ただいま日本!

Miyu Fukadaのわくわく脳内日記 #49

ただいま日本!

Contributed by Miyu Fukada

People / 2022.10.03

バルセロナから帰国し自身のアーカイブを目の当たりにして、次へのステップがフツフツと湧いてきた写真家Miyu Fukadaさん。納得の行く選択をし人生を選ぶ、彼女の脳内日記をお届け。

#49

日本の空港に着いて

10m置きに無駄に確認される
「mySOSの画面見せてください」
ってやつにうんざりして、帰国早々帰りたいって思わされた。
しかも、この状況は去年帰国した時と同じ。

前に確認してる人が見える距離でまた確認して
なんの意味があるの? というか、とりあえずしつこくてウザい。

としか思えない空港の税金の無駄遣い感が半端なく
一年以上経って、世界的でコロナのコの字なんてどこにもなくなってるのに
いまだに変わってない我が国にガッカリしたかと思いきや、

素敵な資生堂のビル。



お久しぶり銀座。



帰国早々、金曜にあった上野伸平くん率いる
TIGHT BOOTHプレゼンツの「LENZ III」の試写会では
スキルの高い日本人スケーターを目の前にして
日本ってやっぱかっこいいなー、まだまだいけるな 
なんて思わされて、



そもそも帰国日を3回も変えて 
その試写会に間に合うように帰ってきたわけであって

「Vale la pena」
スペイン語で「その甲斐があった」
という意味なんだけどまさにそうで。
間に合うように帰ってきて良かったと思える渾身の90分でした。


試写会の前には3年ぶりに親友のエイミーと再会。



11年前に○○クロで働いていたエイミーが、出張で東京に来ていて出会い
NYでは5ブロック離れた場所に住み、
一緒にSXSWというテキサスのフェスに行ったり、色々遊んだり
フライドチキンを頬張ったり。
飲茶に毎週行ったりと、仲良くしてきた彼女に最後に会ったのは、
コロナ前にannaの取材でニューオーリンズ、ジャマイカを訪れた際、最後にNYに寄って帰った時のことかな。

3年以上空いていたような気がして、
不思議だけどいつ会ってもブランクがないほどにお互いの人生について語り合えて。
お互いが歩んできた人生を喜び合える、そんな大切な友達。

11年って長いよね。
出会った当時、私は英語も今ほど話せなかったはず。
それが今では、英語だけでなくスペイン語も話せるようになった自分に驚く。


日曜は葉山の美術館でアレックソスの展示へ。

好きな写真。


やっぱり写真は大きく展示したい。
そう強く、再確認した展示なのでした。


スペインから持って帰ってきたパスタとブラタで簡単手抜きランチ。



鎌倉坂の下のグッドメローズでゆったりMondayランチ。



帰国して間もないけどもう忙しくなりそうで
ワクワクが止まらない。

今朝も何があるわけでもないけど

「はあ、幸せだ」
と思えた。

ありがたい。

やりたいことも、やらなきゃいけないことも沢山。

楽しみだ!


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