
IMAGINATION TRAVEL #3
マンハッタンに行ってみた。
Photograph(TOP):Kazuhiro Shiraishi
Trip / 2018.06.13
イメージ通りの街並みに
足りないものと不思議なところ。
足りないものと不思議なところ。

馬にまたがるセオドア・ルーズベルト大統領のブロンズ像が入り口にあり、荘厳な雰囲気のあるアメリカ自然史博物館。ここには、動植物、鉱物など自然科学・博物学に関わる多数の標本・資料が所蔵され、大きな恐竜の骨格標本が展示されていたりする。
ここから少し北へ進みながら、マンハッタンの街並みを散策することに。セントラルパーク・ウェスト通り沿いにはオフィスビル?のような粛々とした建物が並び、一本路地に入れば、「マンハッタンってこういうところだよね」というイメージ通りの街並みに変わる。
赤茶色の建物、
車がズラーっと並んだ路上駐車の光景、
2階でも地下1階でもない中途半端なところに位置する建物の入り口、
どれも頭で描いていた景色そのもの。

これはきっと、旅慣れた人なら当たり前のように知っていることなんだろうけど、洗濯物を道路に面したところには干さないんですね。日本の街並みと比べて、なぜか人の暮らしが見えてこないなと思っていたら、街に洗濯物が足りていなかったみたい。
ここで一旦。
ストリートビューを開いていたSafariの画面にタブを1つ追加して「アメリカ 洗濯 外干し」と検索。どうやら、景観を損なう、乾燥機を持つことが普通で“良い暮らしのステータス”となっている、との理由からとのこと。アメリカで日本人が外干しして「貧乏人! 出て行け!」とクレームがきた。なんてことも書き込まれていました。でも、最近は電気使用量削減の観点から「洗濯物を外に干そう」という運動も起きているんだとか。
「ふーん」と思いながら、再びストリートビュー画面へ。

三輪ベビーカー。日本でもちょくちょく見るようになったけど、やっぱりアメリカではこれが主流みたい。
車道の中央に街路樹が植え込まれたブロードウェイ通りを進んでいるとこんな景色が。

交通量の多い車道の真ん中にベンチ。休んでいる人はいるみたいだけど、くつろげないような……。信号待ちの間に座るとしてもほんの数分のことだし、知人との待ち合わせ場所には不向きだろうし、お弁当を食べるには廃棄ガスが気になるし、景色がいいわけでもないだろうし……。ここで暮らす人たちは、このベンチをどのように使っているのか不思議。

シンフォニースペース前にあるベンチは結構人気みたい。
映画や雑誌で見ていた街並みがあって、可笑しい発見もあった。マンハッタンはやっぱり面白い街なんだろうなと思う。いつかこのベンチに座って、マフィンでも食べながら街行く人をじっくり観察してみれば、また新しい不思議な発見ができる気がする。
次は、シンフォニースペース前からニューヨーク大聖堂方面へ向かおうと思う。

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