Feels like a Parisienne

Vive les vacances ! ~Time to spare Heart to spare~#29

Feels like a Parisienne

Contributed by Mizuki

Trip / 2023.10.18

Vive les vacation!=“バカンス万歳!”
バカンスを生きがいにし、「暮らし」や「人生」に豊かさを求めるフランス人の生活を表す言葉。そんなフランスに留学中の大学生Mizukiさんが、現地から仕事やお金に執着せず、日々の生活をどう楽しむか、豊かな暮らしを送るヒントをシェア。


#29


今日はマサシを連れてパリへ行く。リヨン、ジュネーブ(スイス)と二日続けて旅をしてきたが、最後の締めくくりはパリ。(#27 #28)今回も日帰り旅なのでパリに滞在できる時間は約8時間。思い切り楽しまなくては!

パリに行くのはいつぶりだろうか。日本からリヨンまではパリ経由だったが、パリ市内を最後に歩いたのはもう5年前のことで、ホストファミリーと一緒だったのを思い出す。

久々のパリ、ワクワクだな☺︎

リヨンからパリまではTGV(日本で言う新幹線)で約2時間。いわゆる新幹線の東京ー大阪くらい。まずリヨン駅ではスタバへ行き、温かい飲み物を買う。海外のスターバックス(少なくともフランス)では注文時に名前を聞かれて受け取りの時に名前が呼ばれるシステム。海外あるあるではあるが、日本人の名前は大体聞き取ってもらえなくて若干違う名前で呼ばれることが多い。最近は自分を「Mimi」と名乗るようにしている(笑)


マサシが受け取ったドリンク。一文字も合ってないじゃん(笑)


パリに到着!



パリの駅に着いていきなり「シティー」を感じた。まずは人の多さ。リヨンもかなり大きい都市だが世界中からの観光客が集まるパリとは桁が違う。あとは忙しさ。「忙しさ」を目で測ることはできないが、人の歩く速さだったり、メトロのドアの開閉の速さからそんなことをなんとなく感じた。メトロの路線が4線しかないリヨンと比べると16線もあるパリはやっぱり大きいなと思う。(東京と比べたらなんてことないが)


お腹が空いた私たちは朝食にブランジェリー(パン屋)へ。私が以前から目をつけていたパン屋『Utopie』をチョイス。「ショッソン・オ・ポム」(Chausson aux Pomme)と言うりんごのコンポートが入った半楕円型の菓子パンや、この店オリジナルの「黒胡麻ロール」が人気らしい。朝早くから長蛇の列ができるほどの人気ぶり。日本と比べて並ぶ習慣があまりないフランスで見るこの光景は珍しかった!





次に訪れたのが『Merci Paris』。ファッションからライフスタイルグッズが幅広く揃ったセレクトショップで、「Merci トートバック」などのオリジナルグッズで有名な店。日本で買い付けただろうアイテムも置いてあって、パリジャンの間でいかにジャパニーズスタイルが人気か分かる。嬉しいな。


メルシーカー




店を出ると道端にシェア電動スクーター『Lime』(ライム)が何台か停めてあった。日本ではまだマイナーな乗り物だがフランスでは既に交通手段の一つとして浸透している。スクーターで街を走る人達はなんだか優雅に見えて「パリっぽさ」を感じる。カップルが二人乗りで走る姿は本当に絵になる。羨ましい(笑)





気候がちょうど良くて涼しい風に吹かれて走るのが気持ちよかった。でも問題はどこに停めるか。観光客が多いパリでは指定された駐車場がいっぱいになることが多い。私たちと同じように駐車場が見つからないライムユーザ達は「困ったね」というように、私たちにフランクに話しかけてくれた。そこからは皆で協力して駐車場探し。場所が見つかった頃には大分お金の損をしてしまったが(分単位で加算されるシステム)その過程で現地の人と交流できたことが何よりも嬉しかった。

その後訪れたのは『Shakesspire and Company』(シェイクスピア・アンド・カンパニー)という書店。マサシがどうしても訪れたかった場所で、彼が大好きな映画の舞台として使われた場所でもある。例えば、『Before Sunrise』や『Midnight in Paris』などで登場する。英文の作品が多いことから観光客に人気のスポットで、この日も多くの人で賑わっていた。そんな観光スポットとして有名な本屋なのだが、パリに住む若手芸術家達にも愛されている場所らしい。なぜならこの書店では、お金がないながらも執筆活動を行う芸術家を支援するためある一定の条件で宿泊場所として無料で貸し出しをしているんだとか。他には例を見ない「芸術」を愛するブックストア。素敵だな。そこではリヨン出身の作家、サン=テグジュペリの作品『Le Petit Prince』(星の王子様)を購入。





この店では購入した本の見出し部分にオリジナルのスタンプを貼ってもらえる! これも特別感があって嬉しいね☺︎

映画愛好家のマサシは「最後にこれだけは行きたい!」と提案してくれたのが『Pont de Bir-Hakeim』と言う橋。ある映画の舞台として使われたそうで、その橋を間近でみた彼のテンションはMAX! もちろんその橋自体は美しいのだが、私はそこから見えるエッフェル塔の景色に感動した。観光客で溢れかえるエッフェル塔は人に紛れながら間近に見るよりも、少し遠くで全体を見渡す方が素敵かもしれないな。この場所からは完璧。エッフェル塔が美しく見える穴場スポット、見つけちゃった!





こうしているうちにあっという間に夕方になってしまった。三日間のフランス国内(&スイス)旅行を終え、それぞれの拠点場所スペインとリヨンへと帰る。この旅を通して自分が住んでいる街を改めて好きになった。今回はホストとして誰かを迎えた訳だが、誰かが自分の住んでいる街を見てワクワクしたり、幸せそうにしてる姿を見ると単純に嬉しくてたまらなかった。まだリヨンに住んで数ヶ月しか経っていないが、ずっとそこに住んでいた人かのように自分の街を誇りに思った。そんなことを思わせてくれた素敵な旅だった。

フランスまで来てくれてありがとう☺︎

マサシが住むスペイン(アリカンテ)にも遊びに行きたい!


À bientôt!



アーカイブはこちら

Tag

Writer