
Between the waves #18
全部がイヤになった時
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2022.02.14
#18
今週あった出来事に総テーマをつけるなら「楽しくなくなったら、1回辞めてみる」。
「最近サーフィンをしなかった日はいつだろう…」と考えると、遠い昔のように感じるほど毎日毎日サーフィンに明け暮れている。
今週もいい波が続き、体に刷り込まれた癖のように朝起きて5分後には海に向かう準備をしていた。

週前半は良いサーフィンが出来ていたものの、金曜日、土曜日頃になると体が疲れているのか何なのかまったく良い波に乗れない。
波が割れるいいスポットにいるのにタイミングが合わず乗れない、いつもなら簡単にテイクオフできるのにまた失敗。
まさに海との調和がまったく取れてなかった。


もちろんこんなサーフィンは楽しむことができず、モヤモヤしたまま海から上がる。
サーフィンだけではなく、感情にもブレが出てきて彼に当たったり、もう何もかもが上手く行かない週後半。
数ヶ月に1度は起こるこの現象。
何かひとつ上手くいかないと、負の連鎖から数日抜けられなくなる。
そんな時は今やっていることをすべて一旦辞めてみる。
心の底からサーフィンがしたいと思わない限り、もう同じ場所ではサーフィンしないことに今週は決めた。
考えていたことも、やらないといけないことも一時停止して、本当にまたやりたいと思えるまで待ってみる。
ルーティーンを持つことは良いことだが、逆に同じことに慣れすぎると脳は外からの刺激を欲しがる。
そして上手く行かない日は思いっきり自分の好きなことしかしない!
美味しいものを食べて、大好きな抹茶ラテを飲んで、マッサージに行って…。

いつも通り過ぎるお店、入ってみると素敵なオーガニックショップ。

そうすると、やさぐれた日が1日あってもいいんじゃないかと思えてきた。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。












































































