春真っ最中

Miyu Fukadaのわくわく脳内日記 #71

春真っ最中

Contributed by Miyu Fukada

People / 2023.04.03

バルセロナから帰国し自身のアーカイブを目の当たりにして、次へのステップがフツフツと湧いてきた写真家Miyu Fukadaさん。納得の行く選択をし人生を選ぶ、彼女の脳内日記をお届け。

#71


雨と曇りのパッとしない天気が続いたあと やっと晴れた。


いつかの夕焼け


今日いつものコーヒー屋さんへ行ったら いつもコーヒー少なめお砂糖入りをささっと
頼んで自転車であれよという間に帰ってしまうおじちゃんに会った。

口数少なくシャイな可愛いおじちゃんだなぁ、なんて思ってたら
店員さんがおじちゃんの自転車のカゴにあった百均の袋を見て

「何買ったんですか?」と質問した。

そうしたら逗子のうなぎについて色々と教えてくれた。

どうやら家の近くを流れている川にはうなぎがいるらしい。

あんまり教えたくないと言いながら

「干潮で海水がなくなっちゃう穴にはうなぎはいないんだ!」

とか、
「このカッターが一番いいんだ!」
とか色々と教えてくれる。

でもどうやらうなぎを釣るのは難しいらしい。

食べるの専門でいた方が気が楽みたいだ。

全国のうなぎを釣っている2年に一度くらい会う釣り人によると逗子のうなぎは全国で5本の指に入るくらい
美味しいとおじちゃんが話してくれた。

そりゃー天然だし美味しいんだろうなー。 
なんて思い、うなぎの旬を調べると10月から12月と書いてあった。


4月に入って必要な道具を揃えてうなぎを釣る準備をしていたおじちゃんが釣るうなぎは果たして…?



桜も散り始め、青々とした緑の季節がやってくる。



満開の家の近くの桜



いつもの場所で。




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