Mamma mia! #66

褒められ期、到来

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2021.07.13

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。今週は、出かける先出かける先で、お褒めの言葉を頂くことが多かったので、無条件で気分よく過ごせた1週間。

#66

いつもより2本早い電車で学校へ向かった木曜日は、ミラノについてからたっぷり時間があった。
ということで、バールでちょっぴり仕事をすることに。
そう言えば!と思い出したバールは、ロックダウン前にもたまーに行っていたBIJOU CAFÈ。
燦々と照りつける太陽の木漏れ日が店内に差し込んでくる、そんな心地よい空間なのだ。


鮮やかなエメラルドグリーンの壁と、そこで働くダンディーな男性2人のコントラストがとってもチャーミング。

店内に入ると、店員のダンディーなおじさまも覚えていてくれたみたいで、色々話しかけてくれた。
こういう瞬間って何だかうれしい。
そして、お会計の時に一言「イタリア語上手になったね」なんて言ってくれた。
彼の頭の中にある、外国人女性に対して使うテンプレートに違いないけど、褒められるとやっぱり嬉しいもので、お釣りの
「50セントは取っておいて!」と、気前の良さを見せつけて店を出た。

そして翌日。
ショーウインドゥのワンピースに一目惚れして、フラっと立ち寄ったセレクトショップ。
店員さんと色々話していたら、
「あなたがイタリア語を話せる方でよかったわ」
と、そこでもお褒めの言葉を頂いた。




日本食レストラン、Sosushiのお鮨5点盛り。シェフがオススメのネタを握ってくれた。

さらにその夜は、イタリア人が経営する日本食レストランへ。
友人のフランチェスコが
「シェフが日本人でとっても美味しいお鮨屋さんがあるよ」
と教えてくれたんだけど、私が住むエリア(ミラノから離れた田舎なので)に本当に日本人のシェフがいるのかな!?と正直半信半疑だった。そんな疑いを持ちながら行ってみたところ、本当に日本人のシェフがいたのだ。
しかも私が食べたことのあるミラノのお鮨屋さんに比べてはるかに素材も腕もいい!!そう、驚くぐらい美味しかったのだ。
鯛と炙りサーモンを食べた時なんて、「あっ、これこれ!」となんだか日本を思い出して、思わず顔がほころんでしまった(笑)。
それからというもの、ここが行きつけになりつつある。
そんな日本食レストランなんだけど、食事が終わってお会計の時にイタリア人のスタッフに
「あなたのイタリア語、とってもいいわよ」なんて言われたのだ。

嬉しいことに初対面の人になぜかイタリア語を褒められることが多かった2日間。
短かったけど「褒められ期」というやつが訪れたみたい(笑)。

さて、今週はというと、集中豪雨にあった。


教室の窓から。写真では伝わりにくいけど、雷と大雨で外に出れないくらいの状態だった。

外を歩けないぐらいの豪雨だったので、雨が弱まったのを見計らってクラスメイトと駅まで向かったんだけど、結局、駅にたどり着く前に豪雨の襲撃にあい、先日買ったばかりの靴もお気に入りの洋服もびしょびしょに。そして、全く止む気配がなかったので、雨宿りをしていた隣にあるレトロなバールへ逃げ込んでアペすることに。


日本でいう喫茶店のような雰囲気のバールで、大量のおつまみが出てきた。


大雨が止んだ後の帰りの電車。雨宿りをしていたので帰りがすっかり遅くなってしまった。


毎週金曜(特に夏)の授業は、みんなヴァカンスへ出かけているのか、生徒が揃わないので映画を見ることになっている。


太陽の日差しが眩しすぎた日。

では、また来週。
おやすみなさい。



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