Life is a journey #8

酒場

Contributed by Daijiro Inaba

Trip / 2021.01.18

メガバンク、コンサル会社、ベンチャー企業を経験した葉山在住のDaijiro34歳の「働く」を考える旅。仕事に悩んでいる人、就活している人に向けて、超オープンに、旅で出会ったHappyなことやモヤモヤすることをお届けします。

#8

葉山に移住して1年が過ぎました。


我が家のHam&Bacon。


たくさんの出逢いがあって、世の中もたくさんのことがあって、2020年は今後人生を語るうえでも最も濃い1年間だったように今は思っている。
そんな1年間を過ごせたことに感謝。


葉山 夕陽の道、鳥居と灯台。葉山の夕陽は何度見ても、心をガシっとつかまれる。


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#8『酒場』
2020年は本当にメモリアルな1年間でした。
2021年最初のコラムでは、2020年私にとって最もエキサイティングで、感動的で、支えになった「酒場」についての想いを綴ります。

1-好きな酒場
2-大二郎酒場
3-解雇 第2章の始まり
4-大二郎酒場で起きていること
5-大二郎酒場への想い



1-好きな酒場
皆さんはどんな酒場が好きですか?
おしゃれなバル、王道チェーン店、地域の知る人ぞ知るお店、いろんな酒場がありますよね。
求めるものをひとつあげろって言われたら、何ですか?
美味しいごはん? 美味しいお酒? 眺望の良さ? お気に入りの内装? 店主が気さくなお店?

私は、その空間に集まっている人が「素敵だな」と思える酒場が好きです。
私がかっこいい! と思う人の居場所になっているようなお店が好きなんですね。
私がかっこいいと思う人は、何か自身にミッションを持っている人が多いです。「自分の人生を生きている人」とか「マイノリティな人」って感じでしょうか。
私にとっての「素敵な人」は、酒場を居場所にすることで、孤独から解放されている気がするんですよね。

あと、店主との共通点があると、より、好きです。
例えば、ある学校の出身者が店主をやっていて、そこのOBOGがたくさん集まっているお店とか。
何か共通点が一個あると会話がしやすいですし、すぐにお互いが仲間と認識できるから、出逢いが多くて、そんなお店が好きです。


今はなき伝説の酒場「Alphabet Soup」にて、仲間と。


有楽町「日の基」も大好きです。

2-大二郎酒場
週末には出逢いや会話を楽しみに酒場へ出向く日々でしたが、2020年4月7日に緊急事態宣言が出てから、出逢いを楽しむ酒場に出向くことがままならなくなりました。
酒場の楽しみがなくなってしまった中、一人で思考する時間が増え、ふと、旧友の言葉を思い出しました。
「お前は飲食店経営に向いてるから、絶対やったほうがいい」
周囲に何名か飲食店を経営されている人たちへの強烈なリスペクトがあったので、正直あまり本気にとらえていなかったけど、この時この瞬間、旧友の言葉に背中を押されたことをよく覚えています。

そんなこんなあり、2020年5月8日「大二郎酒場」というオンライン酒場をオープンしました。


お気に入りの酒場ロゴ。製作はMo-green社 井平氏。

自分のエゴが表に出すぎている気がして、最初は自分の名前を使用することにためらっていたのですが、当時勤めていた会社の代表から「自分が楽しめるかどうか、それを楽しみ続けられるかどうかがこの企画継続の一番のポイントだ」との助言をいただいたことや、社員の方から、「せっかく自分の企画なんだから、堂々と自分の名前でやってみたら?」と声をかけていただいたこともあり、自らの名前を冠にしました。
あと、どんな素敵な人に集まってもらいたいか考えた時に、社会人になってからずっと僕の中でテーマになっている「教育」を軸にして、学校の先生や企業の人事担当を中心に、教育を語る仲間を募集したところ、300人弱の人がグループに登録してくれました。
正直こんなに集まると思ってなかったし、コロナをきっかけにたくさんの人と出逢えたし、たくさんの可能性を感じた瞬間だったんだけど、ここでこのコラムではお馴染みの出来事が起きます。

3-解雇 第2章の始まり
僕の2020年最大の事件、解雇です。
2020年8月に解雇通告所が届き、いくつかの変化を余儀なくされました。
・Zoomアカウントが使用できなくなる
・オンライン会議ツールが使用できなくなる
・店主が「教育系ベンチャー企業の人」ではなくなる
などなど

しばらくは酒場のメンバーに動揺している自分を悟られまい...。という気持ちと、今後解雇について自分がどう対処していくべきか各所に相談していたこともあったので、酒場はオープンしつつも、自らの状況を晒すことができずに苦しい日々でした。

