Mamma mia! #153
私、疲れていたみたい
Contributed by Aco Hirai
Trip / 2023.04.04
3日間の東京タワーアートフェアが終わり、疲労はMAXだったけど、達成感はそれ以上だった。
翌日、イタリアへ戻る前に実家のある小豆島へ寄り道する予定を立ててあったので、東京を離れ新幹線と電車を乗り継ぎ、小豆島行きのフェリーが出ている高松港へ向かった。
スカッと晴れた空に映えるのは港にそびえ立つ2本のオブジェ、Liminal Air。カラフルな柱の一部が鏡面になっていて、周囲の情景を映し出してくれるんだとか。
港に着くと船の出港3分前だった。
遠くから2個の大きなスーツケースと供に切符売り場へ向かっている私の姿を見つけてくれた船員さんが駆け寄ってきて、
「乗りますか? 時間がないので切符買ってきますよ」
と言ってくれた。急いで財布からお金を取り出し手渡すと、切符売り場までダッシュする若い船員さん。
流石に一人で大きなスーツケース2つを運びながらの長旅は大変。
おかげで出港時刻に間に合い、私も乗船できたのだ。
ありがとう、優しいお兄さん。
友人からの最高のギフト。フェリーの展望デッキで思わず空にかざしたくなった。背景の黄色は、イタリアをイメージして描いてくれたと聞いて、嬉しかった。私のお気に入り♡
無事にフェリーに乗船でき、小豆島へ到着した。
半年ぶりだから、そこまで懐かしさはないけど(笑)。
そして、たった数日の小豆島滞在なので、思う存分島時間を楽しむことにした。
小豆島で唯一の酒蔵が作るパン屋さんへ行ってみたり。
高校の同級生が営むお店でランチをしてみたり。
ミモザとオリーブの木に挟まれた小道を歩いてみたり。
満開のカワヅザクラを見に行ってみたり。
そして、帰国日の前日。
喉の調子が悪いのと、何だか全身がダルいと思ったら、まさかの高熱。
病院へ行ってみたものの、診断結果は、コロナでもインフルでもなく、ただの高熱。
このタイミングで疲れが出たようだ。
ということで、絶対に飛行機に乗れないことを察したので、フライトを変更。
ゆっくり身体を休めることに。
あ〜、熱って辛い。
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Aco Hirai
2004年オーストラリア移住、2005年帰国、2019年マルタ島留学、2020年イタリア移住。 海外で活躍する日本人を取材したImhereマガジンを不定期で発信しています。(インタビュイー募集中)