Own Beautiful Adventure in Bali #4

友達の輪

Contributed by Nachos

Trip / nov.19.2019

世界中の国々をサーフトリップしながら、女性にフィーチャーした"saltybabe photo"を撮り続けている、フォトグラファーNachosさんの旅連載「Own Beautiful Adventure」。彼女にとっての第二のふるさと、バリ島での日々の記録をお届けします。


#4
朝日が登ってきたのと同時に目が覚めた。すぐに準備をして海へと向かう。



波は思ったよりも良くなかったけれど、海に入ったことですっきりとした朝を迎える事ができた。やっぱり私にとって、水の中が最高の癒しスポットという事なのだろうか? そんな事を考えながら、爽やかな朝の余韻にゆっくりと浸りながらカフェラテを飲んだ。



しばらく休んでからメールを確認すると「今から朝ご飯食べにいくけど行かない?」とsunshineからメッセージが届いていた。時間を見ると1時間前のことだった。「さすがに食べ終わってるかな?」と思ったけれど、「どこにいる?」と返事を返すと「今から行く」と返事が帰ってきてびっくり! (もうすぐ11時になるけど…)
「みんながゆっくりだから会えればいいか」なんて思いながら待ち合わせのお店へバイクを走らせる。



チャングーには人気のカフェがたくさんあるんだけど、ここはいつもちょうどいい混み具合でいい感じのお店。



店の中に入ると、すでにsunshineとfloraがいた。この日がsunshineと会うラストデイ。「最後にsay goodbyeを言いたいから呼んだのよ!」と言った彼女は、午後にはもう空港に向かってしまうらしい。ちょっと寂しい…。

2人はこれからのビジョンやプランなどを話していた。国によってそれぞれ言葉が違うように、思いもつかない悩みや問題も当然ある。例えばビザ。日本人の私たちには想像もつかないほど、インドネシア在住の人々によるビザ取得は難しい。それでも問題をクリア出来ないかと考えたり、出来る範囲でやれる事を考えて計画し行動したりしている。

今、私たちに起こっている事がポジティブな出来事であろうとネガティブな出来事であろうと、それをどう受け止めてどう行動するかは自分次第なのだ。彼女たちの話を聞いていると、本当に楽しくて私も頑張らなきゃと思う。そして、今いる環境にも感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思った。(…と同時にもっと語学勉強をしなきゃと1人心の中の焦りを覚える私もいる)

プロのサーファーとして活躍している彼女たち。そして、私はその姿や思いを自分なりに伝えていきたいと思っている影の存在。まだまだ思った通りの写真が撮れるわけでもないし、言葉の壁も乗り越えるには程遠い。思いをぶつけることも難しくて、何回涙を流したかわからないけれど、それでもこうやって声をかけてくれる人たちがいる。

1人で旅に出るのは最初は勇気がいるけれど、友達の輪が広がっていくのが楽しい。立場は違えど、こうやって仲間ができていくのは本当に嬉しい。こういうふとした瞬間が人生を大きく変えることもあれば、そんなに大きく変わることもないこともある。けれども、少しずつ私の人生に色を付けていってくれるし、小さな出来事でも心を豊かにしてくれていることを実感する。



「Nachos! 次は2月にフィリピンよー!!」と別れの言葉を叫んでいったsunshine。



夕方、また近くのビーチに行った。そこではたくさんの人たちが思い思いに過ごしていた。みんな目が合えば「Hi」と挨拶をしてくれる。そう、私はこの雰囲気が大好きなんだ。

海の様子を見ると朝よりも波が良さそう。全然波乗りをするつもりで行ったわけではないけど、海を見たらどうしても海に入りたくなってしまった。そして、そのまま海に入ることに決めた。(いつでも海に入れるようにバイクのメットインにサラサと水着をストックしている)



ここでも偶然友達に会って、写真を撮ってくれた。(笑)
波が割れている沖へ向かう。少しづつ日が傾き始め、空の色が刻々と変わっていくのを楽しみながらパドルを漕ぎはじめた。

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