
Own Beautiful Adventure in AUS #19
サーフサーフ!
Contributed by Nachos
Trip / 2020.08.18
#19
「5時くらいに着くよ」
「オッケー」
夜明け前の薄暗い時間に友達と海に行くことになっていたので、みんなを起こさないように準備をしてそっと玄関のドアを開けて外へ出た。
道路に停まっている白いバンに乗り込む。
「おはよー! どこいく?」
「波ありそうだしバイロンまで行こうか」
「うん、レッツゴーサーフ!」
「テンション高めだけれど寝ぼけ気味」という状態のまま
ゴールドコーストからバイロンまで向かう。
だんだん太陽がのぼり始め、空が明るくなってくる。
バイロンに着いて、波チェックで悩んだもののの、人が少ないワテゴスで入ることにした。

ちょっとアウトが遠いけれどフィンレスボードをするには楽しそう!
あのアウトからゆっくり割れる波をロングライドできたらな。
車をパーキングして着替える。

お気に入りの88surfboard(友達のなんだけどね)。
フィンレスの世界を教えてもらった。
「波に合わせてボードを変えると波乗りがもっともっと楽しくなるんだ!」と気付き、数年前から様々なボードに乗るようになった。
海の中ではバイロンに住む友達も何人か合流。
フィンレスボード初心者だから、慣れるのに少し戸惑ったりして、何回もパーリングしちゃったけれど最後には少し乗れるようになった。
みんなから「Go! Nachoー!!」って言ってもらったりして、満足気に海から上がる。
(きっとみんなは少し物足りない波だったと思うけど)
「お腹減ったねーどうするー?」
「まだお昼には時間が早いよね〜、っていうかまだ朝ごはんの時間じゃない?」
なんてグダグダ話をしてると、友達がノーチョイスだったグリーンマウントの波がいいらしいって情報をゲットしてきた。みんな盛り上がり、バイロンからゴールドコーストにトンボ帰りすることに。(笑)

途中でカフェラテだけ買って海へと急ぐ。
波がいいって聞きつけた時の、みんなの行動の早さったら笑っちゃうよ。
いつもはスローライフ送ってるのにね…最高!

海に着くと形の良さそうな小振りの波が割れていた。みんなテンションが上がって、すぐさま着替える。
サイズが大きく波がいいと上手なショートボーダーがたくさん集まってくるこのポイントも、今日は少し長めのボードでクルージングしているサーファーの姿がたくさん見えた。
私も今日はスポンジボードで太陽の光もジリジリ暑いしビキニサーフ!

ちょっと水が冷たかったけどみんなで「波いいねー!」なんて言いながらニコニコサーフィン。
お腹がぐーぐー言ってても気にしない。(笑)
スタイリッシュに波を乗りこなす友達に刺激を受けて私もチャレンジ!
ハッピーシェアでみんなで一つの波に乗ったり、誰かが波に乗るとヒューヒュー言ったり。みんな笑ってサーフィンしてたら、気が付いたら3時間以上海に入ってた。
そりゃお腹も鳴るわけだよね。

遅めのお昼ご飯を食べ、ここでバイロン組の友達とはバイバイ。
「まだ波も良さそうだし少し休憩してからもう一回海に入ろうか〜」なんて友達と話をしながら海の横を通ったら、「やっぱり今すぐ海に入ろう」ってなって、また着替えだす私達。(笑)
さっきより少し混んでる気がしたけれど、ピースな雰囲気だったからせっかくだから写真も撮りたいと海から上がりカメラをセッティングしてまた海に入る。

「この女の子撮りたいな」って思っていた子は、入れ違いで海から上がっちゃったんだけど。

海の向こうに見えるビルも「ゴールドコーストだな〜」と思わせる景色。
この日は結局3ラウンド。(カメラを持って入ったのを合わせると4ラウンド!?)
今回の旅では、波や天気とのタイミングが笑っちゃうほど合わなくて思ったように波乗りも撮影もできなかったけど「全部この日のためだったんだ!」と思えるくらい「波乗りしたぞー!!」感を味わうことができた一日だった。ありがとう。

心地いい疲れに包まれて帰路に着く。
携帯の電源が無くて帰りの時間の連絡もできなかったから、みんなに心配かけたかなと思いながら。
「おー、ちょうどいい時に帰ってきたよ。連絡つかないけれどきっともうすぐ戻ってくるよねってみんなと話してたんだよ!」
ステイ先の家族のみんなが笑顔で「nachosおかえり〜」と迎えてくれて、みんなの暖かさに少し感動して思わず涙ぐんちゃった。
(いつもが荒んでいるわけではない、笑)
友達がご飯を作ってくれて待っていてくれていたので、慌ててシャワーを浴びてみんなが待っていてくれているダイニングへ。
みんな「そんな急がなくてもいいから」と笑って待っていてくれた。
ありがとう。
それでは、いっただきまーす!
あ、ご飯の後はデザートもあるって! やったー♡
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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。












































































