
Own Beautiful Adventure in AUS #7
トトロの森?
Contributed by Nachos
Trip / 2020.05.12
#7

車通りの少ない道路の真ん中にポツンと立って、周りを見渡してみたらこの町にある端っこのお店とその反対にある端っこのお店が同時に見えた。newryberは、そんな小さな町。その距離感の中に素敵なお店がぎゅーっと凝縮している。
「それじゃ、行こうか」
車から外に出ると、なんとなくそれぞれみんなが単独行動をはじめた。小さな町だからきっとどこにいてもすぐ居場所がわかりそうだけど。

なんだかどこか懐かしい感じのする雰囲気。自分でもわからないけれど、いつも歩いているペースより少しゆっくり歩いている気がする。ポカポカ陽気がそうさせているのかな?
ふとお店の横の壁を見たら虹がかかっていた。その隣の庭には小さな子が楽しそうに遊んでいる。

エントランスに可愛らしい雑貨がたくさん並んでいるお店を見つたので中に入ってみると、店員さんとお客さんらしき人が立ち話をしているところだった。私に気づくと2人とも「ハーイ」と笑顔で挨拶をしてくれた。
クリスマスが近いこともあり、クリスマスの飾りもたくさん売られていた。コアラ達もサンタ姿にドレスアップ。やっぱりここはオーストラリアなんだなぁと再確認した。

なんてキュートな姿。思わず触ってみたら想像以上にトゲトゲしててびっくりしたけど(笑)
この小さな町を満喫した後は夕方になるまでのんびりと過ごすことにした。
ここでも自由行動。

辺りを少しウロウロ歩いていたら、天気もいいしなんだか芝生の上で寝転びたくなり、思わず芝生にダイブ! ゴロンと横になり空を見上げる。

太陽の光が眩しすぎて思わず目を細め、持っていた帽子を顔にかぶせた。帽子の下から隣を見ると友達も一緒に芝生の上に寝転んでいる。「他の子が戻ってくるまでちょっとお昼寝しよ〜」なんて言いながらここでもお互いに自分の時間を楽しむ。
「そろそろ帰るよ〜」
少し夢の中へとトリップしていた私たちは現実へと呼び戻される。…私達は現実でも、素敵なトリップの途中にいるんだけど。
そして私たちを乗せた車は走り出した。
だんだんいつも通っている見慣れた景色がみえてきた。もうすぐお家だ。
「わぁ!」
友達がびっくりした声をあげた。反対側の景色を見ていた私は、すぐさま指を刺す方向に目を向ける。
「わぁ…」

そこにはまるでトトロが出てきそうな森の道。車を道の脇に停め、森の中へ歩き出す。
おとぎ話の世界に迷い込んでしまったかのような緑のトンネルの中を1人、奥へと歩いていく。時折優しく吹く風が木を揺らし、隙間から太陽の光がキラキラと入り込んできて、とても心地良い空気に包まれていた。
大きな深呼吸をしてからみんなが待っている車へと戻る。
夜は私たちがステイしているairbnbのお家の庭でBBQをする予定になっていたから、帰って早速みんなで今宵の宴の準備にとりかかった。

友達お手製のケイジャンチキンとケイジャンポーク。ホントすっごく美味しくてびっくりしちゃった! これはお酒も進んでしまう訳だ。

途中何人かの姿が見えないなぁと思っていたら、隣に住むairbnbのオーナーとすっかり仲良くなり、お家の中までお邪魔して赤ワインのお土産ももらって帰ってきた(笑)
そのワインでまたまた乾杯! 楽しい夜はまた更けていく。
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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。












































































