やっぱり最後はサーフィン三昧

the UNKNOWN #18

やっぱり最後はサーフィン三昧

Contributed by Miyu Fukada

People / 2024.04.10

心の片隅でずっと恋焦がれていた場所、南米。その地に惹かれ続けた理由を確かめるべく、写真家Miyu Fukadaさんが再び当てもない旅に出た。はじめて訪れる地で過ごす、まだ誰も予測できない出来事をリアルタイムでお届け。

#17


4/1 DAY85 メキシコシティ最終日


朝7時に起きて8時にはエイミーと行ってみたかったパン屋さんで朝ごはん。朝8時前というのにもう並んでいたらしい。着いた頃にはエイミーがもう席に着いていたのでラッキー。早速お目当てのコンチャ(メキシコのメロンパン)を頼むがうーーん。これはパチの家の近くの方がおいしいぞ。そこからエイミーと公園までお散歩して、10時前にリモートミーティングがあるエイミーとバイバイして歩いて家まで帰った。 
夕方展示をさせてくれたルースブルースのショウタさんとJacquieに挨拶とZINEの売り上げを受け取りに、タトゥースタジオのシフトを終えた斌太と向かった。 
服屋担当のヨシ君と斌太にコーヒーを買いにお店の隣のコーヒー屋へ。
展示の準備の手伝いのお礼。

みんなと色々話してジャッキーを待つこと数時間。夜はパチとご飯を食べようという話をしてたのでそろそろ帰りたいところ。時間は19:30もうダメだ待てない! 申し訳ないながらもまたすぐ来るでしょということになってショウタさんにだけ挨拶して帰宅。
メキシコシティの最後の2日間は全く電車には乗らず、全てUberで移動。ああなんという贅沢。 

家に帰り1時間後くらいにやっとパチも自分の工房から帰宅。
一昨日くらいにみたNetflixのメキシコタコスドキュメンタリーみたいなのにでてきたタコス屋がパチの家の近くだったのでそこへ行こうとなった。パストールで有名なお店。昼間は車の修理ガレージ。夜はタコス屋になるという場所。 
出てきたタコスはパストールなのに強風の影響ですぐ冷めてしまって、なんだかなというタコスだったな。







4/2 DAY86


出発当日。朝から彼氏と喧嘩じゃないけど、うまく行かず涙がとまらなかった。目が真っ赤だったらしくパチにどうしたの?! 何があったんだ?! と聞かれたけど、いや、個人的なことだからとその話はしなかった。とりあえずパッキングを終わらせたいのにイライラと悲しみに溺れて作業が進まない。

パチがもう出るという。こんな泣きっ面でごめんと思いながら最後に本当にありがとうと感謝を伝えた。パチは本当にいいアニキみたいな友達だ。また会いに戻ってきたいと思う。パチが日本に来た時はパチのつくるジュエリーのポップアップをやろうという話になっている。

さて昼過ぎ。気持ちを鎮めてどうにかパッキングを終わらせ斌太の家へ向かった。斌太の家に泊まってるリョウと一緒に空港に行くためだ。お店に着くと外にリヤカーでまわるアイス屋さんがいてスタジオの彫師のソルがみんなの分を奢ってくれた。朝から何も食べていないので少しだけアイスで腹ごしらえ。それから、タトゥースタジオのみんなにも挨拶をして13時過ぎにUberで空港へ向かった。

大きい荷物はなんと15kg
軽いな。まだいけるぞ。
 
ティファナまでのフライトは満席。
隣にはまたマシュマロみたいなおばちゃんと娘らしき人が2人。

寝落ちして起きたらあと2時間。

ティファナに到着
リョウの友達のヒロくんが迎えに来てくれてポルトガルで会った以来2回目、久しぶりの再会!
車の後をあけると大きいワンちゃん! 名前はトニー。かっわいいい!!
朝から何も食べてなくて飛行機もスナックのみだったのでお腹ペコペコ
ヒロくんが家の近くのタコス屋に寄ってくれることに。
バハのタコスはシティのタコスと全然違う!
一つ一つ紙に包まれてるしワカモレ入ってくるしなんかすっごいアメリカンなタコス! 手描きメニューがまた可愛い。メキシコシティでは一切見なかったBurritoの文字。ブリトーってアメリカよりなメキシカンなんだな。
そして
家についたらヒロくん特製のモツ煮が出てきた。わー!
まさかバハカリフォルニアでモツ煮が食べれるとは! 







