夢を繰り返す。

えもーしょん 大人篇 #12

夢を繰り返す。

2016~/カイト・大人

Contributed by Kaito Fukui

People / feb.18.2020

プロサーファーの夢をあきらめ、今はイラストレーターとして活躍するKaito Fukuiさん。小学生から大人になるまでのエモーショナルな日々をコミックとエッセイで綴ります。幼い頃から現在に至るまでの、時にほっこり、時に楽しく、時に少しいじわるで、そしてセンチメンタルな気分に包まれる、パーソナルでカラフルな物語。

小学生篇、中学生篇、高校生篇、大人篇。1ヶ月の4週を時期ごとに区切り、ウィークデイはほぼ毎日更新!



#12
「夢を繰り返す。」
(2016~/カイト・大人)

変な夢を見た。

自分が、喜び

飛び跳ねている、夢だ

自分が、出てくる夢は

その前の日にも見た

そこは、どうやら

何かの、フェスの会場

ボクは、好きな

アーティストが見たくて

世話になっている人にお願いして

チケット取ってもらっていたようだ。

断片的な、景色しか

覚えてないが

登場人物は、確か3人

お世話になっている人

そして、男の人と女の人だ。

目がさめると

お腹に、透明な毛が生えていた

「腹毛 透明 突然」

と、検索

しかし、それらしき

症状、いや

現象は、特に載っていない

少し、安心した

もし、これが

何かの、病気のサインなら

今の時代、殆どの

確率で、何かしら

インターネットに乗っているはずだ。

しかし、まぁ

これは、一体

なんなのだろう。

そんなことを、考えながら

歯を磨き

シャワーを浴びて

洋服に着替え

家を出る。

家から、駅までの道

カーブを曲がるたびに

首元から

謎の、腹毛を見ていた

「やっぱり、夢じゃないよなぁ」

電車に揺られ

うとうと

眠りにつく…


「ここどこだ」

1人の男が

スマホを片手に、歩いている

周りの景色と、マップを照らし合わせながら

歩いているが

どうやら、迷っているらしい

まてよ、この顔

どこかで見覚えがあるぞ。

男は、渋々一度駅に戻る

改札前の、地図を見て

反対方向の出口を降りていたことに気づく。

がっくし

すると、うしろから

「かいとー!」

ん?

男は、振り返る

すると、なにやら

嬉しそうに走って

こちらに向かってくる

女の子

誰だろう…

男は、女の子の肩に

手を回し

歩き始めた

男は、背後に

何かの気配を感じ

立ち止まる

「どうしたの?」

と、女の子

「いや、なんかさっきから見られているような」

「え?」

と、女の子が後ろを向く

「え!!!!」

驚く女の子が

「どうしたの!?」

慌てて、後ろを向く男

男と目が合う

あぁ、ボクだ。

そして、目が覚めた…

ちょうど次の駅だ

ナイスタイミング


続く…

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