夢の街に向かってゆく!!

GET BACK YOUR "RAW" ! #5

夢の街に向かってゆく!!

Contributed by ERI

Trip / 2020.09.10

モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさをアートを通してメッセージし続けているアーティストERIの連載GET BACK YOUR "RAW" ! アートにルールは無い。その壁をこえてゆけ! アーティストERIとしての生き方探しの記録 in ロサンゼルス。

#5

こんにちは!
#5も覗いてくださってありがとうございます!
やっと現地LA編のスタートです。前置きに長々と付き合ってもらってありがとうございます。そう、役者は揃った! ここからのERIはエンジン全開、フルパワーで行きますので、よろしくお願いいたします!!!!
YAYY!



いよいよ役者が揃った旅に向けて、私は形から入ろうと髪型をゴリゴリのウルフカットにした。高校生ぶりのハイライトもがっつり入れた。
見た目も心も強くなって外に出たかったのだ。
今考えると、なんてダサいんだ。
最高にダサくて最高に弱い。けど自分らしい。

2020年2月11日 
天気 晴 
気温 寒い
時間 午後2時
場所 羽田空港
気分 少し高揚 眠気

飛行機を待っている時間の記憶はほとんどない。
多分「無」だった。
なにも考えていないし、なにも感じていない状態。
ただただ時間が過ぎるのを待っていた。

観光だけど、いつもの旅とは違う感覚。
未来に期待している自分と、期待しすぎてはいけないと抑える自分。
2つの感情が溢れ出すぎないよう、脳が勝手にスリープモードに入っていたみたい。

チェックインを終わらせて、用もないけどトイレに行って、
別に喉は乾いていないけどコーヒーを買って。

こうしてあっという間にフライト時間の午後4時になった。

ダイレクト便だったので、たったの10時間でLAX空港についてしまうスケジュール。
いつもなら、安いLCCの飛行機で乗り継ぎに乗り継ぎを重ねたコストを抑えた旅ばかりだったが、今回は安くてダイレクト便というラッキーな旅。
しかも羽田発。ついてるねえ。

ー10時間後ー

遅延もなく無事にLAX空港に到着。

飛行機の中では爆睡していました。
緊張感どこ行った?
私の中で飛行機=寝るもの。
という方程式が完成しているみたい。
どこでも寝られるんです。ロシアの空港の大理石の上でもぐっすりだったくらい。

ドキドキしながら進む免税エリア。
入国審査まではあと少し。
見たことのあるお菓子や商品がたくさん並んでいる。
日本の生活はアメリカの製品で溢れているんだなと再確認。

入国審査のエリアに到着。
早めに来たつもりだけど、結構並んでるなあ。
空港のフリーWi-FiにつないでSNSチェックしながら時間が経つのを待っていたら、
ついに来た私の番。

さくっと終わるだろう!
と思っていたが、とてつもない質問責めだった。
「何日滞在?」
「泊まるところは?」
「出身は?」
「職業は?」
「年収は?」
「貯金はあるのか?」
「友達とはどう知り合った?」
「彼氏は?」
ちょっと待って、最後の方あまりにもパーソナルすぎないか??
これが普通なんだろう、と無理やり納得した。

まあこれで入国できるならいいや。

無事スタンプをもらって、入国。
前回登場したKとは後から合流なので、とりあえず一人でお散歩タイム。
この時間にLAに住む日本人の友達と会う約束をしていた。

待ち合わせ場所に行くにはには、ダウンタウンに行かなくては!!
あれ、「出口どこ?」
ってか「ここどこ?」
空港内から出られない……。
これは………もしかして………!

「迷子」だ!!!!!!!

次回!ERI、初めてLAを歩く!

デュエルスタンバイ!!!!!!



誕生日に親友からもらったスニーカーを履いて飛行機に乗った。


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