何より、ここを居場所としてくれた人たちにどう伝えようか、静かに続けようか、もしくはこれで終わりにすべきか、悩みに悩みました...。

でも既に私にとってはかけがえのない居場所で、私が"素敵"と思っている仲間もそこを居場所と言ってくれていたことから、どうにか継続したいと考え、一大決心をしたのが8月末頃。
「解雇を受け入れたこと」、「酒場のコミュニティを有償にしたいと考えていること」、「教育系ベンチャーのものではなく、独立系のコミュニティにすること」などを酒場のメンバーに伝えました。

そうしたら、みんなからはこんな声がありました
「だーから最近元気なかったのかー!」
「解雇かー面白いね!」
「相当な覚悟が伝わるよ。もちろんOK!」
などなど、、、
(もちろんですが、厳しいお言葉やフィードバックもいただきました)

会社が解雇され、それまでお世話になっていた多くの人と会えなくなって、社会で孤独になった気がして苦しかったけれど、みんなに支えられて、「大二郎酒場」はコンセプトを進化させて、第2章を歩みだすことに決まりました。



===酒場のコンセプト===
『教育ってかっこいい! を発信するオンライン酒場』

◼︎大二郎酒場は2020年5月8日に「教育を語るオンライン酒場」として誕生しましたが、2020年8月から「教育ってかっこいい! を発信するオンライン酒場」に進化しました。
■大二郎酒場のお金3原則
1.『永続的コミュニティのためのお金』
酒場が「教育ってかっこいい」を発信していけるコミュニティとして、永続的に進化していけることを理想としています。そのため、誰かに依存するではない、皆で負担しあう月額制度にしました。コミュニティへの関心が低い人との線引きの意味合いもあります。
2.『酒場のお金』
集まったお金は「酒場のお金」です。よって、酒場運営に関わる費用以外に使用されることはありません。例えば、店主の個人的な活動に使用されることは一切ありません。
3.『余剰は全プール』
余った分は翌月へプールし、きたる発信の日に使用します。

4-大二郎酒場でおきていること
酒場では私が何かを企画している、というよりも、酒場に集まる素敵な人たちが企画を持ち込んでみんなで楽しんでいます。
一部のタイトルをご紹介!


「社会の悩みは社会人に聞こう」を掲げて、大勢の社会人たちが悩める学生の壁打ち相手に。


酒場の常連Y氏に「一日店主」を務めてもらい大盛り上がり。

サッカー界の現役レジェンドであり経営者であり、酒場のアイドル的存在、橋本さんに夢中になった夜。


LUKE magazine(Mo-green社)に取り上げていただいたリアル×オンライン企画。
オンラインで出逢った仲間たちと初めてリアルで会えて、芸能人に会えたような感覚になった。


5-大二郎酒場への想い
コロナによって始まったコミュニティ「大二郎酒場」には毎週飲んでいても飽きない、素敵なタレントが溢れています。私はよく00:00前に寝落ちしてしまうのですが、毎週のように3:00頃まで店は開いているようです(笑)

タレントたちとの関わりで学ばせてもらった一番のことは、僕は「居場所を作ること」にものすごい喜びを感じるってこと。
僕は幼少期から今まで、いつだって信頼できる仲間との時間の優先度を高くしてきたし、それが自分にとってエキサイティングで、幸せだと感じて生きてきて、その場を守り続けることに魂を燃やしてきた気がする。
何より喜びを感じる瞬間は、仲間の輪に外から飛び込んでくれた人(アウェイだと感じている人)が、いつからかその場を自分のホームとして、居場所として感じてくれた瞬間が、「生きていてよかった!」と思えるくらい最高に幸せだってずっと思って行動していた。それに、改めて、気づけた。

そもそもこのコミュニティを立ち上げたいと思った根源は、「社会では改革者が孤独になる」と当時すごく感じていたからである。自ら進んでマイノリティとなった人は、マジョリティから一線を引かれることが多々あり、その現場をたくさん見てきた。

だからこのコミュニティは、この輪に入りたいと思ってくれる人が参加してくれることは大歓迎するけど、「参加する人数を増やすこと」には一切こだわらない。
仲間にとって居心地が良い、時間があれば足を運びたくなる酒場(居場所)であることにこだわり続ける。

時代が変わっても、コロナがいくら拡大しようとも、常連が年老いていっても、この酒場は仲間の居場所としてあり続けたいと思います。
2021年も素敵な仲間たちの居場所であり続けられるように、仲間と進化を続けます。


大二郎酒場「学生NIGHT」時の仲間。みんな本当に素敵なんです。

2021年も大二郎酒場は進化を続けます! 活動に興味ある人はメッセージくださいね。
Life is a journey!


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