天気も気分も良い – マドリード

To Me, Somewhere in the World #84

天気も気分も良い – マドリード

Contributed by Yoko

Trip / 2023.06.28

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。日本国内の旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#84


スペイン・バルセロナからイギリス・ロンドンへ、ロンドンからマドリードへ。


おしゃれホテル。



一等地にユニクロ。


マドリードに戻ってきたら、相変わらず天気が良かった。マドリードはバルセロナに比べてより都会だと聞いていたが、確かに大通りに大きなビルたち。なるほど確かに立派な首都がそこにあった。そんな都会の一等地にユニクロがあってびっくりする。しかもクラシックな一棟のビル。


信号機に目がいく。


マドリードの主な観光地は歩いていける距離。バルセロナよりも街の中をよく歩いた。天気の良い日に。プラド美術館に行く道中、信号機の「人」が一人ではなく二人である確率がそこそこ高いことに気づき、面白かった。ただ二人になっただけで、何とも楽しそうなピクトグラムに変化することが。三人以上は見かけなかったのだけれど、探したらあったのかな。


プラド美術館へ。



老舗のホットチョコレート&チュロス(激甘)。



マヨール広場。


広い広い美術館を見終えたら、引き続き街歩き。甘いチョコレート&チュロスが想像以上に甘くて絶句したり、ショップで試食したチョコが美味しかったり、何気なく立ち寄った広場が美しかったり、有名な市場(サン・ミゲル市場)に思ったより活気があったり。そんな一つひとつの発見は、知らない街だと途端にアクティビティになる。ただ街を歩くだけで面白い、ヨーロッパ。


王宮。



内部へ。


さらに歩いて立ち寄った王宮では、中の素晴らしさには言わずもがな、出口から出たあとの人並びの多さには本当に心底驚いた。我々が入る時はスムーズに入れたのだけれど、出る時にはエントランスに行列ができている……というシーンがこの旅ではとても多かったのだが、最たる瞬間はこの時だった。思わず動画を回してしまうくらいには、驚くほどの大行列ができていて。本当に人生はタイミングだなと瞬間の連続に感謝した。


帰国前にバルセロナへ。新幹線のような特急にて。


普段暮らす街が晴れていてもそれほど何も思わないが、旅先の晴れはやはり嬉しい。健康的に歩いて、空気に触れて、今回は一緒に旅する人がいるので感動も都度共有できる。長いようで短い旅の時間。振り返ると楽しい日々は、思い出になると体感が「一瞬」なんだよな。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。