。 美化されたり、湾曲、誇張される記憶を優しく繊細な浮遊感で!