True Feeling in Ireland #15

ついにバイトが決まった!

Contributed by Hasebe

Trip / dec.16.2019

大学生のハセベさんが留学で過ごしたアイルランドの日々を記録した連載「True Feeling in Ireland」。あらゆることになぜを問いかけ、好奇心旺盛に活動する彼女が海外生活の中で、感じ、考えたことを日記形式で綴っていきます。

#15

家に帰るまでのバスの中が暇だから日記を書こう。

いつもはなんとなく聞いていた他人のプレゼン。自分のプレゼンスキルが低すぎることをそろそろ反省し、他人のプレゼンから気づいたこと、面白いプレゼンをとにかくメモしてみた。結果いい収穫あり。これは使える。

紆余曲折ありつつも、なんとかアルバイト先が決定。この2〜3週間集中的にジョブハンティングをしていて気づいたことは、直接突撃することの大切さ。ついに今週から電話攻撃に移行。とりあえず家の近くのショッピングセンターからスタート。舐められないように、予め何を言うか考えておいて、電話。相手の顔が見えないから、余計コミュニケーションが難しい。チェーンのアジア料理、アメリカンダイナー、サンドウィッチメインのカフェなど数軒に電話してみたら、どこも「とりあえずCV持ってきて」という返し。帰り道にばらまくかと思いながら、スターバックスにも電話をかけた。そしたらまさかのその日に面接の流れに。日本のスターバックスでも働いていたことを伝えたら、それを好意的に捉えてもらえたらしい。「Thank god, Starbucks!」スターバックスが世界中に広がっている恩恵を初めて受けた瞬間だった。

そのまま、面接をしに店舗に向かうと、国籍もバラバラで、ピアスもタトゥーも髪色も自由すぎる店員たちが迎えてくれた。「面接に来ました」と伝えると、ニッコリして店長を呼んできてくれた。そしたら店長もアイリッシュじゃなさそうで、ちゃんと自分が言っていることについてきているか、わたしに確認しながら話を進めてくれた。優しい。多様性がすごい。

それで、とりあえずスキルチェックして、大丈夫そうならそのまま働くことになった。アイルランドに来てまで、スターバックスで働くとは思ってなくて、正直「ゆったりコーヒー入れながらのんびり話せるカフェとかがいいなあ」と思っていた。でもそんなところからは返事すらなくてうんざりしていたところにスターバックスが降ってきたから、もうそれはしがみつくしかない。こんなにアルバイトを探すのに試行錯誤が必要だとは思わず、まあいいトライだったと仕事が見つかってから思えた。





週末、ジャパソで仲良くなった友達とDun Laoghaireに行った。なぜそこにいく経緯になったかまったく覚えていないけれど、彼女は私が日本とアイルランドで勉強していることにかなり興味を持ってくれて、灯台にいく道、私はひたすらルブタンの赤いソールの法律問題について説明していた。彼女の母親が日本人なので、日本語も少し喋れるし、なんといっても日本の文化についての理解が深いから、会話がだいぶ進みやすかった。日本の当たり前が、当然海外では当たり前ではなくて、そうすると1つ1つ説明する必要があるし、こんな語学力だと説明したところでちゃんと理解してもらえたかも怪しいところがある。だけど、少しでも日本の当たり前を知ってくれてるってことは、仮に彼女にとって親しみない情報が入ってきても、他の全く日本について知らない人に比べて、理解するのも早い。日本にいれば誰もがどこでもドアが欲しいって感覚がわかるし、白いご飯の上に赤い梅が乗ってるのが弁当の代表格ってことも。そんな説明するに足りない小さなことでも、海外じゃ当たり前じゃない。反対に考えると、国ごとにそういう当たり前があって、その中に日本人が無知で入っていくのって難しいんだろうなと感じた。





アイルランドではドリップコーヒーを飲むのが一般的じゃない。アイルランドだけじゃないのかもしれないけど、ブラックで飲みたい人はアメリカーノを頼む。私は、完全にドリップコーヒー派なので、ちょっとこだわりのあるカフェに行かないとドリップが飲めなくないから、そういうカフェに行った時はすかさずドリップを頼むようになった。

アーカイブはこちら。

Tag

Writer