4/3 DAY87


朝、太陽で目が覚めた。
うわあ! 素敵なお家〜! メキシコなの?! って感じのお家
オーシャンビュー 波も見える!
サボテンとブーゲンビリア、黄色い花が家の周りに咲き乱れていて、空は青く太陽がさんさん
そしてトニー。トニーはスタンダードプードルとロットワイラーのミックス お父さんのプードルはスヌーピーみたいに耳だけ黒いと写真をみせてくれた。

メキシコシティはいわば盆地のようなところで、すぐに登れる丘などが近くになく、空が狭い。
でもここバハでは空が広い! 海の端っこまで見える!
コーヒーを飲んで昼過ぎヒロくんとリョウとトニーとみんなでサーフィンへ。水はまだまだ冷たいけど久しぶりのサーフィンで波も乗れたしあああああ、気持ちよくて最高。やっぱ海が大好きだわ〜 
サーフィンはブラジルで1月末にした以来 
海って気持ちいい。
ああ、旅の締めくくりの1週間がこんなに最高になるとは。ありがたい。

サーフィンの後、ウエットのままヒロくんは釣りへ。それを眺めてたら太陽ポカポカで眠くなって太陽の下で横になったら寝落ちしてしまった。
ハッとして起きたらヒロくんが魚片手に戻ってきていた。やばー! 釣ったんだ! バスが釣れたらしい。夜はこれを刺身とあら汁にすることに。

家に帰ってあら汁を飲んだら眠くなってしまって寝落ち。バハではシティとは違ったゆっくりな時間が流れている。







4/4 DAY88


今日も晴れ。
パンケーキが食べたくなって朝からパンケーキを作ってみんなでシェア。
ああ美味しい!

今日は別の場所にサーフィンへ。
ここもなんだか南の宮崎ぽい感じですっごいチル。

眠くてサーフィン後に気づいたら寝ていた。ビーチにはモーターと帆付きの1人飛行機みたいなので飛んでる人たちが。
夕方私の彼の親友であるコウキがLAから到着。こちらは初めまして。




4/5 DAY89


金曜も昼からサーフィンへ。
サーフィンの帰りに炭火焼きのチキンをゲットして家でランチ。
安いし美味しい〜。

その後にはLAからヒロくんの友人めぐさんも合流!
Phoebe(フィービー)というかわいいワンちゃんを飼っている。

毎日毎日わんこたちと戯れて過ごせていて最高〜!

夕方みんなで近くの丘までお散歩
お向かいさんのわんこたちも一緒

犬5匹と人間4人 

はあ。幸せだ。
夜はコウキが餃子と麻婆豆腐を作ってくれた。私は炒飯担当だったけど麻婆豆腐は白飯の方がいいでしょうとみんなで白飯を平らげた。 
旅の最後の数日間がこんなに美味しく楽しく満たされているなんて!





4/6 DAY90


土曜日
昼過ぎにみんなで最初に行ったポイントへサーフィン
途中風も強くなってきて水は冷たいし、ブルブルになりながらも何本か乗り上がった。みんなよく攻めるなあ!

コウキがLAに今日戻るということで私も一緒に乗せてもらうことになった。なんともラッキー。

サーフィンの後はみんなでタコスへ。

一旦ヒロくんの家に戻り、身支度をした後6時過ぎには家を出た。
メキシコーアメリカ間の国境を車で越える。

久しぶりに訪れるアメリカへ自分がどんな反応をするのか少しドキドキしながら国境へ向かった。
が、Googleマップに言われた通りに進むと国境のゲートの列に並べず同じ場所を2周もしてしまった。コウキと2人でええええどういうこととリアルライフ謎解きゲームの世界へ。でも3回目にやっと並びたかった列の方へたどり着いたものの、全然進まない列。
国境越えのライブアップデートを確認すると
なんと驚愕の240分待ち。
えーっと、1時間60分だから……4時間待ちじゃん!
私はワクワクの方が優っていて特に気にならず、まあとりあえず進まないねと話をしながら、もう夜も22時。眠気に襲われて寝てしまった。起きたら夜中。確かに進んでいる。ゲート近くまで来ていた。 
そっから待つこと1時間ちょっと。日付が変わって無事アメリカへ入国!





