クーラーが効いた部屋に入る前のドキドキ

CIRCULATION #19

クーラーが効いた部屋に入る前のドキドキ

Contributed by ERI

Trip / 2022.05.13

「もしかしたら奄美大島の島んちゅたちは、世界が丸ごと見えているのでは?」とアーティストERIが特別なパワーを感じた奄美大島。彼女がナチュラルでいられるセカンドホーム・奄美をスタート地点に、世界中で暮らす人々の生活を詰め込んだ”CIRCULATION”。


#19

今日はゆっくり10時起床。

連日のサーフィンが効いてるのか、毎晩疲れ切ってぐっすり眠りに落ちる日々。

神奈川の夏よりも暑い奄美の夏。

汗をかくのが心地よい。

でも、そんな中クーラーがキンキンに効いてる部屋に飛び込む楽しみは、

どこでも同じみたい。



今日は海に入る前に、「きょらうみ工房」というパン屋さんで、朝ご飯を調達。

レストランも付いているのだが、

私はここの黒糖フレンチトーストが大好きなんだ。

ボリューム満点のフレンチトーストに、きょらうみ工房がその場で作っている黒糖を使用した、シロップをたーーーーーっくさんかける。

幸。


朝ごはんを済ませた後、サーフポイントに向かった。

昨日は波にことごとくやられて、悔しい思いをした。。

だから今日はやってやるんだ!!!!

サイズはハラムネ。

天気は相変わらずピーカン。

たくさんパドルして、沖まで出れた。

メンバーはダイチとユウタとマコ。

だいぶ賑やかメンバーだ。


波に一本乗ったら、グルーっと回ってまた沖に戻る。

その繰り返しを何回も何回も。。。

今日は昨日のリベンジをするために気合いが入っていた。

もう、どんな波でもバッチこーーーーい!

といった具合に、バッチリ楽しみました。


お昼はグリーンヒルで。

ヘトヘトの私は、クリームパスタを頼んでバクバク食べた。

運動後のご飯って、至福。


ご飯を食べたあと、少し手広でゆっくりして、

マコはまた海に入って行った。

私はなんだか疲れ切ってしまって、見学に。

といっても、もう時間も夕方。

サンセットを眺めながらいつものベンチでみんなと話す。


19時頃になってもまだ上がってこないマコ。

どうやら最後の波を待ち続けていたようだ。

コンディションがいいとは言えない今日の海。

それでも、奄美に来たからには海に入るんだ!

と、パッションを見せてくれたマコ選手。

この海や大自然の環境が身近にあると、当たり前になるんだなあ〜と

当たり前のことを実感した。

でも、街に住んでると忘れがちかなと。

だから奄美に来るたびに感動している。

奄美の人たちは、毎日当たり前にある自然に、感謝している。

自分たちの生まれ育った環境は、特別で最高なところだと考えている人が多いように感じる。

素敵なことだ。

島ならではの悩みも聞くけれど、

島を出る人の話も聞くけれど、

地元の人も、移住の人も、

島に戻ってきたり、移住を始めたり。

呼ばれないと来られない不思議な島だ。


と、またクセで話が脱線してしまいましたが。。

結局マコは真っ暗になるまで粘り続けて、

ローカルの子と一緒に、やばい暗いやばい! といいながら無事に戻ってきた。

今日もいい日だった。






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