Life is a journey #11

Mentor

Contributed by Daijiro Inaba

Trip / 2021.03.29

メガバンク、コンサル会社、ベンチャー企業を経験した葉山在住のDaijiro34歳の「働く」を考える旅。仕事に悩んでいる人、就活している人に向けて、超オープンに、旅で出会ったHappyなことやモヤモヤすることをお届けします。

#11

花粉症がきつい!発症したのは社会人になってからだったな。
今回はメンターについて。
メンターとの出逢いや、メンターへの感謝について綴る。

葉山の海は本当にきれい

暖かくなってきた


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1.メンターのAさん
2.メンターのある人生とない人生

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1.メンターのAさん
Aさんとは「Yenta」というアプリで情報交換をして出逢った。
Aさんは超がつくほどの有名人で、まさか自分が個人的にその人の時間をもらえると思っていなかったので、実際にお目にかかるまでは半信半疑だった。
実際待ち合わせ場所に現れたその人はどう見ても本物で、端麗で、驚くほどに腰の低い人だった。

都心の朝日

その日から、3-6カ月に一度「話を聞いてほしい」とアポをいただき、対話の時間をもらっている。
いつも驚くのは、僕の話をすごくよく覚えてくれていること。
有名な経営者で、事業家で、思想家で、人脈もものすごいその人が、僕の数カ月前の話を覚えてくれている。それだけで、表現しきれないくらい、感動する。
葉山にも来てくれて、妻との時間も作ってくれた。
僕なんかになぜこんなにも時間をくれるのだろうかって疑問はずっと持ちながらそれは感謝で伝えていこう、と思っている。
Aさんと話すと、僕の中の霧が晴れる。言葉をくれる、というよりも、共感し、問いをくれる。
その時間だけで、以前の自分とは違う自分になれた気がする。

スカイツリーと朝日
 
Aさんは僕に対して
「出逢いになるかならないかって関係性のときに、その壁をぐっと押すことができる人」
「新しいことを自然と先に始めている人」
「周囲にパワーを与えられる人」
尊敬している人からこんな表現をされると、不思議と自分にはそうゆう力があるんだって思えてくる。そう思えてくるから、堂々と行動に移せる。

ある日の早朝に都心の某ホテルでモーニングをしながら、Aさんに「何を成し遂げたいとか、何を実現したいってことは見えてきたか」という問いをもらった時に人生が大きく変わったことをよく覚えている。
僕は、「家族とか親友とか、半径1メートルくらいにいる人を笑顔にできる存在でありたい!」と答えた。
Aさんは共感してくれつつも、もうひとつ問いをくれた。
 
「自分が何をして、何を成し遂げることが家族や親友を笑顔にするんだろう」

 
2.メンターのいる人生いない人生
メンターは『日本の人事部』によると、「師匠、信頼のおける助言者」 と定義されている。この定義に当てはまる先輩や友人は数知れない。年上にも同年代にも年下にもいる。
僕はメンターに囲まれて生きている。こんなに幸せなことはない。
ふと、メンターと思える人がいない人生を創造すると、ぞっとする。
「こんな新しいことを考えてみたんだけど、意見が欲しい」
「言葉にできていないんだけど、モヤモヤっとしていて、話をきいてほしい」
「悩んでいるから、相談に乗ってほしい」
こんな話ができなかったら、僕はどうなっていたんだろうか。

森戸はにぎわっている。

自分が正しいと解釈して生きていくようになるのだろうか。
悩みを抱えて解決できないままに生きていくのだろうか。
忘れることを良しとして、目の前にあることだけ取り組むのだろうか。
Little Daijiroと対話するネタがなくなってしまうんじゃなかろうか。

森戸神社から 山の奥の朝日を見上げる

メンターと出会って僕の人生は変わった。
直近メンターとの対話で出逢った金言を3つ綴って今回は終わりにしたいと思う。
 
「人に照らされる人生から、自ら輝くを望む人生を」
「Clubhouseで話聞いてるだけなんてもったいない。せっかく自分とゆっくり対話できる時間なのに」
「らしくていいじゃん」

お月見スカイツリー 
メンターが旅のお供をしてくれるのは本当に幸せなこと。心からの感謝をささげます。

Life is a journey!



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