日常というもの

To Me, Somewhere in the World #136

日常というもの

Contributed by Yoko

Trip / 2024.07.03

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#136


7日を超える旅はしばし休憩中。そんな休憩期間には、ちょっと近い周りや少し遠い周りを散策してみたり、暮らしをしてみたり。友人たちとごはんを食べたり。


夏!そうめん。


スーパーと家を往復する回数が増えると、ほどほどにちゃんと生きている感じがする。いつも買うものがどこにあるかわかるお店で、買い物袋いっぱいに詰めた食べ物を持ち帰る。食材を料理にする。少し作り置きをする。食べる。寝る。また作る。繰り返す。繰り返すからこそ日々が過ぎていく。過ぎていくのはいいのだけれど、あっという間に今年も半年が過ぎた。その速さは勘弁してほしい。




カレー。ランチ。


街を歩き、ごはんを食べる。そして人に出会う。顔馴染みに。そんな距離感を心地良いと思えるか思えないかはその人次第、というか気分次第。その日はちょうど良い嬉しさだった。少なくとも自分にとっては。長野の距離感。都会より近く、田舎より遠い。知り合いと他人の境界があいまい。知り合いと友人の境界も。


夏に飲みたいコーヒー。


相変わらず、自転車に乗るよりも歩くことが多いが、何せ最近は雨が多い。雨でじめっとしつつ、暖かくなる日が続いているので、帰宅早々にエアコンを入れる日が増えた。真夏日が増える日々はもうすぐ。長野も北海道もそうだが、冬がぐっと寒い地域だって、最近の夏はドンと暑いのだ。


ラクサ。


その前に、少しアジアをぶらりとする予定。きっと心底暑いのだろう。今から友人と戦々恐々。は、言い過ぎ。まあ、辛いものと冷たいものを食べて、日本にない景色を見て、空気を吸って、息をして来るつもりだ。つまり、もうすぐ次の旅が始まる。



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Writer

  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。