Greenfields I'm in love #5

ナタリーとの日々 その1

Contributed by Aya Ueno

Trip / may.15.2020

直感を信じ、ドキドキするものに向かって走り続ける神戸出身の大学生、Aya Uenoさんの連載「Greenfields I'm in love」。自分探しも兼ねたロンドンでの留学生活で、自分の目で見て、肌で感じたありのままの日々の記録をお届けします。

#5

私のクラスの担任は、教育熱心で優しいJames先生だった。
クラスのメンバーは、マイペースでたまにしか来ないトルコ人、いつも携帯が鳴り止まない陽気な弁護士のトルコ人、毎日時間ぴったりに来る優しいトルコ人、超美人で優しい韓国人2人、これまた超美人のブラジル人2人(この2人は年齢が2つ違いだけど、叔母と姪という関係。すごく仲が良くてまるで姉妹のよう!)、可愛い息子のいる優しいサウジアラビア人、ジャーナリストでなぜか絶対15分遅れてくる(そして毎回言い訳をする)、超自由人だけどいつもネイルが綺麗で、なんだかんだ優しいナイジェリア人、優しくてサッカーが大好きな、唯一の日本人女性1人だ。

毎月一回クラス替えがあるのだけど、私はたまたま2ヶ月間Jamesにお世話になった。授業ではみんな本当によく話す。常に喋っていないと逆に浮いてしまうくらい。最初は恥ずかしかったけど、フレンドリーなみんなのおかげで、あっという間に仲良くなれた。

毎日朝ごはんと一緒にサンドイッチを作って、満員電車に揺られながら学校へいくと、みんながいる。この生活が楽しくて、もっともっと上手に話したいと思った。
悩みといえば、私はRとLの発音の違いがわからず、何回も何回も教えてもらっていること。けど、やっぱり分からない…。


フィラデルフィアのクリームチーズとバナナのサンドイッチ。

学校へ行って、放課後は毎日のようにルームメイトのナタリーとおでかけして、夜ごはんの時間まで(ぴったり7時に、ホストファザーのヤンの掛け声で夜ごはんがはじまる)に帰ってくるのが日課になった。初めて女兄弟ができた気分。ナタリーはすごくマメで、いつもノートになにか書き込んでいて、そこには行きたい場所やお店のリストが山のようにメモされている。帰ってしまう前に、できるだけそのリストをクリアしたい!

学校から歩いて5分くらいのところに、FOYLESという大きな本屋さんがある。ここは、私とナタリーのお気に入りスポット。100年以上の歴史があるここは、吹き抜けで解放感がある居心地の良いビルで、6階くらいまである(因みに上の階にはお洒落なカフェがあって、友達によるとスコーンが美味しいらしい)ジャンルに分かれていて、どんな本だって置いてある。


ナタリーは買いたい本がいっぱいあった。


買いたい本、見つけた!

家に帰ってもナタリーと共に時間を過ごす。夜ごはんを食べた後は徒歩5分のところにある小さい売店でアイスを買い、映画を一緒に観るのが私たちの定番。


お気に入りのアイス

コンビニで見つけたこのアイスは本当にお気に入りで、大好きなんだけど他のどのスーパーでもなかなか見つけられなかった。夜道が怖くて、ずっとナタリーと腕を組んで歩いているのだけど、彼女がメキシコに帰ったらどうやってこのアイスを買いに行こう。



大好きなCall me by your name。邦題は直訳の「君の名前で僕を呼んで」だ。映画の淡々とした雰囲気も、北イタリアの温かい雰囲気も(すごく行ってみたくなる) 、主演のティモシー・シャラメも、その相手役のアーミー・ハマーも本当にかっこいいし、彼らのファッションも、全部がタイプだった。FOYLESでこの本があったから、ナタリーが帰国する時、プレゼントしようと決めた。



これはFOYLESナタリーが見つけたconfessions game。(言ったでしょう、なんでもあるって!)
confessionとは、告白という意味。
箱の中には、サイコロとカードが入っている。カードは色に分かれて 夢とか、恋愛とか人間関係とか、お題に合わせた質問が書いてあって、サイコロには目じゃなくてそのテーマの絵が書いてある。サイコロを振ったら、その絵のカードを一枚取って、お題に出された質問を相手に告白しないといけない。なかなか際どい質問もあって、このゲームは何回も何回もしたから、ナタリーは私のことをなんでも知っている(笑)

私は初対面の人だと人見知りになってしまうことがよくあるけど、ロンドンにきてなぜか、以前よりオープンな自分がいる。ロンドンに来て間もないし、イギリス人の友達は1人も出来ていないけど、ここに住んでいる人自体様々な人種で溢れかえっていて、街全体が国際色豊かだってことがわかってきた。人は人、色んな人がいていいんだ! というような雰囲気がとっても心地いい。色んな言語の話せる国の人があつまって、色んな文化が詰まった場所。私はすでに、日に日この街が好きになっている!

つづく


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