THIRTY-AGERS
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TOWER RECORDS
“ひたむきに生きながら働く30代”
Photograph: Kento Mori
People / 2020.04.16
天野 龍太郎さん / メディアディベロップメント部 Mikiki エディター
Q1. 仕事で一番大切にしていることは?
音楽を広く、たくさん聞く。そのおかげか、飽きっぽく、どの分野も浅くて薄い情報しか持っていないので、深く奥行きがある知識と経験を持っている人をリスペクトしています。あとは、子どものころからへそ曲がりであまのじゃくなので、いろいろなことを疑って、人とは真逆のことを考えます。
Q2. 仕事で一番嬉しかったことは?
音楽史にその名を刻む偉大なミュージシャンや尊敬する書き手の方々とお会いできることは、役得だと思います。ですがそれ以上に、自分のたいしたことのない頭からひねり出したアイデアが企画になり、ブッキングがカチッとハマり、記事になり、多くの読者に読んでいただけたときが、いつもうれしい。そして、「おもしろい記事だった」という感想をTwitterで見かけたとき、ですね。
Q3. 仕事で一番悔しかったことは?
いつも悔しいことばっかり。だいたい、時間や人手が足りません。「自分の分身があと2人くらいいれば、こういうことができるのに」なんてたまに思うのですが、この世に自分があと2人もいるなんて最悪なので、1人でじゅうぶん。悔しいなあ、と思いながら仕事をしています。
Q4. 仕事で責任感を持つようになったのはいつ? そのきっかけは?
こればっかりは社会人失格なのですが、いつもへらへらしていて、無責任でいます。ただ、責任の所在をあいまいにすることはしません。自分の仕事に不手際があれば、素直に謝罪します。謝罪しつつも、心の中では言い訳をぶつぶつ言う。その一方で、いろいろなことを自分と関係があることとして捉えるくせがあって、「いや、これはこうしたほうがいいんじゃないですか」と余計なことを言ったり、必要以上に自分のせいだと思ったりしてしまう。それは、自分なりに責任感を持ってやっている、ということなのかもしれません。「責任」って厄介ですね。質問をかわしてばかりでごめんなさい。
Q5. 今の仕事をやっていなかったらなにをやっていたと思う?
質問を「今の仕事以外にやりたいことは?」と勝手に読み替えてしまうと、
1.なにもせずにぐうたらしながら本を読み、映画を見ていたいです。
2. 大学に入り直したいです。特に勉強したいのは政治経済系。
3. 出家して、このマテリアルワールドから離れたいです。エンターザ仏門。
4. 海外へ脱出したいです。特に行きたいのは、音楽が気になっているラテンアメリカ諸国とスペインと西アフリカ諸国。無難にLAも行きたい。
Q6.旅が急に1日延長したらなにする?
街を歩くか、鉄道で移動した先を散策します。海外の都市だったら昼は書店へ、夜はヴェニューへ。ヴェニューがなかったら酒場へ。そもそもリゾート地だったり、移動ができなかったり(鉄道が危険とか、よくある)、歩くことにも飽きたりしたら、本を読むでしょうね。
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