4/7 DAY91


コウキの友達の家に着いたのは夜中の2:30頃
最近引っ越したばかりらしく、新しい家でまだ行ったことがなく家の入り方もわからず、夜も遅いし諦めてもう一軒別の友達の家へ行くことに。
家に着き倒れたようにリビングのソファで寝た。夜中3時。

8時に目が覚めた。多分夜中誰かに起こされたよな?!
その起こしてきた女の子と思われる1人ともう1人がキッチンにいる。
「good morning! Nice to meet you, I’m Miyu」

と寝ぼけながら挨拶をし国境越えの話をするとビックリしていた。

今日は朝から日本から半年前にサンディエゴに引っ越したアリスと一緒にサーフィンをする約束をしていた。コウキもその隣でサーフィンするというので車で一緒に向かって降ろしてもらった。
久しぶりに会うアリスとアリスの家族。 赤ちゃんのナビも大きくなってる!
ウエットと板を借りてメローな波でサーフィン。
気持ちよかった〜 

その後アリスと旦那さんのススとナビとみんなでランチをしてエンシニータスの街へ。
古着マーケットがあり、アメリカでまた物欲がわいた私はリーバイスのデニムとTシャツをゲット。デニムは25$を20$に値切り、Tシャツは10$ やすーい!
買い物のやっぱり楽しいな!!

2019年ぶりのアメリカは
離れてみて日本人がアメリカが好きな理由がわかったかもしれない。
建物もダイナーもなんだかすこしチープな感じがするんだけど、なんかおもちゃでありそうな色の組み合わせの可愛い建物やロゴがたくさんで気分が上がる!
アメリカは一時期そんなに好きじゃなかったけどやっぱり来てみると楽しいもんだな!!
 
その後はコウキがクーの家にいるというので降ろしてもらった。

束の間の再会 アリスたちにさよならして
昨日泊まるはずだった家へ。
入ろうとしていた家と違くてわからなかったー!

サンディエゴは初めてきたけど面白い。最高だ!
時間がゆるい。
もしかしたら逗子や湘南よりゆったりしているかもしれない。

初めましてのクーは地元が横浜で近い! と仲良くなった。もう10年以上アメリカに住んでいるという。バハにみんなが持ってきてくれたkovéというコンブチャのお酒を作っているクー。パッケージも可愛くてこれはどうにかして日本でも紹介したい! と、イメージが膨らむ。

わあ、久しぶりの西海岸
海の方はあまり今まで縁がなくて来てなかったけど
すごい楽しいじゃん!

物価や家賃は全然バルセロナより高いけど
やっぱアメリカはアメリカの良さがあるなあ。

私の父がアメリカで見たピックアップトラックや、アメ車に憧れる理由、
そしてその父の影響で車好きな自分との繋がりがなんとなくわかって

色々腑に落ちた。

今回の旅では父が行ったというティファナにも空港だけだけど来ることができたし
何か自分の中でパズルのピースが埋まった感覚。
さて、夜ご飯はパスタとビーフステーキを作ることに。

私はパスタを担当!
お得意の簡単チェリートマトパスタにした。

ガスコンロがキッチン真ん中のアイランドキッチンにあるだけというなんとも不思議な大きなキッチンで料理。クーがステーキを担当。パスタも好評で嬉しかった。

旅の最終日がこんな最高な形になるとは。
最高の旅になるということはわかっていたけどどういう展開になるかは全く想像できなくてというか、そこまで頭はついていってなかったけど本当にこの上ない旅の終わり方だ。

遅くなりすぎる前にLAX近くのコウキの家へ向かった。
明日のフライトが早いのでサンディエゴよりLAにいた方がよいとコウキが家に泊まっていいよと、しかも朝空港まで送ってくれるという。

家に着いて軽くパッキングし直し、12時過ぎには就寝。

1月のブラジルなんてもう遥か昔のことのように感じるし、2月ペルーでのトレッキングや風邪を引いたことももう懐かしい。 

最後1ヶ月を過ごしたメキシコシティ。バハはもうほぼアメリカという感じだけどやっぱメキシコシティは活気があって動きもあって面白い。どこかインドネシアのような感じもあった。

またすぐ必ず戻ってきたいのはメキシコ。半年くらい住んでみたいな。

わあ。もう明日には日本へ帰るのか。まだまだ色々頭の整理が追いついていない。
日本に帰ったらゆっくり消化しよう。







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