
Own Beautiful Adventure in Japan -Shizuoka- #40
春の嵐
Contributed by Nachos
Trip / 2022.06.02
#40

だんだんと色づいていく空のグラデーションがきれいに見える朝の5時。
そんな明け方の時間に続々と海に集まってくる人々。
サーファーの朝はいつも早い。
(と言っても私は友達との約束がない限りはゆっくり海へ出勤する組なんだけどね。笑)

憧れのワーゲンバス。
波チェックをしたり、みんなとおはようのあいさつをしたりしていると
あっという間にお日様が昇ってきて明るくなっていた。

朝日も綺麗。
”お〜!波あるー!!”
誰かが少し興奮気味に言った。
その言葉を聞いてみんなの動きが一瞬止まる。
”早く着替えよう!”
と、一斉に着替えがはじまった。

朝日が眩しくて昇ってくる方を見ると逆光で目が開かない。笑
水面がキラキラひかっている通称キラキラタイム。

みんなの笑顔と笑い声が海中に広がる。
「ナチョスー!!」
波に乗りながらみんなが私の名前を呼ぶ。
それに応えるかのように私はカメラのシャッターを押す。
なんて平和な海なんだ。

海上がりはバンで朝ごはん作り。
カセットコンロを取り出して、目玉焼きを焼いて、道の駅で買ってきた野菜たちを乗せたらお手軽オープンサンドの出来上がり。
でも、もう少しちゃんとしたアウトドアグッズを手に入れようかな
集め出したらキリがなくなりそうだけれど。

海上がりはみんなでビンテージのサーフボードを並べ、ただただ見る会がはじまった。
ちょうど芝生の広場ではフラダンスの練習発表会も行われていていい雰囲気。

日が暮れる前にテント立てたり、車で寝る人は準備をしたりして
夜の宴会タイムへと突入した。
この日は夜から春の嵐? の予報が出ていて予報通り夕方からは少しずつ風が強くなってきた。

夜には想像していた以上に強風が吹き荒れて、ゴォォォーと大きな音が響き渡っていた。
「これ、ちょっとやばくない?想像以上!」
ガスコンロの火が消えてしまったり強くならなくて悪戦苦闘しながらもみんなで力を合わせて全力でBBQを楽しむ大人たち。
春の嵐のせいなのか、ここの貸切のキャンプ場がそうさせたのか
お酒がどんどん進み気がついたらお酒のストックがなくなってしまい、仲間の中で唯一お酒が飲めない人が運転手に任命されて近くのコンビニへと走る。というか走らされる。が正解かな?笑
夜も深まる頃にはみんなtoo muchな状態で春の嵐で吹き荒れていた風の音なんて気にならないくらい盛り上がって大きな笑い声が響き渡っていた。(ここの場所が貸切の場所でよかった〜)
とにかく明日、二日酔いにならないことを祈ろう。
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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。











































































